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Yamareco

記録ID: 4224066
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ハイキング
奥秩父

前衛峰取付きでUターン 一つの節目 赤岩尾根撤退

2022年04月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:53
距離
14.7km
登り
1,979m
下り
2,043m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:27
休憩
0:21
合計
7:48
7:19
7:29
33
8:02
8:05
203
11:28
11:34
27
12:01
12:03
98
往路と復路で全く同じコースを歩いていますが、GPSデータの差が大きいです。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
落合橋の前後に駐車スペース有り/合計で十数台・砂利・枠無し
ドアを開けながら支度をする人が居ました。
必然的に駐車間隔が開いてしまい収容台数が減ります。
次の車が来ても閉めないので気にも留めていないと思います。
私は隣へ停めるのを止めて別の場所へ移動しました。
コース状況/
危険箇所等
■落合橋ーニッチツ宿舎跡
舗装された車道です。
■ニッチツ宿舎跡ー赤岩峠
明瞭な踏跡、下草無し、入口や途中に道標はありません。
■赤岩峠ー巻道のコルー赤岩岳
ここからバリエーションルートですが踏跡分かりやすく(赤岩峠ほどではない)三点支持が必要なところは少しだけ。
ピンクテープがあります。
■赤岩岳ー前衛峰(の手前まで)
ほぼ一般の登山道のように足だけで歩けます。
前衛峰手前の1530m小ピークでコースが曲がり、北側の尾根へ引き込まれやすいです。
■前衛峰の取付き
登山道に突き刺さったように突如岩の壁が立ち上がっています。
左手(北側)にややトラバースしながら直上して取付きます。
劣化した固定ロープがありますが、体重を掛けるには心許ない。
取付きの狭い2m程のトラバースをすると岩壁の胸の高さ位にある直径20cm程の立木の付根に倒木を利用した横桁が渡してあります。
横桁の表面は劣化してヌルヌルしており、そこまでステップになるものがありません。
横桁は完全に朽ちてはいないようなので、全幅の信頼を寄せれば攀じ登ることは可能だと思います。
ただここを下るには横桁にぶら下がらないと足が着かないため困難だと思います。
登山道からは横移動しただけの位置ですが崖の途中です。
左へトラバースせず登山道の正面突当りへ取付く方法もありますが、登った先がコースへ復帰出来るかは不透明です。
前衛峰と主峰1583mの南面を巻こうと試みましたが半分ほどで断念しました。
岩峰の下は土の急斜面で立木はまばら。ガレもあります。
足だけでトラバース出来るような斜度ではありません。
素直にビレイ技術を付けるかガイド同伴が安心です。
その他周辺情報 トイレに寄るくらいで直帰しました。
各地はコロナ前のGWに戻ったような賑わいです。
温泉で黙浴が守られそうにないため、貰い事故を防ぐには敬遠するしかありません。
到着時の落合橋駐車場。
もう2/3が埋まっています。
2022年04月30日 05:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 5:52
到着時の落合橋駐車場。
もう2/3が埋まっています。
ニッチツ宿舎跡の入口です。
2022年04月30日 06:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 6:20
ニッチツ宿舎跡の入口です。
奥に見える一段高い白い建物のすぐ脇を入れば登山道の入口です。
2022年04月30日 06:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 6:22
奥に見える一段高い白い建物のすぐ脇を入れば登山道の入口です。
主峰1583mと思われる岩峰群。
2022年04月30日 06:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 6:23
主峰1583mと思われる岩峰群。
宿舎跡のすぐ脇を通り小沢の鉄橋を渡れば登山口。
2022年04月30日 06:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 6:26
宿舎跡のすぐ脇を通り小沢の鉄橋を渡れば登山口。
赤岩峠までの登山道は明瞭です。
2022年04月30日 06:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 6:34
赤岩峠までの登山道は明瞭です。
赤岩峠に到着。
2022年04月30日 07:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 7:28
赤岩峠に到着。
さすがにヘルメットは要るだろうと思いましたが持ち合わせ無し。
会社の避難用を無断借用(一応個人管理)。
2022年04月30日 07:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 7:31
さすがにヘルメットは要るだろうと思いましたが持ち合わせ無し。
会社の避難用を無断借用(一応個人管理)。
赤岩岳のトラバースからコルへの登り。
ちょっとガレ気味の急傾斜。
2022年04月30日 07:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 7:38
赤岩岳のトラバースからコルへの登り。
ちょっとガレ気味の急傾斜。
コルに出るとアカヤシオがお出迎え!
2022年04月30日 07:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 7:44
コルに出るとアカヤシオがお出迎え!
あれが“大ナゲシ”でしょうか?
2022年04月30日 07:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 7:45
あれが“大ナゲシ”でしょうか?
赤岩岳の岩壁。
2022年04月30日 07:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 7:46
赤岩岳の岩壁。
アカヤシオの並木?です。
2022年04月30日 07:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/30 7:53
アカヤシオの並木?です。
赤岩岳だけなら比較的容易。
2022年04月30日 08:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 8:05
赤岩岳だけなら比較的容易。
浅間山だと思います。
昨日の雨は雪だったようで真っ白!
今朝の雁坂トンネルの気温は1℃でした。
2022年04月30日 08:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 8:06
浅間山だと思います。
昨日の雨は雪だったようで真っ白!
今朝の雁坂トンネルの気温は1℃でした。
中央に見えるのが宿舎跡の前に積まれた石灰岩。
登山口ですね。
上がニッチツ秩父鉱山。
2022年04月30日 08:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/30 8:12
中央に見えるのが宿舎跡の前に積まれた石灰岩。
登山口ですね。
上がニッチツ秩父鉱山。
手前のピークから前衛峰が見えました。
2022年04月30日 08:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 8:38
手前のピークから前衛峰が見えました。
その前衛峰までは非常に歩き易い道。
2022年04月30日 08:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 8:38
その前衛峰までは非常に歩き易い道。
門前払いを喰らったトラバース&直登。
中央から左上に延びる木が確実な足場。
写真に写っていないすぐ上に横桁が設置されています。
2022年04月30日 08:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 8:46
門前払いを喰らったトラバース&直登。
中央から左上に延びる木が確実な足場。
写真に写っていないすぐ上に横桁が設置されています。
帰ったときの駐車場はほば満車でした。
私も含め大半が他県ナンバー。
2022年04月30日 13:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 13:39
帰ったときの駐車場はほば満車でした。
私も含め大半が他県ナンバー。

感想

前衛峰への取付きで、スパンが大きい段差。
ギリで登れるかどうか。ミスれば即滑落。
この先にはいくつも核心部があるらしい。
もし引返すハメになったら?
ハーネス類は持っていません。
戻るにも一つ身だけで下るしかないです。
そのイメージが浮かんでこなくて…
もう感覚が鈍っていましたね。
戻ることを先に心配する。
これは完全撤退です。
ビレイが必要な岩稜には行けない。
淋しいですが一命があるうちに気づいて良かったです。

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