燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳

2022年07月14日(木) 〜 2022年07月17日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 32.5km
• 登り: 2,853m
• 下り: 2,792m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:10

7:45 中房温泉登山口
8:20 8:25 第１ベンチ
8:54 第２ベンチ
9:35 9:40 第３ベンチ
10:25 富士見ベンチ
11:06 11:25 合戦小屋
11:50 合戦山
13:26 13:36 燕山荘
13:36 14:19 燕岳
14:55 燕山荘

2日目

• 山行: 8:09
• 休憩: 0:23
• 合計: 8:32

5:53 燕山荘
6:54 大下りの頭
8:48 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
9:38 9:45 大天荘
9:59 10:05 大天井岳
10:20 10:30 大天荘
14:25 常念小屋

3日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:13

6:05 常念小屋
7:46 三股への分岐点
8:07 8:18 常念岳
11:18 11:20 2592ピーク
12:45 12:55 蝶槍
13:05 13:08 蝶ヶ岳三角点
13:18 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
14:00 14:45 蝶ヶ岳ヒュッテ
14:55 15:10 蝶ヶ岳
15:18 蝶ヶ岳ヒュッテ

4日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:30

5:45 蝶ヶ岳ヒュッテ
5:50 6:00 蝶ヶ岳
6:10 妖精の池
6:40 6:42 長塀山
9:12 9:25 徳澤園
10:25 10:28 明神館
11:15 12:10 河童橋
12:15 上高地バスターミナル

天候

曇り・雨・時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：JR穂高駅より中房温泉登山口行バス
復路：上高地バスターミナル

写真

7/14 5:06

JR穂高駅前よりバスで中房温泉登山口へ

7/14 7:35

中房温泉到着。

7/14 7:36

バス停前の坂道を上がれば登山口はすぐそこ。
登山届提出を忘れずに！

7/14 7:37

燕岳登山口。
トイレあり。身支度をしてさぁ出発！

7/14 8:20

黙々登ると、、第一ベンチ

7/14 8:54

第二ベンチ

7/14 9:39

第三ベンチ

7/14 10:25

富士見ベンチ
○○ベンチはこれでおわり。

7/14 10:52

合戦小屋まで10分？
いつも10分で行けない；

7/14 11:06

合戦小屋到着！

7/14 11:09

スイカを食べる。いつも食べる。いつもおいしい(＾＾)

7/14 11:27

合戦小屋からの登山道は北アルプス三大急登だというが、、

7/14 11:50

合戦沢ノ頭

7/14 11:54

わりとなだらかな道も多くお花もたくさん咲いていてゆっくり歩く。

7/14 12:01

7/14 12:18

燕山荘の近くになってくると急坂になってくる；

7/14 12:20

急な階段や鎖も出てくる。

7/14 12:42

燕山荘の頭が見えた！

7/14 12:43

7/14 13:26

本日の泊地、燕山荘到着！

7/14 13:36

燕岳山頂方面。
雲行き怪し、、ザック置いて今のうちに行くか。

7/14 13:41

燕岳といえばコマクサ♪
いつも来るのは8月中旬でほぼ咲き終わっていたので今回は満開が見れて嬉しい(＾0＾)

7/14 13:45

斜面に満面と咲いている♪

7/14 13:46

イルカ岩

7/14 14:11

燕岳への長い階段

7/14 14:15

7/14 14:15

7/14 14:19

燕岳山頂到着！
辺りは真っ白です；
雨もパラついてきたのでそろそろ下りようかな。

7/14 14:32

メガネ岩

7/14 14:52

さて、山荘に戻ってきたものの問題は明日からの縦走。
行くのか、どうするか。。

7/14 15:09

ケーキを食べながら考える。。
雨で窓の外も真っ白。

7/15 5:54

夜通し雨が降っていたようだ。
天気予報も不安定。
だけど決めた。晴れるかもしれない、今回は進もう！

7/15 5:54

さぁここからは私の道の世界。
大天井岳までずっと歩きたかった表銀座へいざ出発！

7/15 5:54

宿泊されていた方たちや山荘の方に暖かい応援の言葉をいただき歩き出します。

7/15 5:56

景色は見えないけどお花は近くで咲いている。

7/15 6:10

誰も歩いていないなぁ。

7/15 6:22

心細いところに雷鳥発見！
これは夫婦だな。

7/15 6:22

目元が赤いのが雄でしょうね。

7/15 6:26

めっちゃ近い！
熊鈴を鳴らすのをやめてしばらく雷鳥の虜になってしまった；
雷鳥が見れて嬉しい。頑張っていけそう(＾＾)

