記録ID: 4438763
全員に公開
ハイキング
近畿
日程 | 2022年06月26日(日) [日帰り] |
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メンバー | , その他メンバー2人 |
アクセス |
利用交通機関
電車、
バス
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2022年06月の天気図 [pdf] |
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写真
感想/記録
by ss43m
上桐生からの金勝はもう10年以上前かも知れないな?と思いながら草津からのバスに乗り込んだ。今日は日曜だから、登山者がほぼいっぱいだ。立席はいないが満員のバスはここしばらく経験がない。ほどなくすると草津川の源流になる桐生の集落に到着だ。バス停も車の駐車場も記憶にあるものとは大きく異なっていて、時代を感ずるほどだ。駐車場の中心部に綺麗なトイレもできていて、最近のハイキングの定番なのだろうか?
登山路を示す標識に導かれて、林道を進むと池に出た。オランダ堰堤の上部に位置する池なのであろうか?そこには野菜畑があって、丁寧に作物が作られている。登山道を進むと沢状の道で、いくつか分岐を過ぎると水の音が聞こえて来た。落ケ滝なのだろう。すぐ上に向かって大きな岩が垂直にそそり立っていて、そこに1条思いの他多くの水量が流れ落ちていた。20mは遥かに超えた高さと思えるが、それは見事な滝だ。何年ぶりに見るのだろうか?と記憶を確かめるが、それは無理なことだ。何の記憶も戻っては来ないのだ。
今日はこの落ケ滝のすぐ脇から天狗岩などの稜線に続く尾根があるというので、それを探した。すぐ脇に垂直に進む踏み跡が草を分けて登っているのを見て、直ぐに登り始めた。物凄い急斜面であるが、すぐ脇に落ケ滝が見えていて手を出せば水が触れるほどではないものの、近いことはいいことだと必死で登った。ロープも設置されていて、滑りやすい花崗岩の岩は少しいやらしい。恐々と登り続けるといつの間にか、落ケ滝の落ち口を遥かに見下ろす場所に出ると、天狗岩方面迄見える。
やせ尾根に張り付くような木々は体をくねらせないと通過できないくらいに狭い通路だ。落ケ滝の上流を俯瞰しながら進むと稜線と合流だ。やっとのことで一般道に出て、ホッとしたものだ。金勝の山は何度も来ているので、目あたらしい所はないので、余り歩いたことのないコースを行こうと、稜線から十九道ダム側に下降した。思いのほか早く林道に出て、車とオートバイが走っているのに驚きながら、早めに山の中に戻りたい気持ちになった。駐車場のような広い場所から直ぐの所に天狗岩の登山口があったので、登ることにした。
天狗岩の稜線がすぐに見えてきて岩場を登りだすと、『ササユリ』があると声がしたので見てみると1輪のササユリが密かにと言っていいような感じで咲いていた。そのすぐそばに『カキラン』も本当にひっそりと咲いているではないか!こんな所によく咲いているね、と声を掛けたくなってしまうほどだ。
そこから直ぐに天狗岩であったが、ものすごいハイカーの数に驚いた。子供連れのパーテイーも居て全部で30名ほどであろうか?ランチ場と決めていたので、人混みから南の谷側に少し下降して木陰でランチとした。今日は暑い日なので風がそよ吹く木陰は最高だと、どっかと腰を下ろして足を休めるのだった。
昼食後は早々と混雑場を離れて鶏冠山に進むべく西に足を向けて岩山の尾根を少し恐々と周囲の景色を眺めながら暑いにも関わらず、吹く風に感謝しながらの縦走だ。鶏冠山に到着すると、此処からは『トレセン』が良く見えるはずなのだが、多くの木々の葉に囲まれて何も見えないのであった。春にはその景色が素晴らしいことだけが記憶に残っていたのだったが。残念なるかな、足の疲れを感じながら早々に落ケ滝上流へと足を進めるべく、元来た道を戻った。
