天狗岳めざすも中山峠と黒百合平まで / 稲子湯からピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 918m
- 下り
- 898m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:45
09:15 ミドリ池入口(標高約1570m)
11:00 しらびそ小屋(ミドリ池)着(標高約2040m)
(昼食・装備変更 15分)−11:15発
13:25 中山峠(標高約2410m)
以上往路所要4時間25分 (標高差約910m)
13:35 黒百合ヒュッテ前
13:45 中山峠 下山開始
14:45 しらびそ小屋着
15:45 稲子湯着
以上復路所要2時間00分
合計所要時間6時間45分 (歩行距離約10.9km)
天候 | 天気/ 終日快晴 気温/ −5℃(AM9;稲子湯)〜 −10℃!(PM1;中山峠) 風 / 無風。稜線で弱風(8m/s程度) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(東京方面からなら須玉ICから国道141号線を北上しても大差なし。) 交差点を左折し、国道を北上。 南牧村内「海尻城跡」交差点(小海線海尻駅横)で左折する。 その後、稲子湯方面を目指す。道は稲子湯手前で凍結しており、4WDでないと怖いと感じる。 駐車場は稲子湯の駐車場を利用。フロントで300円にて。 [ルート図(Mapion)] http://bit.ly/1PI1GEM --[参考タイム]---------------------------------------------------- 07:30 双葉SA(スマートIC)発 (中央道=約22km) 07:45 長坂IC出 08:00 国道141号線「清里トンネル東」交差点 (国道=約20km) 08:30 国道141号線「海尻城跡」交差点 (一般道=約13km) 08:45 稲子湯着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[稲子湯〜しらびそ小屋] 新雪が積もっているものの、ルートはほぼ明瞭。ただし新雪のためアイゼン効かず、スノーシューが最適。 【注意】標高1700m〜1850mの間、国土地理院の地形図では沢の左岸に登山道が書かれているが実際は沢の右岸の尾根脇に登山道がある。この間のルートは「カシミール」を参照して入力した。 しらびそ小屋前に「標高2097m」という標識があるが、これは間違っている。正しくは約2040mだ。 [しらびそ小屋〜標高2300m付近] 踏み跡はほとんどない。緩斜面なのでスノーシューで進む。 [標高2200m〜中山峠] 一気に急斜面。スノーシューでは進めず、アイゼンで登る。 |
その他周辺情報 | [最終コンビニ] 野辺山駅すぐ北の国道西側にセブンイレブン。 野辺山駅の北約1.2kmほどの国道西側にローソン。 [日帰り入浴] 海ノ口よりやや北の「海尻温泉 灯明の湯」 http://www.onsenkaihatsu.jp/ 山梨方面なら「大泉温泉 パノラマの湯」(3/7より再開しています) http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/ [写真] 下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。 なお写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
今週も火曜日はいい天気になりそうな予報です。
その後も天気は悪くないものの、気温が一気に上がって春めくのだとか。
ではこの冬最後になるかもしれない雪山に行こうと行き先を考え、いままで歩いたことがない稲子湯からのルートを歩いてみることにしました。
あわよくば天狗岳までとも思いますが、雪が多そうで、あまり欲張れなさそうでもあります。
歩き始めたのが9時だったので帰着を16時として、所要7時間を「登り4.5、下り2.5」と振り分けて進行停止を13時半と決めて歩きます。
朝方は気温も低くまだ真冬の霧氷などの景色が見られるものと期待していましたが、登山道の周りの樹林はもうあまり雪も載っておらず、なんだか春の森の気配です。
それでも、路面は数日前に雪が降ったらしく、道ははっきり見えるものの、踏み跡はほとんどなく新雪が30cmほども積もっているのでした。
最初のうちはアイゼンで歩いたのですが、やがてズボズボと深くなってきて「ラッセル」というほどじゃありませんが歩きにくい。
しらびそ小屋の前では天狗岳の輝く山容を眺めながら早めのランチを取り、その先さらに雪が深そうなのでスノーシューにチェンジして進みます。
そのしらびそ小屋の先は、ずっと先まで緩斜面でいつになっても標高が上がってこない。どうなるんだと思っていたら標高2200m付近から急登になってスノーシューではまったく登れなくなってしましました。
先週の権現目指したときも同じような状況。そこでスノーシューをはずして、まず慎重にその先に足を出してみるとなんとか沈まずに歩けそうです。
で、安心して再びアイゼンに戻してピッケルも出して急斜面を登って行きました。
それでも、道はまったく先行者の気配がないのでかなり雪が深いです。一歩一歩が重い・・・。もうそろそろと思うのにいつになっても中山峠に着きません。
そうして峠までもう100mくらいかと思うあたりで、さらに斜面が急になりました。いや、まるで雪の壁です。ここ、夏はどうなってるんだ?と思うほど。
予想の時間をかなりすぎているのに足が進みません。それどころか時に滑り落ちるほど。斜面にピッケルを突き立てて、それを手がかりになんとか登り切りました。
時間も気になりますが、ここまで来たのだから、と一番お気に入りの黒百合ヒュッテの広場まで足を伸ばしてみます。
そこは、やはり周囲絶景の別天地でした。青空に真っ白な樹林。真っ白な山。どちらを見ても最高の景色です。
今回も取り立てて山頂を狙わないハイキングのような山行でしたが、頑張って得した気分。
ほっこりと満足して帰ってきたのでした。
こんばんは!
