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Yamareco

記録ID: 438157
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

笠丸山(初) (DH第一試合)アカヤシオは終わりそうでした 

2014年05月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
01:50
距離
3.6km
登り
422m
下り
435m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:00 笠丸山登山口下駐車場
9:35 地蔵峠
10:00 笠丸山西峰
10:15 笠丸山東峰
10:45 東峰下登山口
10:55 笠丸山登山口下駐車場 
※ ダブルヘッダーをもくろんで最初から飛ばしました。コースタイムは2:45です。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笠丸山登山口下駐車場利用
※ 9:00 ころ通常の駐車場は満杯、隣の空き地の2台目でした。
※ 満杯になったあと11:00ころにはそろそろ空きがではじめたと思われます。
コース状況/
危険箇所等
距離、標高差は短いですが、初級ハイク愛好者には技術的にきつい岩場の山でした。

西峰付近で、距離は短いですが、やせ尾根でぞわっと来るところがあります。(足を滑らせたら生きて帰れないと思いますので、最後の10メートルは無理に行かなくてよいと思います。)
また、西峰下、東峰下はでロープを頼りにしないと移動困難な程度の急坂です。

さらに、東峰直下の急な下りは一部ふみ跡が薄く、テープも途切れているので、慎重に道を探さないと危険なところに迷い込みそうです。
アカヤシオは今シーズン最後かなと思いつつ笠丸山にやってきました。東京から経路がいくつかありますが、本庄児玉から鬼石、神流湖経由にしました。湖沿いの道はドライブだけでも気持ちよさそうな整備された景色の良い道でした。
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アカヤシオは今シーズン最後かなと思いつつ笠丸山にやってきました。東京から経路がいくつかありますが、本庄児玉から鬼石、神流湖経由にしました。湖沿いの道はドライブだけでも気持ちよさそうな整備された景色の良い道でした。
9:00に笠丸山下の駐車場到着しましたが、ちょうど前の一台で駐車場が満杯となり、となりの空き地にとめさせていただきました。(となりは4台くらい駐車可。)
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9:00に笠丸山下の駐車場到着しましたが、ちょうど前の一台で駐車場が満杯となり、となりの空き地にとめさせていただきました。(となりは4台くらい駐車可。)
登山口はまだ桜が満開。
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登山口はまだ桜が満開。
と思ったら北側斜面に少し雪が残ってます。
と思ったら北側斜面に少し雪が残ってます。
最初は整備された歩きやすい道です。ここいらあたりは山野草も多数ありました。
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最初は整備された歩きやすい道です。ここいらあたりは山野草も多数ありました。
こちら紫ケマンかと思って写真撮りましたが、近くにいらしたハイカーの方が葉っぱはエンゴサクとのこと。帰って調べましたが微妙。難しいですね。[[wakaba-mk]]
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こちら紫ケマンかと思って写真撮りましたが、近くにいらしたハイカーの方が葉っぱはエンゴサクとのこと。帰って調べましたが微妙。難しいですね。[[wakaba-mk]]
同じハイカーの方の御見立てはエイザンスミレ。なるほど、葉っぱに特徴があるみたいですね。
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同じハイカーの方の御見立てはエイザンスミレ。なるほど、葉っぱに特徴があるみたいですね。
ヒトリシズカかな。
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ヒトリシズカかな。
ニリンソウ
ありゃ、今シーズン初のハナネコノメだと思ったんだが、ピントあってなかった。[[sweat]] やっぱアイピースがいるな。ぶつぶつ。
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ありゃ、今シーズン初のハナネコノメだと思ったんだが、ピントあってなかった。[[sweat]] やっぱアイピースがいるな。ぶつぶつ。
こちらは普通のネコノメソウ。
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こちらは普通のネコノメソウ。
ハシリドコロ
などなど、地蔵峠までは野草がたくさんありました。
などなど、地蔵峠までは野草がたくさんありました。
でこれが、その地蔵様です。
でこれが、その地蔵様です。
ここいらあたりから、ミツバツツジが咲いていました。
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ここいらあたりから、ミツバツツジが咲いていました。
このビンクは青空に映えますね。:-)
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このビンクは青空に映えますね。:-)
山道は一転岩場がちになります。
山道は一転岩場がちになります。
うーん、したのほうのアカヤシオはほとんど落花していました。
うーん、したのほうのアカヤシオはほとんど落花していました。
幸いあがるにつれて、すこしずつ残っている花が増えました。
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幸いあがるにつれて、すこしずつ残っている花が増えました。
これは盛りを過ぎていますが、それでも見事。
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これは盛りを過ぎていますが、それでも見事。
