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Yamareco

記録ID: 4179738
全員に公開
ハイキング
比良山系

ヒジキ滝(畑より、コメカイ道点検・整備)

2022年04月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:55
距離
10.2km
登り
781m
下り
772m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:50
休憩
0:47
合計
8:37
9:10
38
スタート地点
9:48
9:48
71
地蔵峠登山口
10:59
11:23
161
14:04
14:15
125
16:20
16:31
29
17:00
17:01
30
17:31
17:31
16
ヨコタニ峠登山口
17:47
ゴール地点
コメカイ道シシ谷出合(下)から、ヒジキ滝まで、往復している間は、登山道整備を行っています。コースタイムは、参考にならないと思います。
天候 小雨、後、晴れ 風冷たし
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回、横谷トンネル取付け道路のボボフダ峠(須川峠)登山口とヨコタニ峠登山口の間で、崩落あり、通行出来ず、ボボフダ峠(須川峠)登山口の
、南西200m位に駐車しています。
コース状況/
危険箇所等
 横谷トンネル取付け道路の崩落箇所は、倒木・土石の上を歩いて通れます。
 横谷トンネル南口登山口から、地蔵峠を経て、コメカイ道シシ谷出合(下)まで、倒木・落枝はありますが、普通に歩けました。
 コメカイ道シシ谷出合(下)から、ヒジキ滝までは、ステップが冬季の間の土石・落ち葉で埋まっていましたので、出来るだけ、掻き出しています。
 ヒジキ滝の「北東約130m地点の鞍部」の西の古い崩落地には、今回、トラロープを張りました。かなり安全度が向上したと考えています。
畑集落に向かう途中で、蛇谷ヶ峰を背景に、虹です。小雨が降っています。
2022年04月16日 08:00撮影 by  SO-03J, Sony
1
4/16 8:00
畑集落に向かう途中で、蛇谷ヶ峰を背景に、虹です。小雨が降っています。
横谷トンネル取付け道路の入口です。扉があります。帰途、左の「通行止めの看板」を見ると、小さく「崩土有り?」の貼り紙がありました。
2022年04月16日 08:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 8:08
横谷トンネル取付け道路の入口です。扉があります。帰途、左の「通行止めの看板」を見ると、小さく「崩土有り?」の貼り紙がありました。
各所に、豪雪・雪崩の被害木が倒れています。悪い予感がします。
2022年04月16日 08:13撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 8:13
各所に、豪雪・雪崩の被害木が倒れています。悪い予感がします。
通行止めです。しかし、一応、確認の為、進んでみました。
2022年04月16日 08:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 8:22
通行止めです。しかし、一応、確認の為、進んでみました。
歩きならば、通れる様です。Uターンして、駐車出来る所に、戻ります。
2022年04月16日 09:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 9:16
歩きならば、通れる様です。Uターンして、駐車出来る所に、戻ります。
邪魔にならない場所に、駐車し、準備して、出発します。
2022年04月16日 09:10撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 9:10
邪魔にならない場所に、駐車し、準備して、出発します。
崩落箇所を過ぎても、各所に倒木があります。
2022年04月16日 09:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 9:21
崩落箇所を過ぎても、各所に倒木があります。
畑集落の北西からの道路です。ジムニータイプならば、此処から上がって来て、横谷トンネル南口近くの「地蔵峠登山口」まで、通行可能でした。
2022年04月16日 09:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 9:29
畑集落の北西からの道路です。ジムニータイプならば、此処から上がって来て、横谷トンネル南口近くの「地蔵峠登山口」まで、通行可能でした。
「地蔵峠登山口」です。未だ、小雨が降っています。
2022年04月16日 09:48撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 9:48
「地蔵峠登山口」です。未だ、小雨が降っています。
地蔵峠近くで、枯れ松の倒木です。少し手鋸で、通り易くして、潜っています。此処まで、各所に倒木がありました。
2022年04月16日 10:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 10:52
地蔵峠近くで、枯れ松の倒木です。少し手鋸で、通り易くして、潜っています。此処まで、各所に倒木がありました。
地蔵峠です。ガスが少し出ています。
2022年04月16日 11:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:01
地蔵峠です。ガスが少し出ています。
お地蔵様です。湯呑に、水を注いで、この日の無事をお願い致します。この近くで、軽く昼食です。
2022年04月16日 11:02撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:02
お地蔵様です。湯呑に、水を注いで、この日の無事をお願い致します。この近くで、軽く昼食です。
コメカイ道の地蔵峠入口です。「危険」の警告メッセージがありますが、コメカイ道シシ谷出合(下)までは、普通に歩けます。
2022年04月16日 11:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:23
コメカイ道の地蔵峠入口です。「危険」の警告メッセージがありますが、コメカイ道シシ谷出合(下)までは、普通に歩けます。
コメカイ道シシ谷出合(上)です。此処から、シシ谷源流部を下ります。標識が、だいぶ倒れて来ました。
2022年04月16日 11:40撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:40
コメカイ道シシ谷出合(上)です。此処から、シシ谷源流部を下ります。標識が、だいぶ倒れて来ました。
サワグルミの大木です。
2022年04月16日 11:43撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:43
サワグルミの大木です。
2017年の遭難者(ご夫婦)が、間違って、一本早く入られたと考えている谷筋です。この谷筋を上ると、古い作業道に出ます。
2022年04月16日 11:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:46
2017年の遭難者(ご夫婦)が、間違って、一本早く入られたと考えている谷筋です。この谷筋を上ると、古い作業道に出ます。
トチの大木です。
2022年04月16日 11:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:50
トチの大木です。
コメカイ道シシ谷出合(下)です。
2022年04月16日 11:57撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 11:57
