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記録ID: 415289
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

大山 大谷ダム周回【偵察登山から一転・・・】

2014年03月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
7.5km
登り
494m
下り
494m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:42  大谷ダム(除雪最終地点
9:15  布倉大橋
11:21 大山山頂
11:48 大山北尾根で昼食
13:37 お地蔵様
14:16 大谷大橋
14:29 大谷ダム(除雪最終地点
天候 あっぱれ快晴
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR東三条駅から国道289号線を南下し大谷ダムへ向かう。(約50分
この時期、ダムより以南(只見方面)は除雪がされていないため最終地点に車が4台ほど置ける。

コース状況/
危険箇所等
国道289号は大谷ダムへの入口で除雪が終わっている。
それより先は舗装路にある 1.5m超の積雪の上をひたすら進むことになる。

布倉大橋より西に入り 破線に乗って布倉川を遡行する形となったが
途中で沢と山道が入り組んでいるために現在地を把握していないと
ワタシみたいにオカシナ尾根に取り付く羽目になるので要注意。

大山からP461・P383の尾根は綺麗に出ているため心配なし。
ただP383より以後の尾根を東に周る場合は支尾根が多いために注意が必要。
(現にワタシは2度ほど下ってしまい 詰んでから気付いた。。。

※布倉川から大山への立ち上りとP383以後の下山時には沢を避けたルート取りが必要。
雪で覆われた沢の上を渡る場合に踏み抜きの心配が大いにあり高巻いた方が安全だがかなり遠回りを強いられる。
地形図ではそれほどでもなさそうな沢が現地ではなかなかに難儀させられたので・・・。
おっ!
曇りのち雪のはずが朝陽出てる.
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おっ!
曇りのち雪のはずが朝陽出てる.
いい湯らていより粟ヶ岳.
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いい湯らていより粟ヶ岳.
大谷地付近の川沿いは霧が幻想的.
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大谷地付近の川沿いは霧が幻想的.
笠掘と大谷の間、
P428とP537.
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笠掘と大谷の間、
P428とP537.
大谷ダム管理棟への橋.
オヤジさんが歩いている.
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大谷ダム管理棟への橋.
オヤジさんが歩いている.
除雪最終地点.
先客の2台は同じ山岳会の方.
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除雪最終地点.
先客の2台は同じ山岳会の方.
15分ほどしてマイクロバス到着.
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15分ほどしてマイクロバス到着.
こちらは先に出発.
国道289を南下する.
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こちらは先に出発.
国道289を南下する.
地形図では田代平へ向かい八十里越の手前まで道が拓かれているがやはり大江大橋の先は通行止めなのか・・・
地形図では田代平へ向かい八十里越の手前まで道が拓かれているがやはり大江大橋の先は通行止めなのか・・・
ひたすら舗装路をラッセる.
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ひたすら舗装路をラッセる.
進行方向、急峻なP465.
2
進行方向、急峻なP465.
この辺で
「この晴れはホンモノじゃないか?」と思う.
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この辺で
「この晴れはホンモノじゃないか?」と思う.
たまに雪がぬっぽりと陥没している.
恐ろしい.
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たまに雪がぬっぽりと陥没している.
恐ろしい.
この辺で
「今日は偵察山行だけではモッタイナイ!」と気付く.
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この辺で
「今日は偵察山行だけではモッタイナイ!」と気付く.
布倉大橋をくぐり西へ向かう.
布倉大橋をくぐり西へ向かう.
いつまでもつのかこの天気.
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いつまでもつのかこの天気.
お次はP558を正面に西へ向かう.
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お次はP558を正面に西へ向かう.
小さな沢.
渡る時は気が抜けない.
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小さな沢.
渡る時は気が抜けない.
流れ込みは雪解けが始まり積雪が分かる.
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流れ込みは雪解けが始まり積雪が分かる.
布倉川より北に入りいよいよ取り付く.
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布倉川より北に入りいよいよ取り付く.
冬のソナ・・・
沢の雪渡り.
怖い(゜д゜lll)
2
沢の雪渡り.
怖い(゜д゜lll)
P558を左手にして進む.
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P558を左手にして進む.
地形図の破線上にある一番大きな沢を越えずに登ってしまった!
今から渡れないので取りあえずうっすら尾根を登る.
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地形図の破線上にある一番大きな沢を越えずに登ってしまった!
今から渡れないので取りあえずうっすら尾根を登る.
結構ボコボコ踏み抜くので危険.
木に近い訳でも無いのに突然抜かる.
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結構ボコボコ踏み抜くので危険.
木に近い訳でも無いのに突然抜かる.
手前から番屋・烏帽子・最奥に守門.
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手前から番屋・烏帽子・最奥に守門.
広場にデッケェ杉の木があった.
三条市民の花粉症は彼のせいかも知れない.
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広場にデッケェ杉の木があった.
三条市民の花粉症は彼のせいかも知れない.
大山から蕗山方面にかけて強烈なラッセル跡が残っていた.あの山岳会の方々で間違いない.
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大山から蕗山方面にかけて強烈なラッセル跡が残っていた.あの山岳会の方々で間違いない.
大山付近から北西、濁沢集落方面.
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大山付近から北西、濁沢集落方面.
左からP645、蕗山、P434.
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左からP645、蕗山、P434.
大山山頂周辺.
寒いので飯場探し.
尾根に乗りP461を目指す.
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寒いので飯場探し.
尾根に乗りP461を目指す.
アワワワッー(ノ゜ο゜)ノ
近いっ!
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アワワワッー(ノ゜ο゜)ノ
近いっ!
尾根の東斜面で昼飯に取り掛かる.
今日はガス持ってきたゾ.
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尾根の東斜面で昼飯に取り掛かる.
今日はガス持ってきたゾ.
すぐ上が尾根.
とっても良い場所があったよ.
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すぐ上が尾根.
とっても良い場所があったよ.
眺めて3分.
今日はテンション↑↑なのでチーズもモリモリで.
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今日はテンション↑↑なのでチーズもモリモリで.
うっ!
先入れ先出しを心がけて頂いてきたチリトマヌードルだったがまさかの半年期限切れ(゜д゜lll)
それで納得した・・・
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うっ!
先入れ先出しを心がけて頂いてきたチリトマヌードルだったがまさかの半年期限切れ(゜д゜lll)
それで納得した・・・
稜線から粟!
振り返って鼻水.
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振り返って鼻水.
堂ノ窪・灰ケ岳方面
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堂ノ窪・灰ケ岳方面
快適な尾根を進む.
ノートレだけどそれほど沈まず.
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快適な尾根を進む.
ノートレだけどそれほど沈まず.
青里・矢筈方面
P461付近.
粟と一本岳
粟・堂ノ窪方面
粟から水源地への稜線.
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粟から水源地への稜線.
袴腰方面.
手前に大谷ダム
奥には万之助と光明山
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手前に大谷ダム
奥には万之助と光明山
( ´,_ゝ`)
青里と矢筈.
ソノもうちょっと右.
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ソノもうちょっと右.
うっすら弥彦と角田.
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うっすら弥彦と角田.
誰かに見られている・・・
4
誰かに見られている・・・
Oh!
お地蔵さん埋まってたぁぁぁ!
勝手に驚いてしまった.
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Oh!
お地蔵さん埋まってたぁぁぁ!
勝手に驚いてしまった.
素敵な里山には
立派な松の木がある.
プライスレス.
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素敵な里山には
立派な松の木がある.
プライスレス.
奥さん、
ダムの管理棟が見えて来ましたよっ!
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奥さん、
ダムの管理棟が見えて来ましたよっ!
P428とP537.
ちょうどさっき猿が逃げてった.
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ちょうどさっき猿が逃げてった.
あーっちゃ・・・
左右の沢の出合いに下りた.
1
あーっちゃ・・・
左右の沢の出合いに下りた.
ワカン外して下る.
3
ワカン外して下る.
笠掘幹線.
地上に到着.
1
笠掘幹線.
地上に到着.
舗装路まであと一息.
遠くにバス.
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舗装路まであと一息.
遠くにバス.
P428とP682.
おー!
山岳会のマイクロバスが待っている.至れり尽くせりじゃないか.
( ´,_ゝ`)
2
おー!
山岳会のマイクロバスが待っている.至れり尽くせりじゃないか.
( ´,_ゝ`)
大谷大橋.
舗装路を駐車場所へ戻る.
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舗装路を駐車場所へ戻る.
大山!!!

