石ブテ西谷 大日岳 葛木岳 青崩道

2022年06月29日(水) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 10.2km
• 登り: 981m
• 下り: 1,010m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:13
• 休憩: 1:22
• 合計: 5:35

8:30 さわんど茶屋
8:43 8:43 水越川左支川砂防ダム
8:48 9:15 沢装備
10:56 11:06 沢装備解除
11:34 11:35 セト
12:19 12:21 大日岳
12:26 13:01 転法輪寺
13:04 13:10 金剛山
13:12 13:12 転法輪寺
13:30 13:30 セト
14:04 14:05 さわんど茶屋
14:05 ゴール地点

天候

快晴　頂上の気温26℃！？

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水越トンネル出口近くの駐車場を利用させていただきました、8台くらい駐車出来ます。
トイレが近くにあり、さわんど茶屋跡に自販機もあります。

コース状況／危険箇所等

まず、石ブテ西谷は自然林に囲まれた素晴らしい空間です。
序盤から大小さまざまな滝があり登りごたえがあります。
ただし水量が少ないので、非常に滑りが多いのでスリップからの転倒や滑落に注意が必要です。
ガレ場が現れたら一旦水が切れて伏流水のゾーンに入ります、ここからしばらくの苔生した空間が非常に美しいです、自分が見てきた金剛山の...本当に金剛山には様々過ぎるくらいの表情があるのですが、それでも断トツにこの空間が好きでたまらないです。
中盤以降はガラっと風景が一変して自然林から植林地になり少しですが流れも交じります、ですのでお勧めは切り替わりの場所から右は青崩道へ左は石ブテ西尾根へ繋がっているので、どちらかの尾根へ行かれるのが良いかと。
その先右方向にセトへの分岐点を過ぎると酷い倒木ゾーンになります、先週六道の辻より大日岳付近にこちらへの綺麗な道を見つけたのが気になったので行ってみたのですが、倒木が進路を塞ぎお勧め出来ません。

北尾根から青崩道は非常に歩きやすい道なので、距離こそ長いですが安心して利用出来ます。

写真

6/29 8:25

本当に6月！？っていう快晴ですw
でも5月から始めた金剛山の沢登りでついにシーズンインかも
ウヒヒな気分で今日はここからスタートです。

6/29 8:29

水越峠公衆トイレの横が入り口です。
こちらから青崩道、石ブテ尾根旧道、石ブテ尾根新道、石ブテ西谷へと向かう事が出来ます。

6/29 8:35

クサノオウ

6/29 8:36

ヒメジョオン

6/29 8:42

楠公の大堰堤です。

6/29 8:43

頭の真上に石ブテ尾根26番石標のピーク。
奥に見えるのは太尾塞のピークでしょうか。

6/29 8:49

暗い森に入りしばらく進むと鉄板橋に着き、渡ればすぐ正面に石ブテ尾根旧道、右奥へ石ブテ尾根新道への分岐点。

6/29 8:49

そのほぼ右折方向が石ブテ西谷への入渓点です。

6/29 8:50

ということで恒例の朝食タイムを兼ねて沢支度です♪

6/29 9:20

入渓して。
たしかに水量が少ないんですが、写真で見ると流れのある部分が無ければ「水」の存在を感じないぐらい透明です♪♪

6/29 9:21

ただし！
慣らし運転ですが非常に滑ってますw

6/29 9:23

でも序盤からすでに美しい。

6/29 9:24

売店の辛麺と登頂スタンプが気にならなければ一日中ここいらで撮影していたい気分です（汗）

6/29 9:25

この辺りは

6/29 9:27

登山靴での山行では全く知らなかった世界です。

6/29 9:30

樹々の隙間からの光と葉を通した光で「光の質」が違います。

6/29 9:31

やはり石ブテ西谷最高！！

6/29 9:34

と、喜ぶのもつかの間。
登山靴ゾーンでは存在すら知らなかった最初の難関3mの壁ですw

6/29 9:35

アタック！

6/29 9:36

それを超えると奥に見えるのが登山靴コースで渡渉時に見える...

6/29 9:39

この7mの壁です！
先々週、初めて沢装備でここへ来た時は怖気づいて全く挑戦する気が起こらなかったのですが今日はやったる！

6/29 9:43

やった〜！！
ノーロープでクリア出来ました♪
今日は調子良いかも〜♪
コラコラ！調子乗ってはいけません（汗）

6/29 9:46

この滝を超えたこの辺りの風景が好きです。

6/29 9:57

石ブテ尾根新道への入り口です。
以前だと此処へ至るまでの世界は全く知りませんでした。

6/29 10:00

キツネノボタン

6/29 10:05

この自然林の群生が石ブテ西谷独特の渓相を支えてくれます♪

6/29 10:09

だからWB太陽光で撮ると葉を透かした光がこの色に。

6/29 10:14

次の難関が見えてきました！
二段の滝です。

6/29 10:15

5mくらいでしょうか？
一見、楽に登れそうに見えるんですがヌメヌメで実に手強い！
先々週途中でスリップして落下しました（泣）

6/29 10:17

リベンジは成功！

6/29 10:19

上部の滝ですがやはり水量が非常に少ないですね。
ヌメヌメしてます。
晴天から降りすすぐ太陽光でおどろおどろしい色彩ですw

6/29 10:25

ここ虎ロープ無かったけどなぁ...

