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Yamareco

記録ID: 4189527
全員に公開
山滑走
大雪山

パウダースノー大雪山 (旭岳ー安足間岳)

2022年04月19日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:33
距離
23.6km
登り
2,126m
下り
2,123m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:57
休憩
0:35
合計
11:32
10:13
10:14
11
10:25
10:46
4
10:50
10:50
184
13:54
14:07
247
18:15
ゴール地点
03:30 家を出発

06:45 スタート
10:30 旭岳山頂
14:00 安足間岳
17:00 旭岳ロープウェイ付近
18:00 滑走開始
18:15 ゴール

23:00 風呂、飯してから帰宅
天候 基本快晴だけど、風が強くガスってホワイトアウトしたり
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・札幌の自宅から2時間半程度
 →高速道路は旭川北で降りた
・ビジターセンターの駐車場に雪はなし
コース状況/
危険箇所等
・旭岳の地獄谷滑走
 →面白さ抜群
 →そんなに斜度は無いので問題ないが雪が硬い状態だと難儀しそう
・安足間岳の東斜面滑走
 →行くまでがかなり遠いいが、とても滑りやすい斜面だった
 →他パーティが下まで滑っていて川を乗り越えていた
・旭岳の北斜面
 →最高だった
 →日が当たっていてもパウダースノーが保冷されていた
 →今度はここをメインにして滑りたい
その他周辺情報 安足間岳で会ったパーティは中岳温泉を拠点にして活動していた、宿泊したのかな。
休みが取れたので大雪山へ、前日は雪が降って轍ができてた、期待大!
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休みが取れたので大雪山へ、前日は雪が降って轍ができてた、期待大!
第二天女ヶ原から旭平に向けての登ると、
2022年04月19日 07:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 7:29
第二天女ヶ原から旭平に向けての登ると、
旭岳ドン!まるで南極の世界に紛れ込んでしまったような景色だ。
2022年04月19日 07:55撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 7:55
旭岳ドン!まるで南極の世界に紛れ込んでしまったような景色だ。
ふほー、振り向くと十勝岳連峰が見える圧巻の景色だ
2022年04月19日 08:11撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 8:11
ふほー、振り向くと十勝岳連峰が見える圧巻の景色だ
オプタテシケ山から十勝岳、噴煙の傾きがすごい、風が強そうだ
2022年04月19日 07:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 7:36
オプタテシケ山から十勝岳、噴煙の傾きがすごい、風が強そうだ
まるで戦艦のような富良野岳
2022年04月19日 07:37撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 7:37
まるで戦艦のような富良野岳
昨日の降雪で面がツルツル、ニヤニヤが止まらなくなってきたぞ
2022年04月19日 08:03撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 8:03
昨日の降雪で面がツルツル、ニヤニヤが止まらなくなってきたぞ
稜線に上がると吹き飛ばされそうなぐらいの爆風だった
2022年04月19日 08:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 8:25
稜線に上がると吹き飛ばされそうなぐらいの爆風だった
滑りたい地獄谷に雪が溜まってる様子、ワクワク
2022年04月19日 09:52撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 9:52
滑りたい地獄谷に雪が溜まってる様子、ワクワク
自然は偉大な芸術家
2022年04月19日 10:10撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 10:10
自然は偉大な芸術家
地球は丸かった
2022年04月19日 10:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 10:25
地球は丸かった
山頂に到着!すげぇ景色だ!!先行者の兄さんたちに撮ってもらった
2022年04月19日 10:33撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 10:33
山頂に到着!すげぇ景色だ!!先行者の兄さんたちに撮ってもらった
面ツルな安足間岳、行くしかない!その前に、
2022年04月19日 10:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 10:29
面ツルな安足間岳、行くしかない!その前に、
地獄谷の滑走は金庫岩の左から挑む、本当にオレの実力で滑走できるのか!えーいままよー!!
2022年04月19日 10:54撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 10:54
地獄谷の滑走は金庫岩の左から挑む、本当にオレの実力で滑走できるのか!えーいままよー!!
うおおー、雪が少し硬い!!がっ!楽しい!!地獄谷を滑るという夢が叶ってよかった
2022年04月19日 11:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
4/19 11:00
うおおー、雪が少し硬い!!がっ!楽しい!!地獄谷を滑るという夢が叶ってよかった
噴煙をかわし振り返ると谷の凄さにビビる
2022年04月19日 11:05撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 11:05
噴煙をかわし振り返ると谷の凄さにビビる
