蛭ヶ岳
- GPS
- 06:27
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 1,980m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:59
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
橋本駅北口6時20分発→三ヶ木6時50分着 三ヶ木行き 三ヶ木7時発→焼山登山口7時16分着 月夜野行 復路 大倉バス停から渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山登山口から姫次までは概ね樹林帯の中だが、この時期ヒルが多く待ち構えている。対策必須。 |
その他周辺情報 | 渋沢駅から徒歩15分の場所に湯遊三昧湯花楽秦野店がある。 施設には飲食施設もあり |
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
計画書
GPS
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
|
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備考 | 真夏に丹沢縦走はやめた方が良い。 |
感想
数年前の秋口に今回と同じ山行をしたが、わりに気軽に始めたが、真夏と言うことで大きく違ったものになった。 焼山登山口で下車した登山者は私の他に2名。思い思いに登山スタート。途中トレランの方にヒルが凄いですねと言われ、ヒルの出没する時期だと初めて気づき、慌てて靴を脱いで確認すると靴下の上から早速吸血されていた。その後は登山に集中できず、30分毎に気になって靴を脱いで確認する始末。
途中ヒルチェックをしていると同じバスだった登山者の方に再開。ヒルアタックにあっている事を話すと気休めかもしれませんがとハッカ水スプレーを貸して頂けました。なんの対策も持たずヒル山に入山したことを後悔したが、こう言う登山者同士の助け合いみたいな感覚に出会えてちょっと嬉しくなった。 姫次での富士山を期待したが、晴れてはいるもののガスっていて遠望が利かず秀麗なお姿は拝めず、蛭ケ岳直下の木段地獄の際も富士の眺めに応援はしてもらえず、灼熱の太陽にあぶられ足が思うように上がらず、蛭ケ岳登頂した時には大倉まで辿り着けるか自信がなくなった。
ただ、ヒルの事を考えると戻るのも気乗りしない。蛭ケ岳山荘前でエネルギー補給と足のマッサージを施し、気を取り直して大倉を目指す。少なくとも目の前に広がる笹尾根を進むと思うと気持ちが前に進んだ。ところがいざ憧れの笹の稜線に出ても疲れが蓄積されちっとも走れない。だらだらと歩を進め小規模なアップダウンの度にため息を吐きつつ進んだ先に丹沢山が眼前にそびえ立ち、もう無理と絶望。それでも自分をごまかしつつ登り続け、丹沢山のみやま山荘に着いた。山荘では缶ビールとポカリスエットが同じ500円の値段設定に何度も悩むが、誘惑を断ち切りポカリを選択。
外は灼熱地獄の為、山荘内で冷たいポカリを顔や首に当て体を冷やし、ふくらはぎをもみほぐし、いざ塔ノ岳へ。そこまで行けば後は下るだけと自分を鼓舞しヘロヘロになって塔ノ岳登頂。多くの登山者が思い思いに休む中、空いているテーブルを見つけ猛突進。靴を脱いで仰向けに寝っ転がり腰のストレッチとふくらはぎのマッサージ。
ある程度回復したが、念の為、ツムラでドーピングしてバカ尾根に備える。慎重に歩を進める登山者を尻目にフリーフォールのごとく脱力で落下するように下る。何度か木段で足を滑らせたものの概ね順調に進み今までの遅れを取り戻すように、スピードアップし、ここでようやくトレランナーっぽくなった。途中体のほてりを感じペースダウンして下り全てを走り切れなかったが、上りのうっ憤を晴らした。
大倉バス停に到着すると汗がひかないままバス乗車。何だかバスにも他の乗客にも申し訳ないような気がした。渋沢駅について日帰り温泉を探し徒歩15分かけ行ったが、非常にいい温泉だった。
とは言え夏山登山は高山に限るね。
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