新茅ノ沢（リベンジ💪）

2022年07月23日(土) [日帰り]

• GPS: 10:08
• 距離: 12.9km
• 登り: 975m
• 下り: 983m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:53
• 休憩: 1:14
• 合計: 10:07

7:57 大倉バス停
8:25 8:27 竜神の泉
8:54 8:54 新茅山荘
9:22 9:22 モミソ岩
9:32 10:43 新茅ノ沢
16:38 16:39 一本桜
16:41 16:42 烏尾尾根 730m地点
17:00 17:02 新茅山荘
17:35 17:35 竜神の泉
18:06 大倉バス停

天候

晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

渋沢駅〜大倉バス停

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コース状況／危険箇所等

4段滝上のチョックストーン前後から石がゴロゴロなので落石に注意が必要です。

写真

7/23 9:25

本日は岩トレなしで入渓です！

F1かな。クレイムハイストにて。60mロープを担いで登ります。重さが加わって、後ろに持ってかれそうになる。

こちらはF3。
ロープの重さにも慣れてきた頃かな。

7/23 10:50

F5の大滝を前に打ち合わせ。
挑戦したい人〜🙋‍♀️

7/23 11:06

まずは高巻いて、滝上から懸垂下降。
忍者みたいに軽やかに降りてくる先輩😳

7/23 11:17

1番手は、苦戦しつつも完登！
途中に2本、残置ロープがありますが、その先の一手が難しいとのこと。

私は4番手。ここから一歩上がったところで、ホールド探しに時間がかかり、力尽きて終了🥲
滝の勢いに押されて、手足を先に進める事ができなかった…悔しい…

疲労した腕を回復させつつ

悔しさを胸に進みます。

頭の中はF5の事ばかり笑

7/23 14:11

そして、チョックストーンの手前。
左岸を上がったところに、、

7/23 14:12

新茅の名水が！この湧水は冷たくて本当に美味しい🌿疲れた体と心を癒してくれる。
持ち帰って、これでコーヒー淹れるんだぁ☕️✨

7/23 14:16

チョックストーンに取り掛かる先輩！
地面が下がっているようで、良い位置に足が掛けられない。お尻で上がる戦法、ケッツストーンを使う🤣

7/23 15:10

CS前後は石がゴロゴロ。落石に注意しながらまとまって進む。この先の左岸をトラバースして烏尾尾根を目指します。

7/23 18:02

無事に帰路に着く本日の勇者たち✨
お疲れさまでしたー🙌

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

haru_nikki

沢登り6回目
経験者4名・初心者3名　計7名

前回の新茅ノ沢は、最後の砦CSの手前で左岸を高巻きしたので、そのリベンジです。

今回、親びんは不参加。
ステップアップとして、まずは新茅ノ沢をみんなでクリアすること。

トレーニングのため、F5まで60mロープを担がせてもらう。最初の登攀は重心がザックに寄りがちでいつも通りとはいかず、一歩に怖さを感じたが、だんだん重さに慣れてくる。

F5-15m大滝はロープを垂らし、最初に先輩が苦戦しつつも完登。初心者の3人は巻いた方がいいかもと言われたが、挑戦する事に！
登れたらどんなに自信が着くだろうか。

結果は途中の残置ロープを超えたあたりで断念。

滝を全身に浴びて視界が悪く、寒い。
次の一手が見つからない。滝の勢いに押されて足元も滑りそう。それでも、先に進むべく手掛かりを探るが、見つからない。腕も疲れてくる。
やむなく断念し、右岸を高巻く。

悔しい。。

初心者中、1名が完登、2名が途中で断念。この滝を初心者で完登できるとか、ほんとすごい。いつか必ず完登できるようになってやるのだ！

F8では初心者の1人が2mの滑落。上手に滑ったので、手のひらと膝を擦りむく程度で済む。
そして、最後の砦チョックストーンへ。

『あれー？こんなところに御守りが落ちてるよー』

なんて話しながら、まずは先輩が挑戦。
お尻を使って少しずつ上に上がっていく。ケッツストーンだ🤣途中にある残置ロープを使ってなんとか完登。

そして2番手へ。登り始めた直後、急迫の危険を叫ぶ声。見上げると、顔面蒼白の先輩の顔とテーブル大の岩が跳ね落ちてくるのが見えた。

岩はCSの上で跳ね上がって、こちら側へ飛んでくる！もうね、スローモーションの世界。
なぜか恐怖心はなく、冷静に頭一個分避けられるなと判断するも、腕をわずかにかすめた。

左後ろにいた先輩は咄嗟に避難し直撃を回避。落石後、真っ二つに割れた岩は、勢いそのままに後続メンバーの横を転げ落ちていった。

一瞬の放心後、全員の無事を全員で喜び合った。

一歩左にいたら、確実にぺしゃんこだった。
わずかにかすめた腕は、骨に異常はなく軽い打ち身程度。

そういえば、御守りが落ちてたな、、
背中がゾクっとした。

守られたのだ。
誰かが落として行ったこの御守りに。
みんなを守ってくれて本当にありがとう😭

軽い打ち身とはいえ、力が入りにくくなっていたため、CSは右側を巻くことに。

少し歩いた地点から、左岸をトラバースし、烏尾尾根を目指す。目立ったツメもなく登山道に合流し下山。

今回の山行は、ほんとーに色々とあったけど、全員無事に下山できた事に感謝✨

登山全般言える事だけど、大丈夫と思っていても些細なところに危険が潜んでいるんだなと実感させられた山行となりました。