大岩山・鞍掛山〜日向山から先はワイルド箇所ありました【53.4】

2022年05月08日(日) [日帰り]

• GPS: 08:36
• 距離: 19.8km
• 登り: 2,243m
• 下り: 2,239m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:35

5:39 尾白川渓谷駐車場
5:43 5:45 竹宇駒ヶ岳神社
6:18 6:18 矢立石登山口
7:16 7:17 日向山
7:20 7:20 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
7:24 7:25 雁ヶ原
7:29 7:34 錦滝分岐
7:36 7:36 尾根直登道・鞍掛山方面トラバース道分岐
7:44 7:50 雁ヶ原・錦滝分岐
8:36 8:36 駒岩
9:09 9:09 中ノ尾根分岐
9:38 9:39 大岩山
10:20 10:20 中ノ尾根分岐
10:50 10:50 駒岩
11:11 11:12 鞍掛山
11:15 11:27 鞍掛山 展望台
11:34 11:34 鞍掛山
11:56 11:56 駒岩
12:31 12:32 雁ヶ原・錦滝分岐
12:44 12:45 尾根直登道・鞍掛山方面トラバース道分岐
12:48 12:48 錦滝分岐
12:56 12:58 雁ヶ原
13:00 13:00 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
13:02 13:02 日向山
13:41 13:42 矢立石登山口
14:07 14:08 竹宇駒ヶ岳神社
14:14 14:14 尾白川渓谷駐車場
14:14 ゴール地点

天候

晴れ。雲が少々。
下山後に曇り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場を利用。広々していて、トイレもあります。
数年前には道路崩落で利用できなかった矢立石登山口駐車場は、今は使えていました。それほどたくさんは停められないと思います。

コース状況／危険箇所等

【駐車場〜日向山】程よく登山道っぽさを残しつつ安全に歩けるルートは、万人におススメできそうです。
【日向山〜大岩山】日向山から先は、岩の細尾根や、両手を使うような急坂があり、（私としては）緊張感のある個所がありました。1800mくらいからは安心して歩けます。日陰にわずかに雪が残っていましたが、登山道にはほとんど影響ありません。
【駒岩〜鞍掛山】鞍掛山への登りは、両手が必要な急な道が続きます。鎖・ロープもありますが、限定的でした。