しゃっと行ってさっとレコも日帰り(^^)すばらしい
稲子湯からも行ってみなきゃね、って先日話してたんです。
もちろん夏山ですが。
pasocomさんにはこれくらいの雪があってちょうどいいって
感じでしょうか。歩くのはたいへんでしょうが、清潔な感じ
がいいですね。
本沢温泉入口-稲子湯もチャレンジしてみようって。
この美しい雪景色を思い出しながら汗まみれで歩いてみよう
と思いました。
さっそくのご訪問ありがとうございます。
私も「稲子湯からも行ってみなきゃね。」と思って歩いたのでした。
このルート、確かあまりレコが上がっていない・・・。おそらくあまり歩かれていないんだろうなとは覚悟してはいましたが、トレースらしきものがあったのは最初の30分くらいで、あとはずっと新雪でした。
途中までは、このペースなら天狗岳まで楽勝、などと甘く考えていたのですが、新雪で急斜面となるとアイゼンもスノーシューも役に立たない。先週の三ツ頭とまったく同じ状況でした。
今回も天気に恵まれたのが一番うれしかったですが、もともと静かな山が好きな方なのでシンとした森の中を一人きりで歩くのも良かったですよ。
「本沢温泉入口-稲子湯もチャレンジ」。そうですね。温泉巡り?(^^)
稲子湯は思ったよりずっと雰囲気ある「山の秘湯」な感じでお勧めです。
どうぞお試しを。
こんばんはpasocomさん。
ここの温泉大好きなんですけど〜
秋に車で3回しか行った事ありませんけどね〜(笑)
この時期ここから中山峠までは大変そうですね〜
きちんとした計画のpasocom さんならではの
拝見してて安心の雪山ハイクですね!
ワタクシ冬の装備が満足にないので、八ヶ岳は雪解けまでお預けな感じです
雪が解けたら八ヶ岳を縦横(タテヨコ・笑)に歩いてみたいですね!
コメントありがとうございました。
すでに稲子湯はご存じなのですね。3回も行けばもう常連さんじゃありませんか。秋にいったら紅葉がきれいでしょうね。
このルートはもちろん美濃戸や渋御殿など諏訪側ほど歩かれていませんが、道の様子からするとまったく不人気ということではなく、今回たまたま新雪直後で難儀してしまったという程度のようです。
「冬の装備が満足にない。」とおっしゃいますが、この辺の雪の具合いは新雪のハンゼノ頭よりも少ないほどですよ。
これから雪が溶け始めると登山道のあちこちはグチャグチャになります。(^^)
今の方がむしろ歩きやすいくらいですね。
雪が無くなったころの八ツはお花畑の季節。これも楽しみ。私もタテヨコに歩きたいと思っています。
おはようございます
青空というよりも蒼空!!
これぞ雪山の景色!!
行くっきゃないですね
ピーク行かなくても、うろうろ歩くだけで充分堪能できますね
12日からは気温があがるようですが、八ヶ岳にはまだまだ「冬」が残りそうですね
ふふふ・・お邪魔する予定です。
三つ頭付近で幕営してみます・・風が強くなければね
でわでわ
おはようございます。
今週もピーカン蒼天ゲットでした(^^)
ただ本当はまだまだ霧氷が見られるのでは、と期待していたのですが、どうももう春めいてしまい霧氷は終了のようです。
このルートは初めて歩いたのですが、途中での展望がほとんどないのが難です。
ですのでとにかくヘロヘロになりながらも稜線上や黒百合平の景色を目標にして登り切りました。
稜線では例によっての強風を覚悟していたのですが、拍子抜けするほどの弱風。やはり八ツも春に向けて穏やかな天気になって来たと実感しました。
uedaさんの八ツ初体験もこのくらいの穏やかさならいいのですが・・・。
去年のような天候にならないことを祈っています。
またしても、まっつぁおな空がすてき・・
なんだか、火曜日は晴れる日が多いような気がします
そして、私が仕事休みの木曜日はションボリ天気のような気が
今日みたいに・・
中山峠からニュウへ続く道と稲子岳の間って、面白い地形ですよね!
