北八甲田

2022年07月04日(月) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 11.3km
• 登り: 851m
• 下り: 846m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:05

7:26 酸ヶ湯温泉
7:31 7:32 日本山脈縦走起点
8:11 8:12 残雪期道迷い注意地点
8:25 8:25 南八甲田展望所
8:30 8:31 地獄湯ノ沢
8:38 8:38 銚子の首
8:53 9:01 仙人岱
9:02 9:02 八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐
9:08 9:08 桜沼
9:22 9:28 八甲田大岳森林限界
9:34 9:36 鏡沼
9:46 9:46 八甲田大岳
10:04 10:08 大岳鞍部避難小屋
10:08 10:09 大岳避難小屋前分岐
10:28 10:29 井戸岳の山名標識
10:34 10:43 赤倉岳
10:53 10:53 赤倉岳分岐
11:07 11:07 宮様コース分岐
11:24 11:24 寒水沢と宮様コース登山道合流地点
11:29 11:30 毛無岱分岐
11:37 11:52 上毛無岱休憩所
11:58 11:59 毛無岱の階段
12:05 12:05 下毛無岱休憩所
12:23 12:23 城ヶ倉分岐
12:38 12:38 酸ヶ湯温泉
12:39 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ。稜線はガス。
予報どおり、14時頃から八甲田周辺は雷雨。

コース状況／危険箇所等

今年は雪解けが早いですね。雪の上に乗ったのは、大岳北面斜面の数メートルのみ。いつもなら雪渓状になってビビる所なのに。
宮様ルートは、まだ刈払いがしていないので、足を置く着地地点が見づらいし、笹が被ってくるので、何気に体力消耗する。長袖推奨。でないと、笹の葉で切られます。

写真

7/4 7:29

あー、ガスってそう…。

7/4 8:28

7/4 8:36

(ゴゼンタチバナとコケモモ)

7/4 8:46

7/4 8:52

自分にとっては、楽園への入り口。湯の沢源頭を詰めると、チョロチョロ小川の音が聞こえ始め、バッと前方の視界が開ける。八甲田に来たと思う瞬間。

7/4 8:56

チングルマはこんな状態。

7/4 8:57

アオノツガザクラは見頃。

7/4 9:03

桜平のヒナザクラ。本当に小さく、か弱そう。

7/4 9:03

7/4 9:07

熊いそう…。

7/4 9:08

連日38度の地域から来た身にとって、感動。

7/4 9:25

八甲田シオガマ？

7/4 9:34

いつも神秘的…。

7/4 9:46

ガスガスではなかったが、高田大岳などは見えず。

7/4 9:56

降りると見えた、井戸岳と避難小屋。

7/4 9:59

こんなに少ない。

7/4 10:16

大岳

7/4 10:20

結局、井戸岳って二つ火口があるんだよね。ハゲしー。それでも山体崩壊しなかったんだね…

7/4 10:22

最後の一輪。イワウメ

7/4 10:23

(コメバとコケモモ)

7/4 10:25

イワブクロはこれから。

7/4 10:36

7/4 10:36

赤倉

7/4 10:36

7/4 10:47

ミヤマハンショウヅル
この辺、ヘビがいる…。

7/4 10:49

八甲田らしい山腹

7/4 10:50

来し方

7/4 10:52

タモヤチ

7/4 10:53

オオバキスミレ

7/4 10:53

7/4 10:58

7/4 10:59

白いシャクナゲ

7/4 11:23

7/4 11:30

毛無岱の入り口。ここまで来ると、このコースも終盤。

7/4 11:36

ゴロゴロと雷鳴が聞こえる。レーダーを確認すると、コチラには来ないようです。

7/4 11:54

7/4 11:59

やっぱり、いい所です…。来て良かったと思う。

7/4 12:32

酸ヶ湯と櫛ケ峰方面

この後、14時頃から雷雨となる。やっぱり夏山は、できれば正午までに山行を終えるのは鉄則だと改めて認識。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

O-dude

今年、一発目の山行。体力の衰えがあるのと、山歩きに慣れていないので、かなり心配でした。
当日の天気予報によれば、大気の状態が不安定となり、特に午後は雷雨予想でだったので、宿の朝食を食べたら、出来るだけ早めに出発することにしました。このコースの毛無岱は逃げ場が全くないので、朝から雷雨っぽいなら中止するか、稜線上なら、大岳避難小屋かロープウェイに退避する、という天候判断の目安をたてました。朝の時点でレーダーに雨雲もなく、まずまずの天候だったので予定通り出発。

ペースと脚の運び方、出来るだけ体力消耗せず、関節を痛めない歩き方に気をつけたのと、曇りがちで、それほど暑くなかったこと、谷間や稜線も暴風ではなかったこと、雪の上を歩くことが少なかった事等もあってか、結果的には今までで一番楽だった八甲田山行になった気がします。

今年、雪解けが早い、暑い？のか、梅雨時期に咲く花は既に終わってます。ヒナザクラ目当てなら、桜平？(仙人岱から大岳取り付きまで)は見頃。チングルマは全般に終わり。シャクナゲは見頃に入ったよう。花好きとして残念なのは、八甲田ってハクサンイチゲが無いんですよね。土壌や環境が合わないのかね。
八甲田は命の脅威となる虫や熊の心配が他の山と比べてとても少ないと感じるので山を楽しみやすい。昔は八甲田に熊は住んでいたようですが、人間活動？で追いやられた、というような内容の青森の子供達による版画作品を以前見たことがある。桜平、井戸岳と赤倉の鞍部辺り、いそうなんですけどね。