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Yamareco

記録ID: 4158236
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

会津駒ヶ岳〜三岩岳(積雪時限定ルート)

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:21
距離
17.9km
登り
1,555m
下り
1,692m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:03
休憩
1:18
合計
9:21
5:52
5:56
23
7:07
7:12
49
8:01
8:01
105
9:46
10:07
34
10:41
10:43
115
12:38
13:00
15
13:15
13:18
36
13:54
13:54
53
14:47
14:53
15
15:08
ゴール地点
会津駒ヶ岳(2133m)・大戸沢岳(2089m)・三岩岳(2065m)と東北では珍しく3座とも2000m以上なので距離は短いですがピークハントとしました。
このルートは積雪時のみのコースですが、好天が続く日で無いと私には無理なので3年ぶりに歩きました。

会津駒ヶ岳迄は多くの登山者で賑わっていましたが、ここから三岩岳迄は一人旅でした。しかし、思ったより沈まないのでアイゼンで白い稜線を気持ち良く歩くことが出来ました。
また、振り返ると光る稜線には自分の足跡が続き静かな尾根を独占することが出来ましたが、雪庇が多く出ていたので樹林帯の中は歩きずらく疲れました。

三岩岳山頂(冬季時)で窓明山より登って来られたご夫婦にここが一番標高が高いと教えて頂き初めて知りました。
三岩岳山頂からはこの他にBCで登って来られた一名の静かな山でした。
三岩岳の広い雪面にはシュプール一つ無く光輝いる中を一気に下りました。これは余り沈むことなく歩けたことだと思います。
最後に電波塔の急斜面はルートを見失い難儀しましたが、予定通りに無事に下山することが出来ました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三岩岳下山後バスで会津駒ヶ岳登山口迄戻る計画でした。
ネットで調べてその時間迄に下山しましたが、バスは有りませんでした。
同じような計画を立てる方はバス会社に確認を取った方が良いと思います。
コース状況/
危険箇所等
会津駒ヶ岳から三岩岳の稜線は人が少ないのと雪庇が発達しているので慎重さが必要です。
他はトレースが有るので問題有りませんでした。
滝沢登山口より出発です。
雪は結構有り、固かったのでここでアイゼン装着。
2022年04月09日 05:51撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 5:51
滝沢登山口より出発です。
雪は結構有り、固かったのでここでアイゼン装着。
今日は登山者が多いので若いカモシカさんはビックリ!
キョロキョロしていました。
2022年04月09日 06:23撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 6:23
今日は登山者が多いので若いカモシカさんはビックリ!
キョロキョロしていました。
階段から100m位は地面が出ていたのでアイゼンを脱ぎました。
まだ登山ポストは準備されていない様です。
2022年04月09日 06:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5
4/9 6:27
階段から100m位は地面が出ていたのでアイゼンを脱ぎました。
まだ登山ポストは準備されていない様です。
樹林帯を抜けると燧ヶ岳が見えます。
今日は青空でさぞかし綺麗に見えるでしょう。
はやる気持ちを抑えながら登ります。
2022年04月09日 08:44撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 8:44
樹林帯を抜けると燧ヶ岳が見えます。
今日は青空でさぞかし綺麗に見えるでしょう。
はやる気持ちを抑えながら登ります。
やはり青空の中に会津駒ヶ岳現れました。
2022年04月09日 09:15撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 9:15
やはり青空の中に会津駒ヶ岳現れました。
体力温存の為駒の小屋には寄らず山頂を目指します。
2022年04月09日 09:28撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 9:28
体力温存の為駒の小屋には寄らず山頂を目指します。
尾瀬方面も綺麗に晴れ渡っています。
2022年04月09日 09:33撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 9:33
尾瀬方面も綺麗に晴れ渡っています。
燧ヶ岳と駒の小屋をアップで。
2022年04月09日 09:33撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 9:33
燧ヶ岳と駒の小屋をアップで。
三岩岳の向こうには飯豊連峰も見えました。
2022年04月09日 09:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 9:43
三岩岳の向こうには飯豊連峰も見えました。
日光白根山
2022年04月09日 09:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 9:43
日光白根山
中門岳方面
2022年04月09日 09:45撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 9:45
中門岳方面
これから向かう大戸沢岳と三岩岳の稜線。
景色をいつまでも堪能していられないので、そろそろ出発します。
2022年04月09日 10:02撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 10:02
これから向かう大戸沢岳と三岩岳の稜線。
景色をいつまでも堪能していられないので、そろそろ出発します。
会津駒ヶ岳を後にします。
後方には燧ヶ岳と至仏山が見えます。
2022年04月09日 10:12撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 10:12
会津駒ヶ岳を後にします。
後方には燧ヶ岳と至仏山が見えます。
中門岳へ向かう雪庇。
こちらから見ると結構ヤバイかも。
2022年04月09日 10:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 10:22
中門岳へ向かう雪庇。
こちらから見ると結構ヤバイかも。
真っ白な中門岳
2022年04月09日 10:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 10:27
真っ白な中門岳
今にも崩れ落ちそう。
ここで燧ヶ岳ともお別れ。
2022年04月09日 10:38撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 10:38
今にも崩れ落ちそう。
ここで燧ヶ岳ともお別れ。