時間はあるので、お次は安足間岳に行ってみる、とおっ
2022年04月19日 11:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 11:48
時間はあるので、お次は安足間岳に行ってみる、とおっ
振り返ると旭岳の北斜面、次回来るときはここを滑って安足間岳に行くのもあり、それにしてもいい斜面だ
2022年04月19日 12:18撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 12:18
振り返ると旭岳の北斜面、次回来るときはここを滑って安足間岳に行くのもあり、それにしてもいい斜面だ
北鎮岳方面の斜面も素晴らしい、中岳温泉方面からプロっぽいチームが登ってきた、ハイクが早い!
2022年04月19日 12:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 12:59
北鎮岳方面の斜面も素晴らしい、中岳温泉方面からプロっぽいチームが登ってきた、ハイクが早い!
一瞬で追い抜かれた、強いチームだった!
2022年04月19日 13:39撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
3
4/19 13:39
一瞬で追い抜かれた、強いチームだった!
ガスの中から一瞬だけ姿を見せた愛別岳、釣り尾根がカッコ良い
2022年04月19日 13:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 13:59
ガスの中から一瞬だけ姿を見せた愛別岳、釣り尾根がカッコ良い
安足間岳に到着、先に滑っていいよーとのことだった、余裕のある大人って素晴らしい
2022年04月19日 14:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 14:02
安足間岳に到着、先に滑っていいよーとのことだった、余裕のある大人って素晴らしい
では風が強くて指が痛いので行かせてもらいます、安足間岳の東斜面へGOGO!
2022年04月19日 14:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 14:02
では風が強くて指が痛いので行かせてもらいます、安足間岳の東斜面へGOGO!
ひゃっほー!少し硬いけど素晴らしい快適な斜度で滑りやすかった!シュプールがしょぼいのが残念
2022年04月19日 14:19撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 14:19
ひゃっほー!少し硬いけど素晴らしい快適な斜度で滑りやすかった!シュプールがしょぼいのが残念
上手い人:左、下手な人:右(ボク)
2022年04月19日 14:20撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 14:20
上手い人:左、下手な人:右(ボク)
雄大な景色を見ながらの滑走だった、旭岳に戻るぞ、遠いいな
2022年04月19日 14:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 14:29
雄大な景色を見ながらの滑走だった、旭岳に戻るぞ、遠いいな
魅力的な旭岳の北斜面で少しだけ遊んで行くか、サラサラの雪に期待が膨らむ
2022年04月19日 15:55撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 15:55
魅力的な旭岳の北斜面で少しだけ遊んで行くか、サラサラの雪に期待が膨らむ
まさかのパウダーゲット!それにしても面が広いのに随分と控えめなシュプールじゃないの
2022年04月19日 16:17撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 16:17
まさかのパウダーゲット!それにしても面が広いのに随分と控えめなシュプールじゃないの
旭岳のロープウェイ付近まで戻ってきたらメッタ切りされていた
2022年04月19日 17:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 17:12
旭岳のロープウェイ付近まで戻ってきたらメッタ切りされていた
旭岳とボクに夕日が当たる
2022年04月19日 17:38撮影 by  iPhone X, Apple
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4/19 17:38
旭岳とボクに夕日が当たる
アーベントロートな十勝岳連峰
2022年04月19日 17:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 17:44
アーベントロートな十勝岳連峰
安足間岳と比布岳もオレンジ色に染まる
2022年04月19日 17:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 17:44
安足間岳と比布岳もオレンジ色に染まる
日が沈む、もう降りなきゃな、とその前に、
2022年04月19日 17:58撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 17:58
日が沈む、もう降りなきゃな、とその前に、
ピンク色に染まる旭岳が見たかったんだ
2022年04月19日 18:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
18
4/19 18:00
ピンク色に染まる旭岳が見たかったんだ
ゲレンデはカチカチで太ももへのダメージがハンパなかったぞ、悶絶
2022年04月19日 18:07撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 18:07
ゲレンデはカチカチで太ももへのダメージがハンパなかったぞ、悶絶
沈みゆく夕日を見て、白い息を天に吐きながら雄叫びを上げて帰還した
2022年04月19日 18:11撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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4/19 18:11
沈みゆく夕日を見て、白い息を天に吐きながら雄叫びを上げて帰還した

