ニリンソウが咲く霊山（3月の地震の影響を調べに湧水の里から）

2022年05月02日(月) [日帰り]

• GPS: 03:46
• 距離: 6.7km
• 登り: 548m
• 下り: 542m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:23
• 休憩: 1:16
• 合計: 3:39

8:54 湧水の里 駐車場
9:31 9:33 八方観
9:46 10:12 不動岩桟道
10:15 10:29 ワシ岩展望所
10:50 10:54 天狗岩 展望所(霊山)
10:58 11:00 日枝神社跡
11:11 11:39 霊山寺跡
12:33 湧水の里 第1駐車場

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湧水（わくみず）の里 第1駐車場に駐車。
大霊山線は3月16日の地震の影響で亀裂が入った箇所が複数あります。5月9日(月)から舗装修繕工事のため全線通行止めになると、表示がありました。工事終了日は記載なし。

コース状況／危険箇所等

3月16日の地震で、崩落箇所あり。
不動岩の少し北で岩が落ち斜面が崩れているが、通行するには問題なし。
紫明峰の連絡道(日枝神社から500m下った所から湧水の里方面に北上する道)は「地震の影響により通行止め」の表示あり。

その他周辺情報

今年の「霊山新緑まつり」は、5月3日(火)〜5日(木)、7日(土)、8日(日)に行われます。
各日先着400名に記念缶バッジが配布されます。
https://www.city.fukushima-date.lg.jp/soshiki/20/49068.html

【りょうぜん紅彩館】日帰り入浴も宿泊も
http://kodomo-ryozen.org/kousaikan/

写真

5/2 8:54

今日はいつもより上の湧水の里 第1駐車場に停めました。閣に下りない為。

5/2 8:55

今年は卵が無いですね。

5/2 8:58

まだ「山笑う」風景を
楽しめます。

5/2 9:01

ドウダンツツジが
真っ盛り。

5/2 9:02

3月の地震の影響。

5/2 9:05

動いたな。大岩。

5/2 9:05

これも動いたな。
こわっ！

5/2 9:12

境界杭が傾いているが、以前からだったかも。「史跡名勝霊山境界」と刻まれている。

5/2 9:15

成長中のマムシグサ。

5/2 9:18

フイリスミレの葉。

5/2 9:21

ヒトリシズカは
2週間前が良かったそう。

5/2 9:24

「これ新しいよね？」とダンボが言う。

5/2 9:25

賞仙洞は変化なし。

12/11 11:21

5年前の賞仙洞。微妙に撮った位置が違うが。写っているのは最近レコに登場しなくなったワタヤン(実家の父)ですが、とても元気に過ごしています。

5/2 9:28

落ち葉を貫いて出てきたマムシグサ。

5/2 9:31

梯子を上り、

5/2 9:31

八方観。ここも変化なしのようだ。

5/2 9:33

昨日の雨で雫滴る。

5/2 9:34

ここも以前から石が落ちてるが、新たに落ちてきたと思われる石もある。早く通り過ぎよう。

5/2 9:36

不動岩の少し北の梯子。右の手すりが曲がっている。基礎がやられた模様。

5/2 9:38

ここが1番大きな崩落箇所。この時ハヤブサ2羽が賑やかに飛び回っていた。

5/2 9:40

山側の岩が剥がれ落ち斜面が崩れ登山道の谷側まで崩壊していた。

5/2 9:40

登山道の谷側を見おろす。

5/2 9:43

さっさと通り過ぎ、岩が剥がれ落ちたと思われる場所を振り返る。黒線は登山道。

4/17 14:58

これは2週間前にダンボ(主人)が撮ったもの。地震の影響と思われる箇所。用心深い私は、途中止まって真上を撮ってこなかったので。

4/17 14:59

これも2週間前撮ったもの。

5/2 9:44

不動岩そばの橋は無事。

5/2 9:44

不動岩は変わりなさそう。以前から落ちている破片。

5/2 9:44

不動岩のオーバーハング。

5/2 9:49

片桟橋から眺めた安達太良と吾妻は雲の中。

5/2 9:52

眼下は「山笑う」。ハヤブサを撮ろうとしたがヒナが巣立ったのか全く戻ってこなかった。崩落場所の上空を飛んでいたので戻ってみよう。

5/2 9:59

崩落場所に戻る。岩が直撃したであろう木が痛々しい。

5/2 10:02

新緑と言っても、色々な緑。ハヤブサ来ないかなぁと、日向で待つ。日陰では風が冷たく寒いので。

5/2 10:08

ハヤブサが戻って来ないので諦めた。

5/2 10:10

片桟橋も無傷。

5/2 10:20

鷲岩展望所付近で巣材をくわえるシジュウカラ。私達がいる方に巣があるのか困惑しているような感じ。可哀想だから早く立ち去ろうよと言ったのに10分以上撮り続けて留まっていたダンボ。

