岩殿山・姥子山〜何かの呪いを受けているかもしれない【65.5】

2022年06月05日(日) [日帰り]

• GPS: 11:18
• 距離: 28.4km
• 登り: 2,484m
• 下り: 2,474m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:01
• 休憩: 1:15
• 合計: 11:16

距離 28.4km 登り 2,488m 下り 2,484m

4:41 岩殿山畑倉登山口
4:46 鬼の岩屋
5:01 5:03 岩殿山
5:05 5:07 用水池
5:12 三の丸跡
5:22 築坂
5:36 5:42 兜岩
5:50 天神山
6:04 6:05 稚児落し
6:22 6:23 笹平
6:30 向山(向ウ山)
6:43 6:45 トズラ峠
7:01 高ノ丸
7:07 サクラ沢峠
7:42 セーメーバン
8:13 8:14 大垈山
8:44 金山峠
8:49 8:52 百間干場
9:34 奈良子林道分岐
9:44 白樺平(石ノネカ)
9:54 9:55 姥子山西峰
10:02 10:46 姥子山東峰
10:54 姥子山西峰
11:02 11:03 奈良子林道分岐
11:42 11:43 百間干場
11:48 金山峠
12:11 大垈山
12:41 セーメーバン
13:12 サクラ沢峠
13:19 13:20 高ノ丸
13:35 トズラ峠
13:54 14:03 向山(向ウ山)
14:10 笹平
14:28 稚児落し
15:04 花咲山方面分岐
15:35 岩殿山強瀬登山口
15:47 岩殿登山口
15:57 岩殿山畑倉登山口

天候

曇り・時々日差しあり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岩殿山畑倉登山口に駐車。5台くらい停められそうです。早朝にスタート、夕方に下山だったためか、他の車は見かけませんでした。

コース状況／危険箇所等

【登山口〜稚児落とし】整備されていますが、鎖場やロープ場は思ったより険しかったです。鎖場は巻いて歩けるようです。
【稚児落とし〜金山峠】厳しい坂と緩やかな場所とが繰り返される感じ。踏み跡・テープがほとんど無い箇所がたまにあるので、地図やGPSでよく確認。小さなピークがいくつかあり、巻いて歩くこともできますが、そのまま別の尾根筋に引き込まれてしまう箇所もあり。
【金山峠〜姥子山】林道工事のためか、迂回路が作られています。激坂です。フカフカの土でしっかり踏み込めましたが、雨の時などはご注意を。その後も奈良子林道分岐までは登り応えのある坂が続きます。

