ニペソツ山 前天狗まで

2014年03月24日(月) [日帰り]

• GPS: 08:58
• 距離: 22.9km
• 登り: 1,402m
• 下り: 1,407m

コースタイム

04:50 幌加コース登山口
10:25 前天狗
13:30 幌加コース登山口

天候

晴れ　強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

幌加温泉を100mほど国道側へ降りると
車を3台ほど停められる場所があります。

コース状況／危険箇所等

Co900あたりまで見通しの良い林道(倒木多し)
16の沢コースと合流する手前の斜面は中々斜度があります。
アイゼンピッケル推奨。

プラブーツつスノーシュー。ところによりアイゼン使用。

写真

3/24 4:48

立派な看板はあるものの、
実態は廃道である。

3/24 5:45

黄金の朝

3/24 5:51

この写真のプレビューを見て
ピッケル忘れたことに気付いた

3/24 6:59

三条沼は雪の下に

3/24 7:06

ところどころテープはあるが、
この辺りは木が多くて夏道を意識しない。

3/24 7:10

左手にウペペサンケが見える。

3/24 7:41

ところどころに看板が。

3/24 7:42

びっしり木が生えている。
まっすぐ歩けない。

3/24 8:29

やっとこさ森林限界。
ここまで8kmあった。

3/24 8:40

ニペ東面とご対面。

3/24 9:02

みんな大好きピリベツ、クマネシリ。

3/24 9:03

右端の木々が薄いところから登る。
あれ、壁じゃないか。
夏道もあそこから取り付くのは大変そうだ。

3/24 9:04

糠平湖とウペペサンケ。

3/24 9:13

実際に歩いてみると壁ってほどではなかった。

3/24 9:53

時折突風が吹く。
身を屈める。

3/24 10:07

このトラバースは緊張した。

3/24 10:11

ここにきて降りてくる踏み跡2人分。

3/24 10:17

石狩岳の方。
雲がやってくる。

3/24 10:18

16の沢コースと合流した。
ファンタスティックワールド。

3/24 10:18

ガリガリカチカチ。
風はひどいもんで身体が浮きそうだ。

3/24 10:24

広角のおかげで
ウペペサンケとニペソツのツーショットが撮れた。

3/24 10:28

大雪山の方。
東からどんどんヤバい雲がこっちにくる。

3/24 10:28

今日はここまでかー。

3/24 10:43

下山は登り返し1回だけ。
タタッと。

3/24 11:23

今日のおやつ。

3/24 11:28

稜線は雲に覆われていった。

3/24 11:33

高い気温のせいでベチャベチャして
歩きにくい。

3/24 14:14

下山後に車を運転しなくても温泉に入れる山って素敵。野中温泉とか。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

感想

pakumin

全道的に晴れるということでニペソツ山の幌加温泉コースを偵察しにきた。
幌加温泉コースの距離はニペソツ山まで往復28km程度のようだ。
16の沢コースを林道含めて歩くと往復14km+14km林道で同じ28kmだけど、
積雪期にピストンするなら正攻法で16の沢から林道歩いて〜の方が快適そうに思えた。

登山口の入山届を見ると去年の4月から今日まで10組程度しか入っておらず、
そのほとんどが「薮がひどかった」とか「道が不明瞭だった」とか、
「廃道にすべき」とか書かれていて散々だった。
実際に整備もされておらず、日帰りするには長いから利用者もほとんど居なくて荒れ放題のようだ。
積雪期に歩いてみると特に嫌な箇所は無かった。
「緩斜面をひたすら歩いて、森林限界に出たらアイゼンピッケルで尾根に出る」
という感じの至ってシンプルなコースだった。スキーだったら超速く下山出来ると思う。

今日は二ぺ山頂まで行きたかったが、やたらと風が強かったのとピッケルを忘れたので
前天狗で帰ることにした。前天狗で晴天下のニペソツ山を見ることができてよかった。
ラッセルと呼ぶほどの積雪は無く登りは快適だったが、
帰りは雪が融けて1歩1歩ずぶずぶ埋まり、あまりらくちん出来なかった。
雪融けが進んでいるところでは地面が露出しているところもあった。
気温が高くて風も強いもんだから、樹林帯では木々から大きな雪の塊が沢山落ちてきて危なかった。
スキーを手に入れたら、もう少し早い時期にまた来よう。

下山後の温泉は幌加温泉。平日昼間ということで誰もいなかった。のんびりできた。
食事は三股山荘の予定であったが定休日だった。音更インデアンにて。