7/15 6:32

矢印、助かります。

7/15 6:32

道標もありがたい。

7/15 6:45

振り返って、だいぶ歩いてきたなぁ。。

7/15 6:53

表銀座？誰も歩いていない。

7/15 6:54

大下りノ頭

7/15 6:59

ザレた急坂を下ってきました。

7/15 6:59

7/15 7:30

雨で濡れているので木の階段も慎重に。

7/15 7:40

少し明るくはなってきてる。

7/15 7:41

砂地で道幅狭し。

7/15 7:46

雫を纏うコマクサもかわいい(＾＾)

7/15 7:51

木の杭が導いてくれています。

7/15 7:54

おっと、また雷鳥夫妻発見！

7/15 7:58

こういう分かれ道が不安。
でも、よく見ると右には石が積まれて塞いでくれている。
左へ進行。

7/15 8:16

人はいない、だけど道は見えている、頑張れ！

7/15 8:34

燕山荘で親切な方に暖かい言葉をいただいた。
“クサリがあって梯子があるからね、焦らずゆっくり下りたら大丈夫だからね”感謝(泣)

7/15 8:38

焦らず、ゆっくり下りれました！

7/15 8:42

あの梯子から長い階段を上り振り返るとけっこう登り下りしてたんだなぁ。

7/15 8:43

斜面に雪が、と覗いたら危険なほど足元ストンッって落ちてます。ささっと通過。

7/15 8:47

おーーやっと分岐についた(＞＜)
目指すは常念岳、その前に大天井岳、左へ進む。

7/15 8:53

だいぶ進んできました。

7/15 8:54

大天荘まで500m 。
ここから100m毎に標識がでてきます。

7/15 9:18

7/15 9:19

7/15 9:23

200m。道はみえるけど、先がみえないなぁ。

7/15 9:31

よし、あと100m、、もう少し。

7/15 9:35

雨もましになって少し明るくなってきた。

7/15 9:37

1つ置いて行こう。

7/15 9:37

道を振り返り見上げると大天井岳。

7/15 9:37

大天荘着。
右に10分ほど進むと大天井岳山頂です。

7/15 9:45

山荘横からスタート。

7/15 9:47

丸印をたよりに進む。

7/15 9:49

登って振り返る。大天荘の屋根。
その先がまた進んでいく道、、みえない(＾＾;)

7/15 9:55

山頂付近で雷鳥親子発見♪

7/15 10:02

大天井岳山頂(＾＾)v

7/15 10:04

三角点を添えて。

7/15 10:13

さあ、下りて常念岳方面への登山道へ戻ろう。

7/15 10:28

歩いて来た道。
見えない；

7/15 10:28

大天荘を背に常念岳を目指す。

7/15 10:29

常念岳方面・槍ヶ岳方面への分岐。
大天荘を背中に直進、常念岳方面へ目指します。

7/15 10:30

先もまだまだ長そうだ。頑張れ！

7/15 10:46

細かな？アップダウンがありそうです。

7/15 10:57

空が明るくはなるんだけど雲がかかったまま。

7/15 11:07

雷鳥夫婦が上手に石に紛れています。

7/15 11:32

写真真ん中のピークが常念岳

7/15 11:33

雪渓のすぐ横を通過

7/15 11:43

ガスが被ったり晴れたりを繰り返す。

7/15 11:48

常念小屋まで建物は何もない。
今日の泊地へ黙々と目指す。

7/15 13:47

常念岳が目前に近づいてはきたけれど、近いようで実はまだまだ遠かった(＾＾;)

7/15 13:51

見えた！鞍部の常念乗越に見える赤い屋根の常念小屋！

7/15 14:16

小屋手前。いきなり草木に覆われる。
草木が密でバサバサしながらの通過がちょっと苦手；

7/15 14:17

やっと抜けた！

7/15 14:19

常念小屋のテント場（大きい方）。

7/15 14:24

常念乗越到着♪

7/15 14:24

乗越にある一の沢コースの登山道。

7/15 14:26

常念小屋のテント場（小さい方）。

7/15 14:26

常念岳がすぐ目の前。
目の前でみると凄い。聳え立っている！

7/15 14:27

常念小屋。
なんとか雨もひどくなる前に辿りつけた、ホッ！

7/15 16:54

夕ご飯♪おいしい！

7/15 18:21

夕方部屋にいたら雨も止んで日が差してきたので小屋を飛び出した。

7/15 18:25

小屋の後ろに槍ヶ岳のシルエットが見えた！！
やっぱりカッコイイなぁ(＾0＾)