6/29 10:29

次の大滝です、もちろんここもヌメヌメw

6/29 10:39

最後の難関階段状の大滝です。
これまた簡単そうでヌメヌメはそうはさしてくれないw

6/29 10:41

最上段から。
今日は全てノーロープでクリア出来ました！
嬉しい〜

6/29 10:52

難関を過ぎるとガレ場へと。
ここまで来るとパラダイス♪

6/29 10:53

苔生した世界の始まりです♪♪

6/29 10:54

緑が

6/29 10:54

素敵すぎて

6/29 11:05

開けた場所に来て水が残る時点でサワタビを洗って登山靴に履き替えます。

6/29 11:08

ごめんなさい、たまりません♪

6/29 11:10

始めて来た時は金剛山にこんな場所があるなんて信じられませんでした。

6/29 11:12

紫陽花も全開です♪

6/29 11:14

もう夏の空です。

6/29 11:15

もし石ブテ西谷を訪れた事が無かったら。

6/29 11:17

この辺りは青崩道や石ブテ尾根から近いので寄り道しても良いかもです♪

6/29 11:22

植生が切り替わるこの場所が四辻になります。
右が青崩道、左が石ブテ尾根、前方の杉林が石ブテ西谷の延長です。

6/29 11:23

初めて訪れた時の印象でこの先に入る気は無かったのですが（この部分好きな方には非常にすみません！）、先週太尾から下る時に六道の辻手前左方向へ延びた道が気になったのでそちらを調べてみる事に。

6/29 11:32

右折でセトへ向かう分岐です。
後ろ髪惹かれますが当初の目的達成のためさらに奥へ。

6/29 11:34

間伐の影響で倒木が増え始めます。

6/29 11:41

この辺りなら石ブテ尾根も近そうです。

6/29 11:48

ここが自分が想像した分岐になります。
左折して斜面に乗ります。

6/29 11:48

序盤こそ道は明瞭なのですが。

6/29 12:11

弥山小屋の裏のように倒木を避けている間に気が付けばどんどんあらぬ方向へ（汗）
視界は良好なのに行きたい方向へ向かえない。
こまめに現在地を確認して修正しながら進みます。

6/29 12:13

気が付いた時には
「あ、乗ったな」
と思いながら気になっていた道に合流しました。
気温の高さにだいぶやられていたので引き返して確認せずに売店へ一直線w

6/29 12:21

それでも紫陽花はのほほんと我が世を謳歌してはります。

6/29 12:29

暑い日こそ辛麺が旨い！
売店のスタッフの方に「今日は本当にこれで良いの？」と念押しされましたw

6/29 13:01

一足早めに盛夏な参道です。

6/29 13:04

一言主様にお願い。

6/29 13:07

今年も夏休みに泊めさせていただこうか思案中。

6/29 13:07

いつもなら「あぁ〜涼しぃ」なのに今日は「あぁ、暑い！！」

6/29 13:14

北尾根へ。

6/29 13:18

カトラ谷、ワサビ谷から突き上げる原生林の風景。
好きです♪

6/29 13:30

セトへと。
上の景色がそのまま続いていたらといつもよぎります。

6/29 13:33

ただ、ずっと紫陽花ロードなのが心を癒してくれます。
でも暑すぎw

6/29 14:03

着地点を見て

6/29 14:03

朝見た石ブテ尾根26番石標の埋まるピークの頭が見えたら
今日も無事にただいまです。

撮影機器：

FUJIFILM X-T1 ボディ 富士フイルム

装備

個人装備

長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 GPS 携帯 タオル カメラ ヘルメット 渓流シューズ

感想

cherio68

ダメです
どんどん石ブテ西谷に魅了されてます。

始めたばかりの沢登りで新しい楽しみが出来たのですが
それ以上にこの景色に引き込まれています...

それと体が覚えてくれないとどうしようもないのでこれからしばらく
妙見谷、丸滝谷、石ブテ東谷、石ブテ西谷
このコースばかり歩くことになるんでしょうね
きっと

奈良側から入る金剛山の沢にも立ち向かえるように
頑張らなければ！