木曽駒ヶ岳
- GPS
- 03:21
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 211m
- 下り
- 420m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
はじめての雪山ということでアイゼンとかピッケルとか練習がてら行ってきた
荷物が重いから登りはどんどん抜かされていくけど下りに特殊な才能があることに帰りの下りで気付いた
木曽駒ヶ岳から下るときも中岳から下るときも体の力を抜きまくってフラフラ慣性に任せるとピョンピョン踊りながら転げ落ちるように笑えるくらい楽に高速に降りることができる
ザックが18kgあるから登りで他の観光客に抜き返されると思っていたけど
下りのあまりの速さのおかげで追いつかれることはなかった
結局千畳敷カールは思い切りピョーンと飛び降りてアイゼンのつま先が雪に着くか着かないかくらいの角度にしてカカトだけを雪に引っ掛ける感じで雪に接する直前で少し衝撃を吸収しながら着地の衝撃の一部だけが雪に伝わるようにすると滑るように進む事ができる。ピョーン、ザー、ピョーン、ザーな感じでなんちゃってスキーといったところ
他の観光客に雪の塊が転がっていきそうだったから端っこに移動して高速下山
せっかくの高速滑り降り技法なので滑落時のピッケルの練習にはもってこいかなと思ってバランスを崩した体でピッケルを突き刺して遊んだけどあんなの誰でもできるだろうし練習する意味ないと感じた
YouTubeのコメント欄に出現する「危険です!必ず指導者の下で!」は煽りすぎだということを知った
尻のソリも使ってみたけど遅いしつまらなかったから二度と持っていかないと思う
insta360x2で撮影していたから時間を測ったら坂道を下るだけなら3分くらいだった
そのあとは雪の中に埋もれて寝たり荷物が重くてノソノソ歩いていたから結局ロープウェイまで20分くらいかかったけど
それでも誰にも追いつかれなかったから高速滑り降り技法は凄いんだと思う
他にも速い人がいるか探してみたけどお尻で滑り降りていただけなので高速滑り降りは俺だけの特殊能力ということにしておく(笑)
そういえば雪の上に寝るだけなのにどうしてあんなに幸せホルモンが分泌されるんだろう
ちょっと思いついた
今度は誰もいない雪山で念のためにテントは横に張っておいてその数メートル離れたところに40センチくらいの穴を掘ってネオエアXサーモとゴアテックスシュラフカバーと電熱線入りの色のついていないゴーグルとバラクラバを着けて朝まで寝るというのはどうだろう
想定通りなら3000m級の薄い大気と冬の澄んだ空気のおかげで満天の星空と極上の幸福感を得られるはず
今回は震えながら背中と首を反らして暫く外で星を眺めていたけど次回はこの雪の棺桶スタイルにしてみる
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