燕岳 5月の新雪・絶景(31回)
- GPS
- 08:38
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,536m
- 下り
- 1,523m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 8:38
5:00 安曇野穂高発
5:30 中房第一駐車場
<復路>
14:20 中房発
14:50 自宅着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪5cm 第3ベンチからアイゼン使用 (昨年は同時期富士見ベンチから使用している) |
その他周辺情報 | 中房温泉など |
写真
感想
2022年(令和4年)5月10日(火)
燕岳 5月の新雪・絶景(31回)
天気予報では今日を逃すと晴れ間が遠のきそうと言うことで燕岳へ。
靄のかかる林道を中房へ、雲間を抜けると青空が広がった。
それと同時に周りの山々に白いものが目立つ。
昨日の雨が標高の高い所では雪降りになったようだ。
昨年も同時期に登っているのでアイゼンは用意してきた。
相変わらず人気の山で、5時半頃には第一駐車場に余裕はあるものの多くの車が止まっていた。
出発の準備をする人、登り始める人この時間帯賑わっていた。
登山口付近にもうっすらと雪が降った跡が見られ、徐々に積雪が増していった。
第一ベンチもまさかの真っ白状態に驚くしかない。
そして第二ベンチ上部で積雪のため少し滑るところが出てきた。
第三ベンチではほとんどの方がアイゼンを装着。
私もスパッツ、軽アイゼンを着けほぼ雪道の登りを歩くこととなった。
合戦小屋の屋根には5cmほどの雪が、そしてベンチにはそれ以上の雪が積もっていた。
合戦小屋からは冬道になっていてほぼ直線的に槍見ベンチへと登った。
その直線的道、登りは良かったが、下りは下地の硬い雪に積もった雪が滑りアイゼンが中途半端に効くので苦労した。
燕岳稜線、山頂へ。
黄砂にまみれた茶色の雪が真っ白に模様替えされた北アルプスが出現。
いつもならば岩肌を見せる槍の岩肌もうっすら白くなっていた。
笠ヶ岳から鷲羽・水晶岳そして裏銀座野口五郎岳の稜線が広がる。
稜線上のイルカ岩は青空に北アルプスをバックに泳ぐように見られた。
ゴリラ岩は燕岳の薄化粧した姿に見とれているようだった。
そして眼鏡岩は槍、穂高岳など北アルプスをのぞき込む。
360℃の展望、立山から剱岳そして針ノ木岳・蓮華岳の先には鹿島槍ヶ岳などの山稜が延びていた。
遠くには頸城三山、菅平、浅間山、八ヶ岳そして南アルプス、薄らだが富士山も顔を出してくれた。
31回目の燕岳、最高の展望というご褒美を今日もいただいた。
幸せな気分で下山。
第三ベンチから下はほとんど新雪は消えていた。
ふるちゃん
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