お疲れ様でした〜
(*・∀・)b
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大山!!!

お疲れ様でした〜
(*・∀・)b

感想

本日は ”下田の名山がひしめく至高の地形図”  と名高い光明山から
「国道289号線を南下するとどこまで入れるのか?」と
「周辺の山にはどの尾根から取り付いたら良いのか?」 を調べるために大谷ダムへ向かう。

この地形図内には 光明山はもちろんのこと、コマアナ・日本平・五兵衛小屋・番屋・・青岩・大山と、掲載されている山名も魅力的だが名無しのピークですら妄想を掻き立てるには十分のラインナッピ。
事前の天気予報は曇りのち雨雪であったために まずは川クルミ沢と五十嵐川の出合いを目指そうと考えた。

・・・と、思い大谷ダムに到着すると天気は最高だが思いのほか手前で除雪が終わっている。
それは残念であったものの 驚いたのはナント雪壁の前に先客さんの車が2台駐車されていたこと。

 「こんなトコに入られている御人は猟師か?はたまた物好きか?
. ( ̄Д ̄;)ア、オレモカ・・・」
と思い外に出ているお父さんに声をかけるとなんと今日は新潟の山岳会の方が20余名で
ダム西側にあるで大山に入るとのこと。

この大山って新潟市内から来るほどの名山なのか! 
と思ったら昨秋に粟ヶ岳で出会った三条市のKさんも大山の素晴らしさを語っておられてことを思い出す。
お父さんから「大山に先に行ってトレース付けてよ♪」と言われたが今日は予定があるためすんません・・・
と先に出発した。

まずは大江トンネルに向かって大江大橋を目指して進む、ただの車道ラッセル (笑
しかし猿やカモシカっぽい足跡も見られるため またもや獣と遭遇しないかと期待が高まる。

30分ほど進む、、、、、Oh辛い ( ´¬`)
そりゃあ次回の取り付き箇所の偵察と言えども この天気でこの車道ラッセルは切ない。
予定を変更してワタシも南方尾根から大山を目指そうではないか! 
ビバ大山! レッツらバリハイ!

