パウダースノー大雪山 (旭岳ー安足間岳)
- GPS
- 11:33
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,126m
- 下り
- 2,123m
コースタイム
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 11:32
06:45 スタート
10:30 旭岳山頂
14:00 安足間岳
17:00 旭岳ロープウェイ付近
18:00 滑走開始
18:15 ゴール
23:00 風呂、飯してから帰宅
天候 | 基本快晴だけど、風が強くガスってホワイトアウトしたり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
→高速道路は旭川北で降りた ・ビジターセンターの駐車場に雪はなし |
コース状況/ 危険箇所等 |
・旭岳の地獄谷滑走 →面白さ抜群 →そんなに斜度は無いので問題ないが雪が硬い状態だと難儀しそう ・安足間岳の東斜面滑走 →行くまでがかなり遠いいが、とても滑りやすい斜面だった →他パーティが下まで滑っていて川を乗り越えていた ・旭岳の北斜面 →最高だった →日が当たっていてもパウダースノーが保冷されていた →今度はここをメインにして滑りたい |
その他周辺情報 | 安足間岳で会ったパーティは中岳温泉を拠点にして活動していた、宿泊したのかな。 |
写真
感想
晴れ予報。前日は雪。行くしかない。休みをもらえたので大雪山に足を運ぶことにした。
いつもはヘッデンスタートが多いけど、今日は一日ゆっくりできる。前日はしっかりと睡眠を取って、安全運転で旭岳温泉へ向かう。道路は標高が上がるごとに雪が増えていった。ワクワクしてきたけど、轍ができてかなり運転がしづらかった。
スタートは外国人の方が先に先行して行った。すごい慣れてそうな感じだった。登りは旭平方面から登った。少し急なところもあるけど、このコースいい!少しショートカットできるし、旭平から見る旭岳の存在が素晴らしかった。登山道の稜線には先行している2名が見える。噴煙の傾き具合で風の強さが可視化されている。こんな予報だっけか。うわぁ。と思わず声が出てしまった。
風を避けるため、稜線から一段落ちたところを登ってたけど、カリカリになってきたので稜線へ。あらま爆風だ。先はガッチガチなのか緩いのか、どうなっているのかわからないので、安全性が高いアイゼンシートラモードに換装した。背負ったスキーが風受けになってしまわないように、風向きを工夫してゆっくりと歩く。山頂手前で先行していた兄さん達に挨拶をして追い抜かし、おそらく本日一番のりの登頂だ。いいね!圧巻の景色だった。安足間岳方面が面ツルで素晴らしい。行くしかないな。旭岳の北斜面を少し覗いてみたけどまだカリカリだった。
さて、今シーズンやりたいことリストに入っていた地獄谷滑走へ。雪質の条件は良さそう。斜度があったので少しビビったけど、えーい!ままよ!!と飛び込んでみたら、まあ面白い。雪質はちょい硬だったけど、笑いが込み上げるほど面白かった。噴煙をかわし振り返って(しょぼい)シュプールをみたらとジーンときた。
さて、お次は安足間岳へ。しっかし遠いい。旭岳の北斜面や中岳の斜面など素晴らしい景色を見ながら渡渉ポイントへ。スノーブリッジは安定していた。単独行の先行者は大塚方面に逸れていったので、それ以降は黙々と思い雪をひとりラッセルした。右側から強い4名パーティが登ってきた。山頂手前で追い抜かれた。早い!ラッセルの跡を辿らせてもらった。ありがたい!会話すると、そちらのタイミングで先に滑ってよいよ、とのことだった。素晴らしい大人もいたもんだ。
ホワイトアウトするぐらいのガスの中、待つこと10分ぐらい。晴れてきた。かなり寒いので行くしかない。いざ東斜面へ。いい!!この斜面は滑りやすくてかなり楽しかった。ハイシーズンのパウダースノーも味わいたいもんだ。滑って後は惰性で旭岳のロープウェイ方面へ移動。すると、するとガスの切れ間から旭岳の北斜面がピカピカ輝いているではないですか。クラストしているとこまで標高を上げて滑走してみた。おおお!パウダーじゃないですか。しかも硬い斜面の上にほどよい量が積もった感じの条件が良いやつだ。今度は山頂からドロップしてみたいもんだ。と妄想がかなりふくらんだ。
旭岳のロープウェイ付近まで戻ってくると旭岳がメッタ切りになっていた。シュプールの数だけ楽しい思いをしたんだろうな。少し時間もあるので、日が傾き、刻一刻と変化する風景を堪能した。最後にピンク色に染まる旭岳を見た。美しかった。絶景だ。18時を過ぎたので滑走して帰りますか。わ。カッリカリな硬い斜面だ。間違いなく今回一番の核心部ってやつだ。太ももを震わせながらヒーヒー絶叫しながらやっとの思いで帰還した。
今回おとずれた雪が残る大雪山は、魅力的な斜面がいっぱいでとても一日では遊び切れない。今度もゆっくり時間をかけて、たくさん遊び倒したいものだ。
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