何も無いですがピークなので、あの辺りが大戸沢岳と思います。
2022年04月09日 10:43撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 10:43
何も無いですがピークなので、あの辺りが大戸沢岳と思います。
これから一気に下ります
2022年04月09日 10:55撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 10:55
これから一気に下ります
やばそうな雪庇。
樹林帯の中を登ります。
2022年04月09日 11:13撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 11:13
やばそうな雪庇。
樹林帯の中を登ります。
三岩岳への稜線。
誰か来ないかと見ていましたが、人の気配は有りません。
一人独占の尾根歩きです。
2022年04月09日 11:42撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 11:42
三岩岳への稜線。
誰か来ないかと見ていましたが、人の気配は有りません。
一人独占の尾根歩きです。
山頂でお会いしたご夫婦に聞いた所、雪庇が崩れている所が標高が一番高い所だそうです。
中央が夏用の山頂だそうです。
2022年04月09日 12:14撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 12:14
山頂でお会いしたご夫婦に聞いた所、雪庇が崩れている所が標高が一番高い所だそうです。
中央が夏用の山頂だそうです。
てくてく。
気持ち良い。
もうすぐ稜線歩きもお終いです。
2022年04月09日 12:15撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 12:15
てくてく。
気持ち良い。
もうすぐ稜線歩きもお終いです。
三岩岳山頂(夏季)が見えてきました。
2022年04月09日 12:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 12:27
三岩岳山頂(夏季)が見えてきました。
三岩岳山頂で昼食。
確かに右のピークの方が高そうです。
2022年04月09日 12:37撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 12:37
三岩岳山頂で昼食。
確かに右のピークの方が高そうです。
今まで歩いて来た光り輝く稜線を振り返ります。
そして会津駒ヶ岳と中門岳への稜線も、その奥には燧ヶ岳が少し見えます。
2022年04月09日 12:52撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 12:52
今まで歩いて来た光り輝く稜線を振り返ります。
そして会津駒ヶ岳と中門岳への稜線も、その奥には燧ヶ岳が少し見えます。
山頂を後にします。
2022年04月09日 13:01撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 13:01
山頂を後にします。
帰りは早い早い。
くるぶし程度の沈み込みなのでワカンも使用しなくて良いです。
2022年04月09日 13:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 13:02
帰りは早い早い。
くるぶし程度の沈み込みなのでワカンも使用しなくて良いです。
避難小屋が雪で覆われて屋根しか見えませんでした。
2022年04月09日 13:13撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 13:13
避難小屋が雪で覆われて屋根しか見えませんでした。
上の小窓から出入りできそうです。
2022年04月09日 13:14撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 13:14
上の小窓から出入りできそうです。
窓明山の雪庇も凄いです。
2022年04月09日 13:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 13:16
窓明山の雪庇も凄いです。
後ろ髪を引かれながら気持ち良く下ります。
2022年04月09日 13:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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4/9 13:16
後ろ髪を引かれながら気持ち良く下ります。
光り輝く三岩岳にはシュプール一つ無く美しい姿を眺めながら、下山出来ました。
2022年04月09日 13:30撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 13:30
光り輝く三岩岳にはシュプール一つ無く美しい姿を眺めながら、下山出来ました。
樹木で隠れていないので窓明山も綺麗に眺めることが出来ます。
2022年04月09日 13:37撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 13:37
樹木で隠れていないので窓明山も綺麗に眺めることが出来ます。
やっと見つけたイワウチワの蕾が二輪。
お花はこれだけでしたが春間近です。
2022年04月09日 14:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 14:35
やっと見つけたイワウチワの蕾が二輪。
お花はこれだけでしたが春間近です。
最後の下りは難儀しましたが無事に国体コース登山口に下山出来ました。
晴天の中、青空と白い尾根を思う存分楽しめた最高の一日となりました。
2022年04月09日 14:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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4/9 14:52
最後の下りは難儀しましたが無事に国体コース登山口に下山出来ました。
晴天の中、青空と白い尾根を思う存分楽しめた最高の一日となりました。

感想

暖かくなる予報なので、雪が軟らかくなる前に出来るだけ早く出発しようとしましたが、到着した5時半には駐車場の2/3は埋まっていて、次々と出かけていたので焦ってしまいました。
雪は固くアイゼンで快適なので、ワカンは使用しなくても良く元気に歩く事が出来ました。
先週の疲れが少し残っていたので体がすこし重かったが、積雪時この様な好天の日がこれから有るか分からないので老体に鞭を打って登りました。
やはり思いついたら億劫がらずに行動したことが良かったです。

下山後ネットで時間を調べ路線バスで戻ろうとしましたが、その時間以降の運行は有りませんでした。
前回も同じ様に計画して戻れたので何の疑いも有りませんでした。

窓明の湯で途方に暮れていると、檜枝岐の方に同乗させて貰うことが出来たので感謝の一言です。
結構疲れていたので歩いて駐車場迄戻るのは大変辛い事でした。
本当に助かりました。有り難うございました。
やはり山行計画は最後まで慎重に行わなければならないと痛感しました。


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