白山(魅惑の周回)
- GPS
- 14:00
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 3,118m
- 下り
- 3,121m
コースタイム
- 山行
- 12:19
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 14:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
今日は残雪期限定のYSHR一押しの白山周遊の旅に出かけよう。
深夜0時にコーエーと市ノ瀬で待ち合わせ、チャリに跨り別当出合へ、スキーを担がなければよっちゃんだ。市ノ瀬を出ていきなりチェーンが外れたが気を取り直して35分で別当出合に到着。
満天の星の下ガシガシ硬度を上げる。覗きから雪は繋がった。放射冷却で雪はカチンコチンアイゼンで進む。弥陀ヶ原でようやく白んできた。室堂はスルーして大汝へ向かう、大汝登りで日が上がった。
大汝をピクってお参りしたら御手水鉢上から大汝カールへ、カールをガンガン下って火の御子峰基部へ行こう。基部から見上げる火の御子峰は圧巻だった。景色を堪能したらお花松原乗越へ登り返す、途中地獄の針山群を右手に目にする。
乗越からお花松原経由で翠ヶ池へ、さらに剣ヶ峰、御前峰と周回した。御前峰の登りでは北面の岩登りを体験してもらおう。弱点を探しながら北面から山頂にダイレクトに攀じる。十分白山の魅力を堪能したらあとは下るだけ。雪は緩みアイゼン無しで足スキー、あっという間に別当出合に着いてチャリの人になり市ノ瀬到着、快晴にも関わらずほとんど人にも会わない14時間の周遊の旅であった。
スキーは先週で終了としたので今回は雪山ハイキング。
お手水鉢から地獄谷へと下降し、火の御子峰を間近に見てからお花松原に登り返す。このルートは最後まで雪が残るのでスキーシーズンの締めくくりには持って来いの斜面だ。
今年の締めくくりもこのルートに行ってみたいと思っていたが、まだ行ったことがなかったのでヒルバオ雪渓に甘んじていた。今回はルート観察が出来るので楽しみだ。
過去にお手水鉢から地獄谷へのルートは行ったことがあるが適当なところで登り返している。雪はまだまだどっさり残っているが気温が高くなる時期には落石も多く、標高が低くなるにつれて斜面も荒れてきた。
火の御子峰の取付を見てから松原乗越(仮称)へと登り返す。始めは斜度も緩く白山とは思えないような景色に圧倒されながら登る。この時期になるとスキー滑走は雪渓くらいしかないので毛勝山、白馬岳など最後まで雪が残るところしか滑ることは出来ないと思っていたが意外にも近場の白山で大雪渓歩きが出来るとは思っていなかった。
大汝峰からの斜面も雪が繋がっているところを確認できたので、今シーズンはスキーは終了としたがもう少し延長してみようかという気持ちになった。しかし別当から担ぐことを考えると行きも帰りも担いている時間の方が長い。行きは暗いので涼しいからまだいいが、日中は暑いので帰りは苦行となる。悩むところではある…
松原乗越は藪だがすぐに雪が繋がる。すっかり雪は緩んでいるので雪原を行くより夏道に行った方が楽だった。翠が池まで登り返し、少し寄り道をして御前峰を目指す。今回は北面の岩場から登ったのでなかなかスリリングだった。まさか白山でこんなに緊張するとは思わなかったくらいだ。
帰りは靴スキーで快適だった。ルート観察中はスキーもいいなと思ったが、暑い中砂防を歩いているとやはりもうスキーはいいかなとも思った。
今回は白山の色んな景色を堪能できる贅沢ルートだった。
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