と言うことで まずは布倉大橋を下にくぐって西にある破線に乗り大山の南尾根を取ることとした。
左手に守門・烏帽子を眺めつつ途中までは良かったものの 大きな沢を渡る前に中途半端な尾根に入ってしまった。
その分杉林の斜面を登る羽目になってしまい難儀させられた。

予測とズレたものの大山の南西尾根に登り上がると アレレレレ??
なんと大山ピーク方面からP558に向けて除雪機を彷彿とさせるトレースが付いている。
 
 「確かピークからは北尾根に入ってP461・P383を回ると言ってたのに、な・・・」
と思い出しつつコチラはピークを踏んで昼飯プレイスの物色を始める。
北尾根を伝うと良さげな場所があったために尾根から下りてチリトマタイムだ。


正面には粟ヶ岳〜堂ノ窪の稜線、振り向けば蕗山やP645と絶好のロケーションである。
3分待ってからチリトマをいただく。
  「ブヨブヨしてて美味しくなーい!( ̄Д ̄;)」
賞味期限が切れていた・・・。
半年も・・・。


気を取り直して北尾根に乗りピークをこなす。
右手には粟から堂ノ窪、三方ガリに青里、矢筈、奥に毛石かな?  とにかく至極の稜線!
特に粟との距離が近く名峰を思うがまま愉しめる、そりゃあ袴腰には敵わないけども(笑
先を進むと名無しピークからの支尾根が何本か出ておりコンパスを指さずに主稜線と思い進むと2度ほど誤った。
のんびりしていると後ろから山岳会の方々が小さく見えたために 合流するのも恐縮するので先を急いだ。

どの辺りだったか強烈な視線を感じる・・・と思ったら首まで埋まったお地蔵さんがこっちを見ていた。
まさに今年に入ってからのベスト・オブ・オドロイタ である。
最後に沢の出合いに下りてしまいワカンを脱ぐ羽目になったが 概ね順調に下ることが出来た。

ダム付近で乗客を降ろしたマイクロバスは大谷大橋まで迎えに来てくれており 思わず恨めしく眺めてしまった(笑
舗装路を歩いてダムに戻り 着替えていたら山岳会の2名様が下りて来られた。
 「お兄さんのトレースで歩きやすかったよぉヾ( ゜∀゜)ノ゛」 と煽てられつつ3人で健闘を称え合った。

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今回、天候にも恵まれましたが 久々に強烈な印象を受けた里山でした。
国道攻めを後回しにする時は心が揺れましたが 次回の悪天候の日に組み込みましょう
( ´,_ゝ`)ほほ

大山−蕗山はP645を介して渡れそうだと思ったら既にいくつかの記録がありました。
この辺は山だけでなく破線や池も巡れそうですので長いこと愉しめそうです。
ですが例年以下の積雪でもこれだけ雪があると 車で入れるのは当分先になりますね。。。

山岳会の方々のあれだけ力強いラッセル跡には圧倒させられました。
せっかくなので皆さんの最後尾に着いて 会山行の雰囲気を味わわせていただけば良かったかな(笑

本日も最高の山行でした〜!
お邪魔しましたっ(*・∀・)b


37

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訪問者数:1421人

コメント

さすがです〜!
pusukeさん、こんにちは

天気も良くて最高でしたね!
粟ヶ岳や川内山塊もすごくきれいでした
まだまだ雪が多くて、私たちにはとても真似できません
やはりしっかりと、地図読みが出来ないといけませんね
どこにでも行ってしまうpusukeさん
さすがです〜!

チリトマ
私たちも同じ事をいつもやってま〜す!
安売りの時に買い置きして、前に買っておいた上に袋のまま・・・
日付、見ないとですね

次回も、楽しみにしております!
2014/3/15 10:10
bamosuさんへ
こんばんはっ!(o^ー')b

そうですよねっ!
この日は珍しく新潟も最高のお天気だったんですよ〜(。-∀-)ノ

bamosuさん、ワタシなんて読図は失敗ばかりです(悲
特に自分の歩いた距離を多めに見積もってしまうのがクセで・・・
登りはまだしも下山時はいつ沢で詰んでもオカシクない状態です(゚´Д`゚)
もっともっともっと経験を積まねば成りませんです。

先日の安達太良山での「チリトマ真空パック」は素敵でしたね!
上級者のエスプリが漂っていました♪♪ヾ(´∀`*)
ワタシも今度からは賞味期限の指差し確認してパッキングします(笑
残念なマズさでしたが案外待ち時間を短縮したら普通なのかな・・・なんて?

bamosuさんの回想レコはワタシがこれから伺いたい名山ばかりで
とても参考になっております( ゚Д゚)!!!
お互い、残り僅かな雪山シーズンを愉しみましょうね♪
2014/3/15 18:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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