1278m峰（二等三角点：富良牛）

2022年06月10日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.2km
• 登り: 849m
• 下り: 844m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:01

6:55 富良牛橋
9:39 10:10 1278m峰
11:56 富良牛橋

天候

曇り　山頂部分だけ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富良牛橋付近に2台くらい駐車可

コース状況／危険箇所等

尾根取り付き〜山頂まで鹿道・ピンテあり

写真

静内中札内線の富良牛橋から出発。

橋の脇から伸びている作業道跡？を辿ってトムラウシ川に下りていく。

作業道が途切れたので川沿いを進む。
トムラウシ川の水量は少なく、飛び石で渡渉も可能だった。

二段の堰堤までは左岸に作業道が残っていて、ここまでは沢歩きをする必要は無かったらしい。

二段の堰堤を越えた少し先で渡渉して左側の尾根に取り付く。

尾根には明瞭な鹿道があり、登山者が付けたと思われるピンテもある。

近隣のピラトコミ山の北西尾根よりも藪は薄く、急登だけど登山道のような歩きやすさだ。

標高を上げるとガスに包まれてきた。眺望は期待できないかな・・・。

・1060で北東からの尾根と合流。この先は若干笹薮が増えてくる。

膝〜腰丈くらいの笹だけど、密度は高くないので難なく進めた。

急にガスが抜けて青空が出てきた！
期待していなかっただけに嬉しい。

山頂が見えてきた。

1278m峰到着。苔に覆われた二等三角点「富良牛」

山頂は視界が開けないのが惜しい。
木々の間からカムエク、コイカクも確認できたのだが・・・

何とか主稜線が望めるところを発見。
ヤオロ〜1599〜ルベツネ〜ペテガリ。

雲海の向こうに聳えるペテガリ岳。
A,B,Cカールを抱えた姿が美しい。

ペテガリ東尾根と左端にポンヤオロマップ岳。

山頂には笹の生えていない平坦地があった。テン場に良いかも。

感想

se11482

2月に北日高のトムラウシ山に登り、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4004357.html
トムラウシ三座のラストとなった中日高のトムラウシ山へ。

この山は地形図に山名表記は無いが、札内川から分かれるトムラウシ川の上流に位置していて、三角点名が「富良牛」なのでトムラウシ山と呼ばれることもあるようだ。他の二座と区別するなら「中日高のトムラウシ山」とか「中札内のトムラウシ山」とか言えば良いのだろうか。

・1060経由の北東の尾根にはかなり明瞭な鹿道が続いていて、藪漕ぎはほとんどなくとても快適なルートだった。ネット上の記録は多くないが、ピンテがそこそこの間隔で付けられていたのを見ると意外と登っている人がいるようだ。
短時間で登れたが、頂上からの眺望があまり開けないのはちょっと惜しい。主稜線から少し離れた位置にあるので、木々が無ければカムエクからペテガリまでを見渡せる大展望台になっていたかもしれない。

これでトムラウシ三座コンプかと思いきや、大雪の前トムラウシ山(1649m)とポントムラウシ山(1247m)が未踏だったのを思い出した。山名に「トムラウシ」が含まれる山も合わせれば五座になるようだ。