コメカイ道シシ谷出合(下)です。
此処から、難所なので、整備作業の為に、ハーネス・カラビナ・スリング・ヘルメット等を、身に着けます。
2022年04月16日 12:06撮影 by  PlayMemories Home, SONY
4/16 12:06
此処から、難所なので、整備作業の為に、ハーネス・カラビナ・スリング・ヘルメット等を、身に着けます。
鞍部に向かう、トラバース道です。心配していた崩落は無い様です。転倒しない様に、細心の注意を払います。右下には、シシ谷に落ち込む急斜面があります。
2022年04月16日 12:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 12:23
鞍部に向かう、トラバース道です。心配していた崩落は無い様です。転倒しない様に、細心の注意を払います。右下には、シシ谷に落ち込む急斜面があります。
冬季、びっしりと落ち葉・土石が溜まっていますので、掻き出しながら上って来ています。振り返って写しています。
2022年04月16日 12:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 12:47
冬季、びっしりと落ち葉・土石が溜まっていますので、掻き出しながら上って来ています。振り返って写しています。
振り返って写しています。鞍部に上がりました。太い枯れ松が、少し下がりました。以前は潜れましたが、今回は、谷側を通ります。要注意です。
2022年04月16日 12:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 12:58
振り返って写しています。鞍部に上がりました。太い枯れ松が、少し下がりました。以前は潜れましたが、今回は、谷側を通ります。要注意です。
鞍部の直ぐ西の古い崩落地です。30mのザイルを張って確保して、落ち葉・土石を搔き出しています。ここで、一旦、ヒジキ滝まで行きます。
2022年04月16日 13:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 13:27
鞍部の直ぐ西の古い崩落地です。30mのザイルを張って確保して、落ち葉・土石を搔き出しています。ここで、一旦、ヒジキ滝まで行きます。
ヒジキ滝です。下から写しています。
2022年04月16日 14:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 14:04
ヒジキ滝です。下から写しています。
上の段から、ヒジキ滝です。一週間で、残雪が、少なくなりました。
2022年04月16日 14:07撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 14:07
上の段から、ヒジキ滝です。一週間で、残雪が、少なくなりました。
矢張り、左岸のトラロープの最下部の支点の立木が折れています。雪崩の被害です。
2022年04月16日 14:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 14:14
矢張り、左岸のトラロープの最下部の支点の立木が折れています。雪崩の被害です。
ハーケンが打ち込める岩の割れ目を探します。この岩塊に割れ目が各所にありますので、打ち込める様です。この日は時間が無いので、割れ目の確認のみです。
2022年04月16日 14:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 14:14
ハーケンが打ち込める岩の割れ目を探します。この岩塊に割れ目が各所にありますので、打ち込める様です。この日は時間が無いので、割れ目の確認のみです。
右岸の岩場を、確認しながら戻ります。
2022年04月16日 14:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 14:14
右岸の岩場を、確認しながら戻ります。
先程、ステップを掘り出した崩落箇所で、残っているトラロープに、持って来た予備のトラロープを足して、ほゞ全体に、確保用のトラロープを張る事が出来ました。安全度が上がったと思います。
2022年04月16日 15:02撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 15:02
先程、ステップを掘り出した崩落箇所で、残っているトラロープに、持って来た予備のトラロープを足して、ほゞ全体に、確保用のトラロープを張る事が出来ました。安全度が上がったと思います。
戻っています。地蔵峠の手前の古い作業道を横切る場所です。トラロープで上がります。
2022年04月16日 16:10撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 16:10
戻っています。地蔵峠の手前の古い作業道を横切る場所です。トラロープで上がります。
地蔵峠に戻りました。帰りは、ヨコタニ峠経由で帰ります。
2022年04月16日 16:20撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 16:20
地蔵峠に戻りました。帰りは、ヨコタニ峠経由で帰ります。
蔦が下がる枯れ松の大木です。2~3mの高さで横になっていて、夏季は、蔦が、ズラッと下がり良い風情でしたが、雪の重みで地面近く迄、落ちています。
2022年04月16日 16:52撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 16:52
蔦が下がる枯れ松の大木です。2~3mの高さで横になっていて、夏季は、蔦が、ズラッと下がり良い風情でしたが、雪の重みで地面近く迄、落ちています。
ヨコタニ峠です。畑集落側に下ります。
2022年04月16日 17:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 17:01
ヨコタニ峠です。畑集落側に下ります。
直ぐに、新しい倒木です。
2022年04月16日 17:02撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 17:02
直ぐに、新しい倒木です。
以前からの倒木ですが、下がって来ていて、危険度が増しています。
2022年04月16日 17:09撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 17:09
以前からの倒木ですが、下がって来ていて、危険度が増しています。
ブナの若木の新緑が始まっています。
2022年04月16日 17:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 17:14
ブナの若木の新緑が始まっています。
林道に下りました。古い水タンクが目印です。
2022年04月16日 17:31撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 17:31
林道に下りました。古い水タンクが目印です。
再度、崩落箇所の倒木を踏んで、乗り越えます。木々の間に落ち込むと、脚を傷めます。
2022年04月16日 17:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 17:37
再度、崩落箇所の倒木を踏んで、乗り越えます。木々の間に落ち込むと、脚を傷めます。
着替えを済ませて、帰途、高島の住宅の上に、満月です。空気中に細かい水滴が多い為、オレンジ色です。
2022年04月16日 18:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4/16 18:35
着替えを済ませて、帰途、高島の住宅の上に、満月です。空気中に細かい水滴が多い為、オレンジ色です。