稜線から落ケ滝上への下降は初めは急であるが直ぐに流れのある緩い傾斜の小沢で快適だ。だが、滝の上流なので岩が多く、ロープが何か所か張りめぐされていた。平流の草の多い場所に来たら、黄色い小さな花弁が見えた。『カキラン』であった。草むらに意外と沢山咲いていて、本日のメーンイベントであったのだ。これを見られれば今日のハイクは完了だ。あとは、無事登山口に戻るだけだ。
久しぶりの金勝の山で、ササユリやカキランを見ることが出来て最高のハイクであった。ただ、梅雨の最中にもかかわらず、猛暑日のような物凄い暑さに体中は汗だらけだ。梅雨はもう開けたものと思われる空の蒼さと白い雲に、正にそれを実感した。
”八”、”竹”
登山路を示す標識に導かれて、林道を進むと池に出た。オランダ堰堤の上部に位置する池なのであろうか?そこには野菜畑があって、丁寧に作物が作られている。登山道を進むと沢状の道で、いくつか分岐を過ぎると水の音が聞こえて来た。落ケ滝なのだろう。すぐ上に向かって大きな岩が垂直にそそり立っていて、そこに1条思いの他多くの水量が流れ落ちていた。20mは遥かに超えた高さと思えるが、それは見事な滝だ。何年ぶりに見るのだろうか?と記憶を確かめるが、それは無理なことだ。何の記憶も戻っては来ないのだ。
今日はこの落ケ滝のすぐ脇から天狗岩などの稜線に続く尾根があるというので、それを探した。すぐ脇に垂直に進む踏み跡が草を分けて登っているのを見て、直ぐに登り始めた。物凄い急斜面であるが、すぐ脇に落ケ滝が見えていて手を出せば水が触れるほどではないものの、近いことはいいことだと必死で登った。ロープも設置されていて、滑りやすい花崗岩の岩は少しいやらしい。恐々と登り続けるといつの間にか、落ケ滝の落ち口を遥かに見下ろす場所に出ると、天狗岩方面迄見える。
やせ尾根に張り付くような木々は体をくねらせないと通過できないくらいに狭い通路だ。落ケ滝の上流を俯瞰しながら進むと稜線と合流だ。やっとのことで一般道に出て、ホッとしたものだ。金勝の山は何度も来ているので、目あたらしい所はないので、余り歩いたことのないコースを行こうと、稜線から十九道ダム側に下降した。思いのほか早く林道に出て、車とオートバイが走っているのに驚きながら、早めに山の中に戻りたい気持ちになった。駐車場のような広い場所から直ぐの所に天狗岩の登山口があったので、登ることにした。
天狗岩の稜線がすぐに見えてきて岩場を登りだすと、『ササユリ』があると声がしたので見てみると1輪のササユリが密かにと言っていいような感じで咲いていた。そのすぐそばに『カキラン』も本当にひっそりと咲いているではないか!こんな所によく咲いているね、と声を掛けたくなってしまうほどだ。
そこから直ぐに天狗岩であったが、ものすごいハイカーの数に驚いた。子供連れのパーテイーも居て全部で30名ほどであろうか?ランチ場と決めていたので、人混みから南の谷側に少し下降して木陰でランチとした。今日は暑い日なので風がそよ吹く木陰は最高だと、どっかと腰を下ろして足を休めるのだった。
昼食後は早々と混雑場を離れて鶏冠山に進むべく西に足を向けて岩山の尾根を少し恐々と周囲の景色を眺めながら暑いにも関わらず、吹く風に感謝しながらの縦走だ。鶏冠山に到着すると、此処からは『トレセン』が良く見えるはずなのだが、多くの木々の葉に囲まれて何も見えないのであった。春にはその景色が素晴らしいことだけが記憶に残っていたのだったが。残念なるかな、足の疲れを感じながら早々に落ケ滝上流へと足を進めるべく、元来た道を戻った。
稜線から落ケ滝上への下降は初めは急であるが直ぐに流れのある緩い傾斜の小沢で快適だ。だが、滝の上流なので岩が多く、ロープが何か所か張りめぐされていた。平流の草の多い場所に来たら、黄色い小さな花弁が見えた。『カキラン』であった。草むらに意外と沢山咲いていて、本日のメーンイベントであったのだ。これを見られれば今日のハイクは完了だ。あとは、無事登山口に戻るだけだ。
久しぶりの金勝の山で、ササユリやカキランを見ることが出来て最高のハイクであった。ただ、梅雨の最中にもかかわらず、猛暑日のような物凄い暑さに体中は汗だらけだ。梅雨はもう開けたものと思われる空の蒼さと白い雲に、正にそれを実感した。
”八”、”竹”
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