秋に天狗から見た時、とても気になりました
テラス状になってて見晴らし良さそうですが、道は無いのでしょうかね?
中山峠直下はすごく急そう〜〜〜!!
たいへんだったようですが、お疲れ様でした
ほう、では今日はお休みされているのでしょうか?
山梨はまだ雨は降り始めていませんが、予報では昼前にも降り出すそうで大荒れになりそうな予報です。これじゃとても出かけられません。ションボリですね。(出かけてたりして・・・笑)。
私が山に登るようになって以来、火曜日が好天ということがとても多い気がするのです。で私はこれを「スーパーチューズデイ」と呼んでいる次第で、この日も終日雲一つ出ないという「スーパーチューズデイ」でした。
稲子岳はとても珍しい地形ですね。まるで南米ギアナ高地みたいなテラス状です。
調べて見たら下記のような論文が見つかりました。肝心な所だけを抜粋すると
『カルデラ頭部には稲子岳が長軸1000m,短軸700m,高さ200m,推定体積1.4億m3の巨大な移動岩体として残っている。
この移動岩体は887年の山体崩壊時に形成されたのであろうか,それとも,887年以前から移動岩体は存在し,その一部を含めて大規模に山体崩壊を起こしたのであろうか。この移動岩体には風穴がみとめられ,基盤からほぼ完全に分離している(飯島・他,1998)。
稲子岳を載せた移動岩体は今後の地震や豪雨,後火山活動によって,大きく崩落し,新たな岩屑なだれを発生させ,千曲川を河道閉塞し,天然ダムを形成する可能性がある。このような観点から,稲子岳の岩体の変動状況をGPSなどによる移動量観測によって把握すべきであろう。』
<長野県中・北部で形成された巨大天然ダムの事例紹介−八ヶ岳大月川岩屑なだれと姫川・岩戸山の大規模地すべり−>
財団法人砂防フロンティア整備推進機構 井上公夫 氏の講演報告書より。
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/kaishi_26/HE26_106_107.pdf
なんでも887年(平安時代)年8月22日に起きた南海−東海地震で,北八ヶ岳の火山体が強く揺すられ,大規模な山体崩壊が発生した。のだそうです。
で、稲子岳は下の地盤とくっついておらず、今現在も滑るように移動している!
驚くべきことです。
ところで稲子岳のテラスの上には道はないらしいですね。ニュウに続く西側−北側稜線を歩くしかないようです。
でもこう知ってみると歩いて見たくなりますねえ(^^)
こんばんは。
透き通るような真っ青な空と雪を纏った樹々。
これぞ北八ツ!って感じでいいですね。
ピークハントしなくてものんびりハイキングするだけで
十分楽しめそう。
やっぱり晴天がいちばん
コメントありがとうございます。
先週、今週とピークハントはかないませんでしたが、連続でこのような好天に恵まれるのもなかなかない幸運だったと思います。
ただ、黒百合平周辺はまだまだ雪景色なのですが、稲子湯側はもうなんだか春っぽい感じがにじんでいましたし、稜線では寒風を覚悟していたのになんとも暖かい。もう真冬の風じゃありません。
景色は冬でも、じんわりと春がにじり寄ってきている、と感じされられました。
私いつも5日ぎりぎりのカメレコ
今年は、スノーシュー大活躍ですね。
稲子湯まだ行ったことないところです.
人の少なそうないい感じのルート
八千穂高原は良くスキーに行ったのですが、、、途中で左折ですね
いやいや、nori3さんのように忙しくないヒマ人なだけです。
稲子湯への行き方ですが、ここに書いたような「海尻城跡」交差点から入るのは一般的ではないかもしれません。
というのも国道から入ってすぐの道巾がちょっと狭く一部急傾斜。周囲に林があって冬は路面が凍結しています。4WDでない方にはお勧めしにくい。
2kmほど先の「松原湖入口」交差点から入ればずっと楽です。
ただ山梨側からだとかなり遠回りの感じになりますが。本沢温泉もまったく同じルートですね。
稲子湯からのルート、人が少ないどころかこの日はまったく無人でした。
平日だからといっても、中山峠まで上がって見れば稜線にも天狗岳にも大勢の人が登っていましたから、いかにこのルートが不人気かと(^^)
まあ、最後までほとんど展望なしで樹林の中。杣添尾根の下部に似ています。
レコの日数、プレミアムにすると7日まで掲載されるらしい。3,400円/年ですが(^^)
なるほろ〜〜〜
ズリッといったんですね、あのスケールでねぇ
そりゃ千曲川が埋まりますよね〜
「海」がついてる地名もその時の名残だとか!