山頂尾根道へのひと登りはロープがなければ登れない岩場で、少し湿っていたので、慎重に上りました。
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山頂尾根道へのひと登りはロープがなければ登れない岩場で、少し湿っていたので、慎重に上りました。
尾根にあがると眺望がありました。西のほうで少し雪が残っているのは八ヶ岳のようです。:oops:
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尾根にあがると眺望がありました。西のほうで少し雪が残っているのは八ヶ岳のようです。:oops:
頂上付近の尾根道はアカヤシオが残っていました。来た甲斐がありました。
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頂上付近の尾根道はアカヤシオが残っていました。来た甲斐がありました。
ただし、ここから西峰にいたる岩場が痩せていて、足を滑らせたら多分生きては帰れません。ほんの数メートルですが、久かたぶりにおしりがゾワッと来ました。[[sweat]]
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ただし、ここから西峰にいたる岩場が痩せていて、足を滑らせたら多分生きては帰れません。ほんの数メートルですが、久かたぶりにおしりがゾワッと来ました。[[sweat]]
10:00 西峰は狭いですが、うっとりするような景色でした。山頂付近では10名ほどの方がいらっしゃいました。
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10:00 西峰は狭いですが、うっとりするような景色でした。山頂付近では10名ほどの方がいらっしゃいました。
ありゃ、どっかで見たようなごつごつ山。両神山ですか。西上州といっても、山域からすると秩父のすぐ隣なんですね。
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ありゃ、どっかで見たようなごつごつ山。両神山ですか。西上州といっても、山域からすると秩父のすぐ隣なんですね。
今度はアカヤシオ越しの八ヶ岳。
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今度はアカヤシオ越しの八ヶ岳。
北方向には、桧沢峠に向けた道路が見えてます。(後ほど通ることになりました。) 
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北方向には、桧沢峠に向けた道路が見えてます。(後ほど通ることになりました。) 
東峰への尾根道は入り口は少し分かりにくいですが少し進むとアカヤシオの感じがとてもよいです。
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東峰への尾根道は入り口は少し分かりにくいですが少し進むとアカヤシオの感じがとてもよいです。
10分ほどして東峰の山頂に到着、眺望はありませんが、三笠神社があります。
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10分ほどして東峰の山頂に到着、眺望はありませんが、三笠神社があります。
ここからの下りがくせものでした。標識、赤テープがなくて、薄いふみ跡があるだけでしたが、ガイドブック(旧版)ではここから表登山口に降りるコースが示されていたので、だまされたつもりで降りてみました。(新版ではこのヤマは落選しています。)
ここからの下りがくせものでした。標識、赤テープがなくて、薄いふみ跡があるだけでしたが、ガイドブック(旧版)ではここから表登山口に降りるコースが示されていたので、だまされたつもりで降りてみました。(新版ではこのヤマは落選しています。)
5分ほど下って、ふみ跡から少し下に見えるこの標識を見落として東に直進すると進退窮まると思います。要注意。
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5分ほど下って、ふみ跡から少し下に見えるこの標識を見落として東に直進すると進退窮まると思います。要注意。
10分ほど半信半疑で下るとようやく山道らしくなりました。それでもかなり急な坂道です。
10分ほど半信半疑で下るとようやく山道らしくなりました。それでもかなり急な坂道です。
こちらの道はあまりツツジは見当たりません。ミツバツヅシも終わりかけの雰囲気。
こちらの道はあまりツツジは見当たりません。ミツバツヅシも終わりかけの雰囲気。
小一時間下ると車道が見えてきました。こちらは野草もほとんどありませんでした
小一時間下ると車道が見えてきました。こちらは野草もほとんどありませんでした
車道沿いはまだ春爛漫の風情。
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車道沿いはまだ春爛漫の風情。
シャクナゲ。
植物園みたいですが、普通の沢スジです。
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植物園みたいですが、普通の沢スジです。
やまぶきも自己主張。:-)
10:55 駐車場に戻ってきました。相当早かったので、物語山ダブルヘッダーに挑戦することにしました。(無謀(?)でした。詳細はベツレコにしました。)
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やまぶきも自己主張。:-)
10:55 駐車場に戻ってきました。相当早かったので、物語山ダブルヘッダーに挑戦することにしました。(無謀(?)でした。詳細はベツレコにしました。)
先ほど笠丸山頂から見えた車道を桧沢峠方面に向かいます。逆に笠丸山方面を見るとツツジ、アカヤシオが咲いているのが見えます。この山はたしかにアカヤシオの山でした。第一試合、お疲れ様でした。
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先ほど笠丸山頂から見えた車道を桧沢峠方面に向かいます。逆に笠丸山方面を見るとツツジ、アカヤシオが咲いているのが見えます。この山はたしかにアカヤシオの山でした。第一試合、お疲れ様でした。