5/2 10:20

咲き始めの
トウゴクミツバツツジ。

5/2 10:22

鷲岩展望所の岩。

5/2 10:22

この岩の谷側が、

5/2 10:22

ずれた。

5/2 10:23

こんな風に。

5/2 10:24

これは鷲岩ではありません。90度右に向き、稜線が重なり合うように見える所に以前は見えました。

11/3 9:08

19年前に撮影した鷲岩。かつては、落葉時にはこんな風に見えていました。今は木々が生い茂り、落葉時でもここからは見えません。

5/2 10:41

花芽が少ないシロヤシオ。

5/2 10:42

紫明峰の道標の後ろの岩、木の棒に足を掛けてヒョイと上れたのに、

5/2 10:42

離れたような気がする…。

5/2 10:44

南には霊山城跡。

5/2 10:45

春が里から登ってきた。

5/2 10:49

このシロヤシオは花芽が多い。

5/2 10:50

キンランソウ。

5/2 10:53

天狗岩と稚児岩。mont-bell協賛の霊山Tシャツは、天狗岩をモチーフにゴリラの絵がプリントされている。4月29日に完成したばかり。

5/2 11:02

日枝神社にはウスバサイシンが沢山。ミヤマエンレイソウは咲いていなかった(蕾も無い)。

5/2 11:04

独鈷清水に蛙の卵。
白いのは何？死んでるの？

5/2 11:09

「頭上注意」じゃないの？と思ったら、

5/2 11:09

ニリンソウロードでした。

5/2 11:09

霊山寺は貞観元年(859年)に創建。永観2年(958年)にこの地に移り貞和3年(1347年)に北朝に敗れ伽藍焼失。

5/2 11:12

花とおじさん。沢山咲いているが、ミドリは無いんだよねー。

5/2 11:18

お日様が好き〜
(•ө•)♡

5/2 11:28

昨日ダンボのお友達Kさんに筍を頂いたので、筍ご飯にした。初物〜♪

5/2 11:32

花弁が9枚のものと8枚のものをダンボが見つけた。

5/2 11:33

エンレイソウ。

5/2 11:34

ふたりで かくれんぼ。

5/2 11:37

ピンク三姉妹。

5/2 11:38

お日様が好き〜
(•ө•)♡
では下山しましょう。

5/2 11:47

アケボノスミレ。

5/2 11:50

前にも名前教えてもらった気がするが・・・。

5/2 11:54

何だかいつも咲いているような気がする笹。この笹は毎年咲くの？

5/2 11:56

閣登山口に下りていく道でも落石(オレンジ)。路肩が削られている(黄色)。

5/2 11:57

最近落ちたのであろう石。

5/2 11:59

ここでも山側からの落石。幹が折れた木。

5/2 12:00

その谷側で、

5/2 12:00

下の方にある木も被害。痛かっただろうなぁ。

5/2 12:02

連絡路の被害も確認しようと思ったら、通行止めか。

5/2 12:16

途中で一緒になった3人の女の子達とここでお別れ。お一人はYAMAPユーザー。翌日にはアップしていた。

5/2 12:16

ここのヤマツツジは
咲き始めていた。

5/2 12:33

金曜午後からの雨が山では雪になり、土曜日には異常に耳が長かった「種まきうさぎ」。今日は長耳が薄れてるね。

撮影機器：

PowerShot S40 CANON

D5500 ニコン

PowerShot SX740 HS CANON

感想

miki122

↑この動画は2022年4月9日(土)に、表登山口の駐車場にて撮影。登山道やこどもの村には影響がありませんが、駐車場から見上げると岩肌が崩落した箇所がありました。

今年の3月16日の地震で被害が出たと聞く霊山。11年前の3.11でもほぼ無傷だったのに。たび重なる大きな地震のせいなのか、今回の揺れ方が今までのとは違っていた為なのかは分からないが、状況を見たい。なかなか時間が取れなかったが、この日行く事が出来そうだと思っていたら、前日に結構な量の雨。地震で地盤が緩くなっていて、そのうえ多めの降水量。やめよう。と諦めてゆっくり起きたけど、やっぱり行きたい。ハヤブサも撮りたいし、ニリンソウも見たい。予定より3時間遅れて出発しました。
不動岩の手前で、大きな崩落箇所。すると突然ハヤブサのけたたましい鳴き声。上空には2羽のハヤブサ。1羽が低い位置でホバリング。急降下する姿も見え、崩れた斜面を撮ってから不動岩の先の片桟橋へ。暫く待っても姿も見えず鳴き声もしない。最初に見た崩落現場に戻ってみたが、やって来ない。もう雛が巣立ってしまったのか…。さっき撮っておけば良かった。
霊山寺跡でニリンソウを見て、下山しました。
地震の影響は、不動岩の少し北が1番崩れていました。日枝神社から閣に下りていく道でも少し岩が崩落。湧水の里へ向かう道は通行止めの表示。歩けるがまた同じ規模の地震が来たら、タダでは済まない感じ。3月の地震は23:36発生で登山者に被害はありませんでしたが、日中に起きていたらと思うとゾッとしました。

【備忘録】
貞観6〜8年（864〜866年)　富士山貞観大噴火
貞観11年(869年)　貞観地震
貞観13年(871年)　鳥海山噴火
貞観16年(874年)　開聞岳噴火