それでもって今も動いてるんですか!ちょっと怖いですね
早速、ダンナさんが本を買ってきまして 笑
爆裂火口も同時期なんですよね?
ヤマレコでもテラスの端っこをずっと歩かれてるお方もいるようですね
赤テープもあって、案外歩きやすいとか・・
韮崎あたりを走っていると、八ヶ岳がここまで崩れてきたんだなぁと
いつも面白いような怖いような気持ちです
ほうほう!重ねて新たな情報をありがとうございます。
かねてあの辺の「海」の地名は不思議でしたが、そういわれてみればなるほど、ですね。
「(硫黄岳の)爆裂火口も同時期なんですよね?」
いや、これまた初耳ですが。そうなんでしょうか。人間が誕生してからあんな(おそらく)大爆発があったら大被害だったでしょうね。私はもっとずっと太古の爆発かと思っていました。
「テラスの端っこをずっと歩かれてるお方もいる。」「赤テープもあって、案外歩きやすい」
なんとなんとです。あの縁を歩く!。歩けてもかなり怖そうですね。
でも今度機会があったらちょっと入ってみたくなるかも(^^)です。
nyagiの運転係のgyamiと申します。
いつもためになるお話し、ありがとうございます
pasocomさんのレス内、「稲子岳=移動体!!」って事実に舞い上がりまして、とある本を買ってしまいました。
↓↓
『山が楽しくなる地形と地学』 (ヤマケイ山学選書)
で、「(硫黄岳の)爆裂火口も同時期なんですよね?」…って、nyagiがもの知りpasocomさんに冷や汗もんのコメント…。やば
でも、買った本にはそのように読める記述がある
これは著者の勘違い??
(責任とって )調べてみると、9世紀末の八ヶ岳山体崩壊の研究をした先生が、その原因として当初は天狗岳水蒸気爆発説を唱えていたようですが…。
それをなんか近所の硫黄岳爆裂火口と混同した情報でもあったんでしょうかね?
その後、水蒸気爆発説は否定され、今は東海・南海地震同時発生が原因と考えられているようです。
買った本の底本は1991年出版ですが、著者の方はその後カラコルムで(雪崩で!)お亡くなりになっているようで、再発行時にも改訂されていないようです。
う〜む、この本、おもしろいんですけど、読むときには注意しないと、思わぬところでジライを踏みそうな感じ…
あと、ついでに稲子岳崩壊の模式図見つけました。
ameblo.jp/cohanlights/entry-10881360216.html
この図が事実だとすると、稲子岳のテラスは「元」西側斜面、テラスの端っこが「元」稜線になるのですよね?
そうやってみると、改めて地球ってすごいことしますよね。
長文、失礼しました。
はじめまして。というかgyamiさん自身初のコメント入れの栄誉を頂き感激です。
こちらこそ、いつも楽しそうなご夫婦での山行記録を拝見させていただいております。
「稲子岳=移動体!!」というのは確かにかなりインパクトのある話ですね。あのような巨大な塊(何億トンとか)が下の地盤に固定しておらず振動があれば横滑りするかもなどとは・・・。
八ヶ岳伝説というのがあって、昔は富士山よりも高かった八ヶ岳が富士の女神に叩かれて頭が裂けたとか・・・。
こういう話は荒唐無稽なものと思っていましたが、今回稲子岳の崩壊話から硫黄岳の爆裂などを知ると案外、伝説と言うよりも近い過去の災害を伝えている貴重な言い伝えじゃないのかと思えてきました。
稲子岳の崩壊模式図、実にわかりやすいです。なるほどこういう風に崩れたのですねえ。
やはり私が思ったように元の山は天狗岳などよりもずっと高かったかもしれません。
この中に出てくる「崩壊で作られた新開の平坦地」というのは稲子湯に行く途中の集落あたりです!
そして、こんな風に崩れたから山体は下と縁が切れてしまっているということがよくわかります。
また「稲子岳のテラスは「元」西側斜面、テラスの端っこが「元」稜線になる。」もわかりやすい。
本当に地球の動きというのもすごいですね。
興味深い本やサイトの紹介ありがとうございました。
自分が発した小さな疑問がこのように他の人に解明して頂けるのもネットの大恩恵ですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
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