7/15 18:25

常念岳もカッコイイ！
何年か前からずっと登りたいと思っていた常念岳が目の前にある。。
いよいよ明日登れるんだ。

7/16 5:04

朝ご飯♪おいしい！

7/16 5:58

さぁ、今日は朝一から目の前の常念岳登頂を目指すぞ！

7/16 6:00

常念小屋を出発する。
今朝は槍ヶ岳には雲がかかっている。
歩き出したら晴れてくるかな。

7/16 6:00

常念乗越の台地。

7/16 6:01

辺りを見渡す。

7/16 6:01

そして出発。

7/16 6:09

登りながら振り返る。少しずつ常念小くる。小さくなって来る

7/16 6:12

7/16 6:19

どこをあるいていいのかわからなくなるので、丸印をしっかりみて、石が平らなところを歩く。

7/16 7:06

結構高度感があります。
小屋も遠くなってきた。
空はこのまま明るくなってくれるだろうか。。

7/16 7:06

槍はまだ見えない；

7/16 7:06

この少し先が下から見上げた時、山頂っぽく見える。
しかしそれは有名な偽ピーク。
山頂はまだこの先に。

7/16 7:08

7/16 7:16

7/16 7:24

おっ！槍が顔を出した！

7/16 7:37

あの先がほんとの常念岳の山頂だ。

7/16 7:37

槍ヶ岳が見えた！

7/16 7:38

ズーム！

7/16 7:38

ここから山頂までもなかなかキツい；

7/16 7:46

三股との分岐

7/16 7:47

あっ、雷鳥

7/16 8:07

山頂着いた（＾＾）/

7/16 8:13

ストックと記念に。

7/16 8:11

7/16 8:18

常念岳山頂から蝶ヶ岳への下り。
けっこう岩場なので慎重に。

7/16 8:18

パッと見どこを下りたらいいのか分からなくても。。

7/16 8:20

よーく見ると○や矢印を書いてくれてるから落ち着いて進んだ。

7/16 8:20

あのてっぺん越えるのかと思ったら近づくと右側に巻き道がありました。

7/16 8:22

7/16 8:25

蝶槍はまだまだ先だな。。

7/16 8:37

何度も右の槍ヶ岳の様子を見ながら一喜一憂。
かなり気持ちの支えになっている。

7/16 8:43

7/16 8:47

7/16 9:10

7/16 9:18

7/16 9:17

あのツンッってなってる岩の辺、、

7/16 9:19

足元こんなです。こちらもしっかり○、矢印があるので外側に出すぎないように。

7/16 9:30

振り返る。

7/16 9:37

あっ！やっと蝶槍が見えた！
正面少し右の尖った山が蝶槍です（＾＾）

7/16 9:52

おっと、こちらも今日一はっきり見れたかもしれません。

7/16 9:53

しかし蝶槍までもまだまだ長そう。。

7/16 9:54

7/16 9:55

手前に一山あるからね。

7/16 10:03

7/16 10:04

7/16 10:13

7/16 10:15

7/16 10:15

平地に着いたので立ち止まる。
これをずーっと歩いてきました。
虫に追い回されるのでじっとはしていられないけど；

7/16 10:19

7/16 10:31

樹林帯に入った。

7/16 10:36

ずっとこんなで

7/16 10:47

ハチもハエもいっぱいいて休憩できない；

7/16 10:53

このずっとずっと向こうから歩いて来た。
まだ頑張れる！

7/16 11:18

蝶槍手前の2592mピーク。
このピークに名前はないみたいだけど、とにかくお花が一面に咲きとてもきれい！

7/16 11:19

これは知ってる！ニッコウキスゲ(＾＾)

