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Yamareco

記録ID: 4318439
全員に公開
山滑走
剱・立山

剱岳BCっていうか登山 大脱走ルンゼ滑降

2022年05月17日(火) 〜 2022年05月18日(水)
 - 拍手
Junjunsurf その他2人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
31:16
距離
18.2km
登り
2,629m
下り
2,631m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:54
休憩
0:34
合計
7:28
8:46
4
8:50
8:51
9
9:00
9:00
14
9:14
9:15
10
9:25
9:25
6
9:31
9:37
82
10:59
11:06
223
14:49
14:51
25
15:16
15:33
41
2日目
山行
9:25
休憩
1:55
合計
11:20
4:40
13
4:53
4:53
13
5:06
5:28
254
9:42
10:36
141
12:57
12:58
64
14:02
14:25
14
14:39
14:48
47
15:35
15:35
1
15:36
15:37
17
15:54
15:59
1
16:00
ゴール地点
天候 5/17 雲のち晴れ
5/18 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
クレバス多く滑走はギリギリだった。
予約できる山小屋
剱澤小屋
曇り空 雷鳥坂を登る。
曇り空 雷鳥坂を登る。
とりあえず乾杯🥂
とりあえず乾杯🥂
別山ピークからドロップ
別山ピークからドロップ
明日滑る大脱走ルンゼを望遠カメラで撮影
明日滑る大脱走ルンゼを望遠カメラで撮影
晩ごはんのスープが美味しかった。
後でシイタケ入りと気づく💀
晩ごはんのスープが美味しかった。
後でシイタケ入りと気づく💀
夕日が絶景。
富山平野の水田に映り込む。
2022年05月17日 18:32撮影 by  DC-GF10, Panasonic
5/17 18:32
富山平野の水田に映り込む。
2022年05月17日 18:41撮影 by  DC-GF10, Panasonic
5/17 18:41
明日は晴れそうだ!
2022年05月17日 19:03撮影 by  DC-GF10, Panasonic
5/17 19:03
明日は晴れそうだ!
美しい。
日の出とともにスタート!
日の出とともにスタート!
迫る剱岳が朝日に染まる。
迫る剱岳が朝日に染まる。
平蔵谷出合到着!
平蔵谷出合到着!
まだ谷は日陰。
2022年05月18日 05:47撮影 by  DC-GF10, Panasonic
5/18 5:47
まだ谷は日陰。
板を背負っていざ!
板を背負っていざ!
アイゼンがよく効く
アイゼンがよく効く
落ちてきた雪庇、デカイ
落ちてきた雪庇、デカイ
クレバスがあちこちに、3〜4mある。
クレバスがあちこちに、3〜4mある。
インディアンクーロワールへ!
インディアンクーロワールへ!
インディアンクーロワールを登る
インディアンクーロワールを登る
高度感がヤバイ
長次郎尾根に乗り上げる、ここもクラックだらけ
長次郎尾根に乗り上げる、ここもクラックだらけ
あとはピークを目指すだけ!
あとはピークを目指すだけ!
振り返ると八つ峰と白馬の稜線
振り返ると八つ峰と白馬の稜線
右側は切り落ちている
右側は切り落ちている
ロックオン!
最後の登り!
最後も急、、
360°の大展望!
コーラが美味すぎる!
コーラが美味すぎる!
どこを見ても
大脱走ルンゼへドロップ!
大脱走ルンゼへドロップ!
先行パーティーがちょうど最後の登りへ差し掛かるとこだった
先行パーティーがちょうど最後の登りへ差し掛かるとこだった
滑走はまったく余裕なし笑
滑走はまったく余裕なし笑
平蔵谷を振り返る
平蔵谷を振り返る
あそこから滑ってきた!
2022年05月17日 14:34撮影 by  DC-GF10, Panasonic
5/17 14:34
あそこから滑ってきた!
登り返しも気持ちいい!
登り返しも気持ちいい!

感想

2022.5.17-18
剱岳BCっていうか登山
大脱走ルンゼ滑走

9年前、初めてのバックカントリーで行った立山剱沢の滑走で間近にみた剱岳。あまりの迫力に圧倒されたのを覚えている。まさかその山頂からスノーボードで滑降する日が来るとは当時思いもしなかった。
山スキーヤー(スノーボードだけど😁)憧れの剱岳大脱走ルンゼを快晴無風の最高のコンディションの中、頼りになる先輩達のお陰で安心してアタックする事ができた。

DAY1
立山駅始発のケーブルカーで室堂へ。
曇天だが昼以降天気は回復の予報。11時には剱御前小舎に到着。雪も硬いのですぐに宴会スタート笑。先輩達はワインにウィスキーにビールとガブガブ飲んで酔っ払い。晴れ間が覗いて雪も緩んできたので滑りに行くはずがまったくその気なし笑。仕方なく1人で剱沢と別山北面の2本を気持ちよく滑って腹ペコで小屋に戻る。富山平野の水田に移り込む美しすぎる夕日だった。

DAY2
日の出とともに剱沢を下る。迫りくる剣岳が朝日に染まる。平蔵谷出会いからは先行パーティーがちょうどスタートするところだった。シールと登返し用の行動食をデポしてカチカチデブリの平蔵谷を登る。この日平蔵谷からは3パーティー、先行は大脱走ルンゼを直登、後続は平蔵谷のコルへ。僕らはインディアンクーロワールへ。インディアン由来の岩の下でアックスに持ち替え源次郎尾根を目指す。大脱走ルンゼのノド付近はクラックも多くなかなかのブッ立ち具合。滑って降りれるのか?と思いながら雪の状態を確認しつつ高度を上げる。滑るにはもう少し緩んで欲しい。尾根に乗り上げ小休憩。ここからピークまではただまっすぐ登るのみ!所々クラックの入った源次郎尾根をダブルアックスを交えながら登る。先輩が確実にステップを刻んでトレースを伸ばしてくれる。振り返ると半端ない高度感の後ろに白馬の山々が。大脱走ルンゼを見下ろすと先行パーティが中腹辺りを登っている。ついに頂上へ。グータッチしてコーラで乾杯。風もなく360°の景色を堪能する。山頂で小一時間のんびりしたら、いざ最大斜度50°の大脱走ルンゼへ。ちょうど先行パーティーが最後の急登に差し掛かっていた。これだけ緩めば余裕と思っていたのに吸い込まれるような斜度にビビってほとんどターンせずに滑り降りる笑。ノドの通過は先に滑った先輩の無線の指示でクラックの間をすり抜けて。大脱走ルンゼを抜けたー!って無事を笑顔で確認しあう。その後すぐ気の緩みもあってデカいクラックに落ちかけ、板を外して登り返す、、、いやービックリした。
デブリとクラックだらけの平蔵谷を剱沢出合まで。安全圏に到達したらハンパない達成感‼︎剱御前小舎までの登り返し中何回も後ろを振り返る。あのピークから滑ってきたんだと。気持ちよくターン出来た訳ではまったくないけど、滑り納めに相応しい大満足の山行だった。最終のバスで立山駅へ。スノーボード的には別山北面が一番でした笑
怪我なくシーズンを終えられた事に感謝。

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