オロセ尾根〜酉谷山避難小屋

2022年06月28日(火) 〜 2022年06月29日(水)

• GPS: 11:06
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,502m
• 下り: 1,493m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:27
• 合計: 6:11

10:59 八丁橋
13:47 13:53 篶坂ノ丸
14:41 14:55 ウトウの頭
15:10 15:15 大京谷ノクビレ
15:23 15:23 大京谷ノ峰
15:44 15:44 カラ滝ノ頭
16:44 16:44 行福のタオ
17:08 17:10 酉谷山避難小屋
17:10 酉谷山避難小屋

2日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:10

6:00 酉谷山避難小屋
6:01 6:01 酉谷峠
6:21 6:22 行福のタオ
7:23 7:23 カラ滝ノ頭
7:40 7:40 大京谷ノ峰
7:46 7:56 大京谷ノクビレ
8:06 8:33 ウトウの頭
9:07 9:07 篶坂ノ丸
11:10 八丁橋

オロセ尾根はピンテ皆無、タワ尾根は最小限しかありません。下山時は、侵入防止の虎ロープ確認、また足元＝踏み跡を見ながら歩けば問題ないと思われます。
過度のテープ、甚だしきは荷造用テープの貼り付けは遠慮願いたいものです。

天候

酷暑

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

アブなどの虫が酷く、休憩時などは最悪でした。

写真

久しぶり（半年）の奥多摩から酉谷山避難小屋までの登山です。

この日（6月28日）の、麓の最高気温は36度と猛暑です。

夜明けごろに家を出ようと思っていましたが、日々の疲れが溜まっていて体が動きません。家を出たのが8時になってしまいました。

居眠り運転になってしまいそうなので、コンビニのPで仮眠し、八丁橋に着いたのが11時となってしまいました。

林道を歩きオロセ尾根取付きの梯子に着いた時には、すでに汗びっしょりです。

オロセ尾根は、途中横切る作業道がきれいに整備されていますが、そちらに引き込まれないように注意します。

黙々と自然林の中を登り、篶坂の丸に到着します。アブや眼球を攻撃する虫に耐えられず、以後、森林香で防御して歩きました。

大好きなタワ尾根、巨樹がそびえる自然林は大好きな風景です。

タワ尾根なじみの、ウトウの頭です。

品格のある山名板です。

とかく否定的な扱いをされるモノレールですが、木々の中に自然に融和しているような控えめな佇まいです。

単なる遊びで山を歩くのに、邪魔扱いはされたくないですね。あくまでもこの地の所有者が作業用に使っているのですから。

私たち登山者は何の権利もなく、ただただ歩かせていただいているだけのことです。
（refugeとあります。）

好きです。このような風景！
ここではほぼ漏れなく、毎回電波が入りますのでスマホ確認、現在地の報告場所となります。

電波の入る場所から1時間もかからず、長沢背稜のカラマツ林の間から、酉谷山避難小屋が見えました。心躍る瞬間です。

本当に素敵な顔をしています。
（他にrefugeはおりませんでした。refugeでもないのにrefugeと称するのは社会的には「偽装（避）難民」と言われるようです。）

水場も健在です。
茶色のレンガが投げ捨てられ、一部割れていました。レンガになんの罪があるのでしょうか。
「ただ、訳が分からない暴漢にやられた感じ」であった。

小屋の中に虫はいませんでしたが、扉の開け閉めの間に襲撃されました。森林香の効果は絶大です。
（気温は24度）

翌朝（29日）のタワ尾根〜富士山。爽やか

トイレは全く臭いませんでした。そしてとてもきれいに掃除がなされていました。（たぶん25日のrefugeの方によるものと思います。）

小屋の居住区も完璧な美しさです。その「掃除力」にもう負けました。

大のお気に入りのOSPREY PRO 70です。

いつもは、なにかしらの掃除をしてから退出するのですが、今回はその完璧さに脱帽し、ただただ茫然として小屋を後にします。

いつも、お別れの際には何度も振り返ります。

小屋から、ちょっと登って長沢背稜に出ます。

何度も

何度も振り返ります。
また来させてください。

こんな平凡な風景も好きなところです。こういったところを歩けられる幸せを感じます。

タワ尾根の合流点です。心の落ち着いた方が作ってくれた感じがします。

緑のプロムナードですね。

贅沢なフットパスです。

無事下山しました。八丁橋での気温は24度で涼しいそよ風が吹いてます。本当は毎日収穫してあげなければならない野菜です。

もえぎの湯に入って汗を流したいのですが、野菜の面倒を見るために畑に直行しました。4時間、午後8時まで作業をして帰宅したのでした。

感想

老少年

平日であり酷暑の日でもあったので、往復とも人に会うことはありませんでした。小屋も他に人はおりません。ビールとワインを飲んだら爆睡してしまいました。とてもきれいな小屋に、静かに滞在することができて大満足な2日間でした。