写真

6/5 4:38

ここまでイロイロあって、眠い…。前回は岩殿山まで往復40分のハイスピード登山でしたが、今日はゆっくりじっくり歩く予定です（予定でした）。

6/5 4:48

前はもう少し流れていた沢、今回は今にも涸れそう。

6/5 5:03

あっという間に山頂。今日は土もよく乾いていて、ロープの助けも必要なかったです。

6/5 5:06

山頂から先は未踏のコース。しばらくは公園のような道。

6/5 5:08

先ほどの山頂部で踏破したことにはなりますが、奥に進んだこちらに、しっかりとした山票がありました。

6/5 5:08

大月の町を見下ろすことができます。実は右奥に、富士山の裾野の方がうっすらと見えています。

6/5 5:08

お わ か り い た だ け た だ ろ う か …

6/5 5:14

6/5 5:23

しめじっぽいキノコがありましたが、大きい！（小さい方はシメジサイズ）食べられるのかな〜。

6/5 5:29

行きはまだ元気なので、鎖場ルートに挑戦。

6/5 5:30

観光地のような山かと思っていたけど、ガッツリした鎖場でちょっとビックリ。

6/5 5:32

しかもけっこう長かったですが、普段山に登っている方なら問題なさそう。

6/5 5:36

崩落のため進入禁止。崩落前がどんな感じだったのか知りませんが、私なら普通に進みたくない感じ。

6/5 5:37

林間コースもこんな感じで崩れかけの箇所ありました。ロープを頼りに下ります。

6/5 5:51

さっきよりも、富士山の上の方まで見えるようになりましたが、それでもかなり霞んでいますね。

6/5 6:21

手入れのされた道から、次第に踏み跡も薄い道に。

6/5 6:23

ふと視線を落とすと、切り株に直接書かれた笹平の山票。ちなみにこの付近は本当に笹が多かったです。

6/5 6:28

厳しい坂には階段があることも。崩れかけではありますが、ありがたい。

6/5 6:42

林道に出ました。トズラ峠のようです。

6/5 6:44

林道を渡って再び登山道へ。道標もあるので安心。

6/5 7:01

6/5 7:02

6/5 7:04

歩きやすい場所もありますが、踏み跡薄く、テープも無しでちょっと心細くなります。

6/5 7:08

厳しい傾斜がありつつも、あまり長くは続かないのが今回のルートの特徴かも。

6/5 7:20

厚く積もった枯葉の中からニョキニョキしているこれらは、いったい何だろう？

6/5 7:39

ちなみにセーメーバンとは清明盤と書くようですが、なぜ敢えてのカタカナなんだろうか。感じの方がカッコいい気がします。

6/5 7:43

こちらがセーメーバン山頂。

6/5 8:14

大垈山山頂。この付近は広尾根のようになっていて、特に道を見失いやすかったです。

6/5 8:25

案の定、別方向に降りてしまったので、一度山頂まで戻ってきました。

6/5 8:26

GPSを見ながら歩く…。この道標を見つけてからは、歩きやすくなりました。

6/5 8:27

こういうところは安心して歩けます。

6/5 8:30

冬に雁ヶ腹摺山まで歩いたときに、頑張って姥子山まで歩いていたら、今日線がつながったのにな〜。

6/5 8:38

ちょっと青空が見えました。「今日、鋸岳にチャレンジした人はいたかな。甲斐駒とかの風景は見られたかな。」なんてことをふと思う。

6/5 8:45

思っていたほど雲は厚くなかったけど、やっぱり日差しが入ると気持ちがいいですね。

6/5 8:50

百間干場。

6/5 8:52

本来は少し林道を歩いてから登山道のようですが、この時は迂回路に誘導されました。

6/5 8:55

少し上から。林道の先に重機が見えるので、工事でもしているのかな。

6/5 8:55

迂回路なので仕方がないのだと思いますが、道ではないです。ただの山の斜面です。

6/5 9:00

上まで登りきると、東側が少し開けていました。天気予報よりも、好天に恵まれたようです。

6/5 9:05

下山ルートにも、迂回路の案内が。やっぱり通れないのか。写真撮ってなかったですが、ここから林道までの登山道もなかなかワイルドで疲れました。

6/5 9:34

林道に出ました。姥子山は林道に沿ってここを右に進めばよかったのですが、間違えて正面の登山道へ入ってしまいました。

6/5 9:44

わりと早めに道間違えに気づいたけど、ぐるっと回って戻れそうだったのでそのまま。この道標で修正。左に進めば足跡がつながるけど…今日はちょっと厳しいです。

6/5 9:50

再び林道に。ここから姥子山を目指します。ここらで、下りの時に左膝が痛むことに気が付きました。

6/5 10:03

林道からはそれほど時間をかけずに、姥子山山頂に到着です。曇りでも、これだけ眺めがあったので満足です。

6/5 10:03

山票もパシャリ。そうそう、前回の山行から、ポールがおニューとなりました。

6/5 10:04

雁ヶ腹摺山方向はちょっと雲が厚め。

6/5 10:04

歩いてきた山々…かな？この後昼食をとり、下山しましたが、左膝の痛みが強くなり、膝を庇いながら歩きました。なので下山中はほとんど写真撮る余裕ナシです。

6/5 14:27

何とか稚児落としまで戻ってきました。ここから車道に降りるため、往路とは別ルートを選択。そちらも鎖場があったりでなかなか険しかったですが、早めに舗装路に出たかったのです。よく見ると岩の上で寛いでいる方が。見ている方がおっかないかも。

6/5 15:25

舗装路歩きでも痛みは続き…庇っている右の足も心配になってきます。

6/5 15:57

ようやく登山口に戻ってきました。車道歩きも長かったなぁ。

今日も無事に降りてくることができました。お疲れさまでした。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。アイスではチョコミントが好きですが、31で注文するのはためらってしまう、pumi3です。

鶏冠山から一週間。恐怖はまだ残っていましたが、いっそこの勢いのまま鋸岳も登ってしまおうか、と毎日天気予報を見ながら計画を立てていました。そして当日。
01：00　起床
01：30　出発
02：15　長野との県境まで来て、ナビでゲートまで案内してもらおうと思うも、地図のダウンロードをしていないことに気づく。節約のためスマホの高速通信に制限をかけていたため、データ落とせず。速度制限を解除しようと思うも、IDとパスワードが思い出せない。諦めて一度戻る。
03：00　自宅到着。改めて、これから行く山を決め、地図をダウンロード。登山届をメールで提出。

という感じでした。荷物等は前の晩から準備バッチリだったのですが、地図を忘れていたとは…無念。うちの職場は休みが多くないし、これからは梅雨もあるので、行ける時に行っておきたい山だったのですけどね。

さて、姥子山は、「いつでも行けそう」ということで計画だけしていた山でした。10時間以上歩いて、お会いしたのは姥子山付近でお二人だけという、実に静かな山行でした。このくらいの山行は珍しくないのですが、何が悪かったのか復路の膝痛の酷さといったら…。往路の歩き方が悪かったのかしら。原因は未だに不明です。
そういえば、数日前には突然腰が痛くなって立っていられなくなったし（軽いギックリ腰？）、一昨日には右足の小指が痛くなるし…こんなに立て続けに、体の不調が連続することってあるのかしら？これはもしかして……なにかの呪いでも貰ってきてしまったのか……？何とか歩けたのでまだ良かったですが、山頂近くで何か起きてしまうと、下山そのものが困難になるということを、ちょっぴり実感できました。

個人的にイロイロありましたが、全体的には表情のコロコロ変わる楽しいルートだったので、これから歩く方の参考になったら嬉しいです。

コメント

ゲスト

こんにちは(^^)
膝が痛くなりましたか。今回鋸岳に行かなかったのは、むしろ幸いな導きだったのかもしれませんね。私も膝と腰に不安があり、サポーターとコルセットは必需品です😅　特に膝は一度痛めてしまうと回復に時間かかりますし、無理なさらぬよう、お大事にしてください。

pumi3

ellyhgさん　いつもあたたかいコメントありがとうございます
本当に、鋸岳でなくて良かったなぁと思いました二日経ち、日常生活ではほとんど影響ないくらいには回復しましたが、ハードな山行はしばらく控えた方が良さそうですね。サポーターとコルセット、私も検討してみたいと思いますだいぶ筋力ついてきたと思っていたんですけど、そう甘くはないですね