感想

晴れ予報。前日は雪。行くしかない。休みをもらえたので大雪山に足を運ぶことにした。

いつもはヘッデンスタートが多いけど、今日は一日ゆっくりできる。前日はしっかりと睡眠を取って、安全運転で旭岳温泉へ向かう。道路は標高が上がるごとに雪が増えていった。ワクワクしてきたけど、轍ができてかなり運転がしづらかった。

スタートは外国人の方が先に先行して行った。すごい慣れてそうな感じだった。登りは旭平方面から登った。少し急なところもあるけど、このコースいい!少しショートカットできるし、旭平から見る旭岳の存在が素晴らしかった。登山道の稜線には先行している2名が見える。噴煙の傾き具合で風の強さが可視化されている。こんな予報だっけか。うわぁ。と思わず声が出てしまった。

風を避けるため、稜線から一段落ちたところを登ってたけど、カリカリになってきたので稜線へ。あらま爆風だ。先はガッチガチなのか緩いのか、どうなっているのかわからないので、安全性が高いアイゼンシートラモードに換装した。背負ったスキーが風受けになってしまわないように、風向きを工夫してゆっくりと歩く。山頂手前で先行していた兄さん達に挨拶をして追い抜かし、おそらく本日一番のりの登頂だ。いいね!圧巻の景色だった。安足間岳方面が面ツルで素晴らしい。行くしかないな。旭岳の北斜面を少し覗いてみたけどまだカリカリだった。

さて、今シーズンやりたいことリストに入っていた地獄谷滑走へ。雪質の条件は良さそう。斜度があったので少しビビったけど、えーい!ままよ!!と飛び込んでみたら、まあ面白い。雪質はちょい硬だったけど、笑いが込み上げるほど面白かった。噴煙をかわし振り返って(しょぼい)シュプールをみたらとジーンときた。

さて、お次は安足間岳へ。しっかし遠いい。旭岳の北斜面や中岳の斜面など素晴らしい景色を見ながら渡渉ポイントへ。スノーブリッジは安定していた。単独行の先行者は大塚方面に逸れていったので、それ以降は黙々と思い雪をひとりラッセルした。右側から強い4名パーティが登ってきた。山頂手前で追い抜かれた。早い!ラッセルの跡を辿らせてもらった。ありがたい!会話すると、そちらのタイミングで先に滑ってよいよ、とのことだった。素晴らしい大人もいたもんだ。

ホワイトアウトするぐらいのガスの中、待つこと10分ぐらい。晴れてきた。かなり寒いので行くしかない。いざ東斜面へ。いい!!この斜面は滑りやすくてかなり楽しかった。ハイシーズンのパウダースノーも味わいたいもんだ。滑って後は惰性で旭岳のロープウェイ方面へ移動。すると、するとガスの切れ間から旭岳の北斜面がピカピカ輝いているではないですか。クラストしているとこまで標高を上げて滑走してみた。おおお!パウダーじゃないですか。しかも硬い斜面の上にほどよい量が積もった感じの条件が良いやつだ。今度は山頂からドロップしてみたいもんだ。と妄想がかなりふくらんだ。

旭岳のロープウェイ付近まで戻ってくると旭岳がメッタ切りになっていた。シュプールの数だけ楽しい思いをしたんだろうな。少し時間もあるので、日が傾き、刻一刻と変化する風景を堪能した。最後にピンク色に染まる旭岳を見た。美しかった。絶景だ。18時を過ぎたので滑走して帰りますか。わ。カッリカリな硬い斜面だ。間違いなく今回一番の核心部ってやつだ。太ももを震わせながらヒーヒー絶叫しながらやっとの思いで帰還した。

今回おとずれた雪が残る大雪山は、魅力的な斜面がいっぱいでとても一日では遊び切れない。今度もゆっくり時間をかけて、たくさん遊び倒したいものだ。





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