写真

5/8 5:38

5：30です。駐車場はまだまだ空いていますが、日中は混むかもしれませんね〜。

5/8 5:42

しばらくは舗装路。キャンプ場にテントがたくさん立っていました。

5/8 5:43

右に進んで、日向山に向かいます。

5/8 6:17

日向山は人気なので、たくさんのレコが上がりそうなので色々省略。矢立石登山口まで車が入れるようになったのですね。ぎゅうぎゅうに詰めて駐車されているようです。

5/8 6:58

ムム。いつもの子たちと顔が違う。細かな刺繍がなされているようです。ミシンかな？

5/8 7:17

日向山のビーチは左ですが、山頂はここを右のよう。

5/8 7:16

分岐から30秒ほどで到着です。コチラにはいつもの子がいましたが、セットの達筆の山票は見当たらず。

5/8 7:20

山頂直前のワクワク感♪

5/8 7:20

ビーチに到着〜。

5/8 7:21

八ヶ岳が目の前。

5/8 7:21

雨乞山など。かな？

5/8 7:21

そして甲斐駒ヶ岳〜。凛々しい。

5/8 7:22

日向山は2度目です。

5/8 7:22

今日はここからが本番。西に進みます。

5/8 7:23

落ちたらひとたまりもないなぁ。

5/8 7:26

5/8 7:26

5/8 7:26

足跡の集中している場所があるので、なるべくそこを歩きます。

5/8 7:27

ゲイター着けていないので、靴に砂が入らないようゆっくりと下っています。

5/8 7:29

錦滝へのルートは通行止めとなっているそうで、ロープも張られていました。私は直進。

5/8 7:31

ここは往路の崩落個所。後で分かりましたが、ここは道間違いだったようです。ここを通ってはダメです（通ってしまいましたが、かなり恐ろしかったです）。

5/8 7:34

（私的に）厳しい道が続きます。難路といってもよいくらいの感じ。

5/8 7:45

なんの道標もない分岐。後で調べると、錦滝分岐とのこと。この道は生きているのかしら？

5/8 7:56

5/8 7:56

後ろを振り返ると、日向山からまだそんなに離れていなですが、だいぶ疲れました。主に精神的に。

5/8 7:57

細尾根を越えると、今度は急坂が続きます。滑らないように気を付けないと…。

5/8 8:00

道しるべがありました。方向は合っているようで、ホッとします。

5/8 8:09

鳳凰三山がよく見えるスポット。地蔵岳のオベリスクも確認できました。

5/8 8:16

ピンクテープが、わりと短い間隔でつけられているのがありがたいです。

5/8 8:24

徐々に傾斜は緩やかになって、呼吸を整えながら歩けるようになってきました。

5/8 8:33

あぁ〜甲斐駒に雲が…。

5/8 8:36

鞍掛山との分岐。大岩山とどちらを先にしようか悩みましたが、鞍掛山に行っても甲斐駒の雲は残っていそうな気がしたので、大岩山へ先に行くことに。

5/8 8:41

ほぅほぅ、天然ものですかぁ（←よく分かっていない）。

5/8 8:47

ブルブル…どうか鹿であってくれますように…。

5/8 9:05

5/8 9:13

標高が上がると雪がありますが、登山道にはごくわずか。靴だけで歩けます。

5/8 9:18

鋸岳？

5/8 9:29

森が深くなっていく感じ。

5/8 9:36

5/8 9:38

本日の折り返し地点。大岩山。今シーズンの最高地点でもありますが、眺望は無かったです。

5/8 9:38

山頂はこんな感じ。目的地というよりは、通過地点といった感じですね。

5/8 9:43

さて、帰るとしましょう。思ったより下りが急です。針葉樹の落ち葉が厚く積もって、見た目よりもずっとスリップしやすいです。

5/8 9:49

5/8 9:54

登り返し個所はやっぱり大変💦

5/8 9:55

先ほど、鋸岳の見えた場所は、駒薙ノ頭のようです。ここでお昼休憩にしました。

5/8 10:01

鋸岳かもしれない風景を見ながら、カップ麺をすすります。

5/8 10:01

動いていれば、人のいるのが確認できそうな距離感です。あそこへ登るのは大変そうだなぁ。

5/8 10:12

甲斐駒の方にはまだ雲が…。晴れてくれないかな〜。

5/8 10:15

食事を終えて下山しようとしたところに、謎のオブジェが。

5/8 10:41

滑りやすいので慎重に。

5/8 10:50

分岐ポイントに戻ってきました。鞍掛山に向かいます。

5/8 10:51

こちらも道そのものは分かりやすいです。いったん下ってから…

5/8 10:58

登り返し。トラバース部にチェーン＆ロープがありましたが、ちょっと使いにくい位置に設置されてます。贅沢は言えませんが。

5/8 11:00

ロープはそのまま頭上に伸びていました。とにかく滑落の無いように、気を付けて…。

5/8 11:11

ようやく鞍掛山。手前に小さな巻き道があるので、うっかりすると山頂をスルーしてしまいそうなのでご用心。せっかくなので展望台まで行ってみます。

5/8 11:11

ちなみに山頂はこんな狭さ。

5/8 11:15

展望台は風化した花崗岩地帯となっているので、やはり滑らないように注意。

5/8 11:16

信仰の跡と、天候の厳しさがよく分かります。

5/8 11:17

信仰の対象は、やはり甲斐駒ヶ岳なのでしょうね。優しそうな男性がおり、「雲が残念でしたね」と少しだけお話。

5/8 11:18

5/8 11:24

中央が、さっき登ってきた大岩山かな？そこからさらに進めば…

5/8 11:24

烏帽子岳を経て、甲斐駒ヶ岳まで行くことができそうです。が、かなり険しい道のりになりそうですね。

5/8 11:40

相変わらず、下りはビクビク。

5/8 11:47

鞍部分から下界が少し。もう少し空気がクリアなら、瑞牆山や金峰山なども確認できたかもしれません。

5/8 12:22

八ヶ岳はわりとクリア。雪も少なくなって、登る人も増えてきているかな。昨年夏に赤岳に登った時は、凄い人だったなぁ。

5/8 12:31

なぜ撮ったか忘れてしまいましたが、とにかく、険しい道のりを伝えたかったのでしょう。たぶん。

5/8 12:43

ここも、そう遠くないうちに崩れてしまうかもしれませんね。

5/8 12:48

ようやく日向山への登り返しに。ここまでくれば、気持ち的にもだいぶ楽になってきます。

5/8 12:48

5/8 12:50

砂地の登りは地味にキツイ。

5/8 12:52

5/8 12:55

甲斐駒の雲はナカナカ晴れません。

5/8 12:57

5/8 12:59

日向山の山頂には、たくさんの人がいました。大人気です。ちなみにここから西の部分では、お二人とすれ違っただけでした。

5/8 13:42

降りるのも安心な道♪

5/8 14:10

舗装路まで出れば、駐車場はあとわずか。

5/8 14:13

駐車場に車は増えていましたが、まだまだたくさん停められそうでした。今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

5/8 14:58

おまけ。
せっかく北杜市に来たので、お気に入りの紅茶専門店『マヴィ』で一休み。

5/8 14:58

庭にいろいろお花が。

5/8 15:16

5/8 15:17

こんなにノッポなムスカリは初めて見ます。

5/8 15:27

コロナ禍で思うように茶葉の輸入ができないのだと。春摘みのお茶が飲めずに残念です。はやく収まるといいですねぇ。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ チェーンスパイク アイゼン（4本爪） 傘

感想

pumi3

こんにちは。足の間に枯れ枝が挟まって、よく転びそうになるpumi 3です。どうしてあんなところに挟まるのでしょうか。

このところは、山梨百名山の中から次の山を選んでいましたが、残りは高難度or
標高が高いところばかりで、もう少し暖かくならないと行くのが難しそうです。というわけで、今回は以前から気になっていた山に。北杜市へ行くのは久しぶりです。一番の展望スポットで甲斐駒ヶ岳のお姿を拝むことができなかったのは残念でしたが、なかなか緊張感のあるよい山行となりました。

日向山は人気の山で、ここまでの道はとても安心なのですが、そこから先は…一般登山道扱いのようですが、難路にしてもよいのでは、と個人的には思ってしまうような個所もありました。進んでみたい方はお気をつけて。
2300mでだいぶ雪の影響はなくなっていたようなので、あと少ししたら森林限界の上にも入っていけるようになるかも…ワクワクしてきますね。

コメント

ellyhg

こんばんは(^^)
私も昨秋に鞍掛山に行ってきましたが、すごい急登ですよね😅。その分、展望台からの甲斐駒の大きさは迫力ありました。

pumi3

ellyhgさん　こんばんは　鞍掛山へも登られていたのですね。雪のある時期のあの急坂は、大変だったのではないでしょうか…。トラバース部の鎖場、絶妙に嫌な岩でしたね（苦笑）。展望台から正面を見据えて、甲斐駒はいつか攻略してやろうと決意を新たにしました（いつになるやら）。