7/16 11:19

次こそ蝶槍！
一旦かなり下る；

7/16 11:20

だけど見上げればとてもきれいなお花畑♪

7/16 11:43

そろそろ蝶槍への登り返しだ。

7/16 11:46

枝がバシバシ当たる登山道；

7/16 11:48

7/16 11:58

7/16 12:32

7/16 12:36

あと少しもう少し

7/16 12:52

蝶槍到着(＾＾)v

7/16 12:54

蝶槍まで来たらちょっとホッとした。
あとはこの先にある今日の泊地蝶ヶ岳ヒュッテへ！

7/16 12:59

お昼も過ぎ天気がまた怪しくなってきた。

7/16 13:07

旧蝶ヶ岳山頂(三角点のみあり)。

7/16 13:16

雷がなったら大変なので足早に、、と行きたいところだけど縦走3日目なかなか足が進まない；

7/16 13:18

横尾への分岐。

7/16 13:26

まだまだヒュッテは見えない。

7/16 13:56

展望指示盤。

7/16 13:57

そこが瞑想の丘

7/16 13:58

蝶ヶ岳ヒュッテ到着！
雨が降ってきました。

7/16 14:06

ヒュッテ裏側にあるテント場。

7/16 14:09

テント泊の人もたくさんいます。

7/16 14:11

ヒュッテの裏側

7/16 14:56

テント場を背に蝶ヶ岳山頂へ。
ヒュッテから少し歩いたところ。ほぼ見えている。

7/16 15:00

蝶ヶ岳山頂(＾＾)

7/16 17:01

晩ご飯。おいしい。

7/17 4:30

AM4:30、少し前まで雨が降っていた。
日の出時刻はAM4:25予定。
ご来光は見えなかった。でも空は明るめ？！

7/17 4:57

朝ご飯。おいしい。
これが今回山でいただく最後のご飯だ(TT)
お味噌汁おいしかった〜！

7/17 5:39

山を下りる朝。
晴れてくれと願ったけれど。。
夜通しどしゃ降りだったのでこれでもかなり満足。

7/17 5:46

これはこれでなかなか良いぞ。

7/17 5:53

いよいよ下山です。
蝶ヶ岳山頂すぐの長塀尾根コース。
徳沢まで下ります。

7/17 5:53

もう少しいたら晴れるのかなぁ。。

7/17 5:54

でも帰りのバスがあるから下りなくちゃ；

7/17 5:57

下りながらも景色の見える限り写真を撮ってしまう。

7/17 5:57

7/17 5:57

7/17 5:59

7/17 5:59

7/17 6:02

7/17 6:03

7/17 6:06

山頂から10分ほどで樹林帯に入ります。
聞く人、聞く人、ここはずっと樹林帯でただただ長いという話だ。

7/17 6:10

妖精ノ池

7/17 6:33

入ってはけないところにはロープは張られてるけど、標識はチェックしておこう。

7/17 6:41

長塀山

7/17 7:29

ひたすら樹林帯です。
黙々下ります。

7/17 7:53

雨上がりだから泥濘多し。

7/17 7:58

7/17 8:00

段差のある個所や石、木の根が滑りやすいので注意しながら。

7/17 9:11

おー、徳澤園の屋根が見えてきた。

7/17 9:12

徳沢登山口まで出てきました〜！
かなりホッとしている、もう道迷いの心配はない(＾＾)

7/17 9:16

ごほうびソフト(＾＾)

7/17 9:19

徳沢キャンプ場

7/17 9:22

上高地への道

7/17 9:29

徳澤園

7/17 9:30

約2時間で上高地へ。

7/17 9:37

7/17 9:41

梓川の川沿いを歩いていると、熊の生息地域ということでのベルが設置してあった。鳴らして進む。

7/17 9:47

7/17 10:25

約1時間で明神館。

7/17 10:26

明神館前には穂高神社奥宮への参道がある。
今日は時間がないので行けない、またいつか。

7/17 10:36

穂高の山々が美しい。

7/17 11:12

小梨平キャンプ場

7/17 11:16

河童橋

7/17 12:11

バスターミナルはどちらからも行けますが、梓川沿いから行きます。

7/17 12:13

穂高も今回はこの辺りで見納めです。

7/17 12:17

上高地バスターミナル到着(＾＾)ゞ

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

chi-ffon

昨年8月台風の為、燕岳までで断念しました。
そのリベンジで挑んだものの今年も出発前から天候が怪しくなってきた。
山へ向かうことから止めようかともよぎったけれど、とにかく初日の燕岳までは行ってみようと思いました。やはり悩ましい天気。二日目の朝、止み間があるだろうと信じ表銀座から大天井岳を通過し常念小屋まで前進することを決めました。
三日目はもう進むしかなく特に迷うことはありませんでした。
ずっと空を気にしながらの稜線歩きとなりましたが、雨は降るものの寒くもなく雷もならず、時折見える槍ヶ岳、穂高連峰、雷鳥、お花、出会った人たちとの会話に救われ大変満足した山行となりました。