牛コバより武奈ヶ岳(比良山系1月8日の撤退リベンジ)
- GPS
- 04:29
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 4:30
天候 | 曇りでした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明王院からのロード上の崩落は復旧されてました(^^)。安心して通れます。しかしコースはなかなかタフでロープや渡渉もあるのでお気をつけて! |
写真
感想
天気も曇りなので、鈴鹿までは向かわず1月8日の伏線回収(撤退再戦)に向かうことにしました。行先は武奈ヶ岳。牛コバルートで登ることにします。私にとって初めてのルートです。
道が普通に歩けるのであっという間に牛コバへ到着。ん?いつもの崖崩れの乗り越えがない。撤去してくださったようです。ということはこちらも通常ルートへ復帰でしょうか。ここまで川沿いの気持ちよい癒しルートですね。さて、急登が始まります。
急登は想像通り、なかなかですね。撤退時は雪だったので、つづらになっている道にテープが点々とあるものですから直登だったものが、今日はそれなりに気持ちよく標高を上げていきます。黄色テープ、新しくたくさん設置されています。ありがたい。やがて撤退地点に到着。うん、今日は行けるでしょう!
急登が一段落すると尾根沿いにトラバース。左側が川まで落ちていて、なかなか高度感あります!場所によっては結構怖いのと、ロープ場が3か所あります。ロープのおかげで安全に進めます。ありがとうございます。いやしかし、これ冬はいけるのか?1月の撤退判断は正しかったと確信。私の技量と装備では冬は難しいぞ。なんか、宿題をいただいた気分(^^;)。
川と合流すると、そこが渡渉ポイントです。ロープは2本あり、下流の白ロープのほうがしっかりしてそうですが、なんか岩が滑りそうなので黄色ロープで渡渉。無事通過。ここからしばらく川に沿った平和な杉林を歩きます。きれいな道です。林業の方が通られているのかな。こんなところまで仕事装備を持って来るなんてすごいわ!
平和な道はすぐに終わり、小川新道へ。この先は急登なんでしょうね。わかっていますとも(^^;)。水を飲んで覚悟を決めると、足を向けます。やっぱり登りやな、なんて思っていたところ、想像以上の登りが!ここ?と思うような岩の沢がどうやらルート。やめてよとばかりに周りにテープを探すも沢に沿ってテープがあります。覚悟が足らなんだ〜(^^;)。
最後はロープに助けられて登りきると、なんか石碑が。読めません(^^;)。まあルートが合っているとわかるだけでありがたい。この先は尾根筋ですが、かわらず急登を詰めていきます。冒険心がくすぐられる。武奈ヶ岳、本当に面白い山だわ。いや、比良山系というべきでしょうか。とにかく最高!急登も終わり、ちょっと雪渓が見えたころ、植生が変わって杉がブナに変わりました。
突然秋になったような景色に心奪われます。曇りだから余計秋感が強かったのでしょうか。本当に今日ここに来てよかった。ここを独り占めしているなんて、本当に贅沢。春と秋を同時に味わえているのですから。もうすぐ中峠というところでおひとりとすれ違い、今日初めての人を見てほっこり。山頂には人たくさんですよと教えていただきました。
中峠からは通った道。コヤマノ岳を経由し、パノラマ新道分岐、イブルキノコバ分岐を越え、武奈ヶ岳へ。今日は天気も曇りなので特に眺望は期待してませんでしたが、やっぱり琵琶湖と蓬莱山は見てて飽きませんね(^^)。せっかくなので北風を避けるべく南斜面に腰かけて、カレーパンとコーラをいただきます。
さて、下山しますか。帰るだけと思っていた下山が、西南陵は冬のほうが歩きやすいなとか、ここラッセルしたなとか、ここでカンジキはいたなとか、あちこちでノスタルジーに引っ張られて足が止まってしまう(^^;)。本当にお世話になっております。冬道で下山しようかとも思いましたが、今はヤブヤブだろうと思い夏道で下山。ルートは最後までドライコンディションで快適。でもジジイなので冬より膝に来ます。車の音が聞こえだすと下界も近いか。
そして下山。スタートした牛コバ方面を仰ぎ、ゴールした明王院方面へ一礼し、駐車場へ。こんな面白いルートがあったとは。本当に楽しかったです。ピークハントはそれはそれで達成感があって良いものですが、ただ山を歩くということを目的とする楽しみ方があってもいいんだなと。今日もありがとうございました。
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