装備

個人装備
ヘルメット 簡易ハーネス ザイル30m スリング カラビナ ATC下降器 アセンダー ゴム付き軍手 携帯用鋸 携帯用鉈 ナイフ 唐鍬 山仕事用手鋸 ザック45L ストック ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 雨具 タオル ファーストエイドキット 昼食 非常食 飲料 レジャーシート トラロープ12mm×20m
備考 持って行って良かった物は、唐鍬です。冬季の間に溜まった土石・落ち葉を掻き出すのに役立ちました。

感想

 今回は、東側の畑集落からのヒジキ滝までの、コメカイ道整備・確認でした。林道に崩落箇所があり、ボボフダ峠(須川峠)登山口の南西に駐車して、上りは、地蔵峠登山口から。帰りは、ヨコタニ峠から、下りました。
 印象としては、矢張り、豪雪・雪崩の被害が、例年よりも多いと云う感じでした。しかし、心配していた、ヒジキ滝の近くでの致命的な崩落は無く、ヤレヤレと云うところです。
 コメカイ道シシ谷出合(下)から、ヒジキ滝まで、出来る範囲で、ステップの土石・落ち葉の掻きだしを行っています。また、ヒジキ滝の東の鞍部近くの古い崩落箇所に、トラロープを設置出来ました。少し安全度が上がったと考えています。
 これで、朽木栃生から、畑集落まで、熟練者ならば、安全に通過出来ると思いますが、ヒジキ滝の前後は、要注意です。
 バス利用の方ならば、「ボボフダ峠登山口とヨコタニ峠登山口の間の崩落箇所」は、通られないので、その意味では、無関係です。

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