感想

アカヤシオは今シーズン最後かなと思いつつ笠丸山にいくことにしました。といっても、前日までどこに行くか決まらず、結局、笠丸山メインで時間によって物語山、牛伏山とのダブルヘッダーという虫の良い計画でした。(どう虫が良かったのかは、第二試合 物語山編でレコします、請う御期待! ってほどでもないですけど。)

このコースは下のほうのアカヤシオは落花してましたが逆に山頂付近のアカヤシオがピークで、天候、眺望にも恵まれて大満足のハイクとなりました。(この連休アカヤシオは山頂だけは何とか持ちそうですが、全体としては終わりかけです。)

ただし、上のコース状況にも書きましたが、初級ハイク愛好者には技術的にきつい岩場の山で、西峰下、東峰下ともロープを頼りにしないと移動困難な程度の急坂です。また、西峰付近に、距離は短いですがやせた岩場でぞわっと来るところがあります。(足を滑らせたら生きて帰れないと思いますので、最後の10メートルほどは無理に行くことはないと思います。)


【コース全体の個人的総評】身の丈レベルの凡例は「プロフィール」に
スタミナ(体力).★★☆☆☆(距離は短く、Ekmr度数=9.0※ながら岩場、急坂が多いので結構疲れました。)
技術力(腕力)..★★★☆☆(西峰下のコル、東峰へはともに相当急な岩場です。要所にはロープがありますが湿っていたら★★★★☆手と足をもう一本ずつほしいレベルだと思います。)
高度感対応力...★★★☆☆(西峰への尾根道は、ほんの数メートルですが★★★★☆:お尻付きながら行きたいんですけどレベルあります。心臓の弱い方は無理して行かずとも、その手前までで十分楽しめると思います。)
道迷危険度....★★★☆☆(東峰から表登山口への下り、山頂直下は標識、テープ、ふみ跡とも当てにならない感じで、しかも急な岩場なのでヘタにすすむと進退窮まりそうです。□■□要注意□■□)
花鳥風月度....★★★★☆(野草も結構多いし、アカヤシオのピークに当たると見事です。)
また行きたい度..★★★☆☆(東京からだとアクセスがよくないが、また来たいかな。)
オススメ総合評価.★★☆☆☆ ハイクとしては短いですが、アカヤシオの季節はまあまあおすすめです。 
総評・コメント: アカヤシオは生命力が弱くて、他のツツジの進入できないような岩場にしか咲かない、という話を実感しました。

※ ちなみに、このヤマはいつものガイドブック旧版には入っていましたが、では落選しています。初〜中級位の方には面白そうなコースなんですが、東京からだとちょっと遠いわりに短いせいかな。。
※ Ekmr度数: murren先生による「えらい」「きつい」度数です。 
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

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コメント

やっぱり標高1000mの場所では・・・
こんにちは
笠丸山はわが家でも「アカヤシオ山行」の候補の1つでした
アカヤシオシーズンにはかなりの登山者が入山する山のようで、静かな山行を期待して先週は兜岩山にしたのですが・・・

まだまだアカヤシオが残っているようですね♪
わが家は明日、終盤!?のアカヤシオ(ひとつばな)を期待して、南牧村の三つ岩岳を予定しています

この時期は残雪もほとんどない西上州の山がいいですよね♪
ツツジが終わっても、山野草が可憐に咲いていますし、何より雑木の若葉が美しい♪
明日の山行でひとつばなに振られても、若葉を楽しめればいいかなって考えています

追伸)ダブルヘッダーの2つ目ってどこだろ?
レコ・・・期待してますね
2014/5/3 11:22
Re: やっぱり標高1000mの場所では・・・
air_4224さん、早々のコメントありがとうございます。
> わが家は明日、終盤!?のアカヤシオ(ひとつばな)を期待して、南牧村の三つ岩岳を予定しています。
前回の兜岩山は早すぎだったようなので、今回は残っているといいですね。 笠丸も標高が100m違うと残り方が全然違っていたようなので、難しいものですね。
> 明日の山行でひとつばなに振られても、若葉を楽しめればいいかなって考えています。
あっ、そうだった。物語山(が、第二試合クイズの正解です )で、そう思って撮った写真がありました。追加しときます。
では、明日は良いハイクになりますように。アカヤシオのヤマは岩場が多そうなので、お気をつけて。
2014/5/3 14:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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