コヤマノ岳〜武奈ヶ岳
- GPS
- 07:40
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,399m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:40
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路 - JR湖西線の比良駅にて乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■比良駅〜大山口〜金糞峠 比良駅からイン谷口までは問題ない道が続き、イン谷口バス停の標識の手前で左折。 大山口の標識の地点から正面谷へ。 青ガレの手前で小さな沢を渡渉し、岩っぽいゾーンへ。 岩の中を進むのではなく、その端にルートがある感じなので、岩場が苦手でもあまり問題はなさそうな印象。 その後のザレガレの辺りでは落石を起こしてしまう可能性がありそうなので、人が前後して歩いている際には注意が必要でしょうか。 登り切ると、金糞峠に到着です。 ■金糞峠〜ヨキトウゲ谷〜中峠 特に問題ないでしょう。 ■中峠〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳 特に問題ないでしょう。 ■武奈ヶ岳〜北稜〜細川越〜広谷〜イブルキノコバ 北稜は道の両側に低木が繁茂して、道が狭く、やや滑りやすくなっている区間があり、足元に気を付けておきたいですね。 細川越から広谷の沢に着地する地点までも少し藪っぽい。 広谷の沢沿いの道では何度か渡渉しつつとなり、標識の地点から小さな谷を少し登って行き、沢を離れる踏み跡を辿るとイブルキノコバへ至ります。 ■イブルキノコバ〜八雲ヶ原〜北比良峠 特に問題ないでしょう。 八雲ヶ原の湿原の木道は崩壊寸前で通行は困難になって来ているので、ご注意を。 ■北比良峠〜ダケ道〜大山口〜比良駅 ダケ道は良く整備されており、安心して利用できるルートです。 ダケ道を下り終えると正面谷の沢に出合い、対岸に大山口の標識があります。 この後、途中からは『山と高原地図』に記載されているのとは別のルートを歩いていますが、こちらの方が良いと個人的には思っています。 |
写真
感想
8月11日から夏休みに入ったのだけど、天気予報には傘マークが散りばめられ、微妙な様相を呈している。
前回の山行の疲れがまだ抜け切っていないのだけど、雨の可能性が低そうなので、この日に山へ行っておく方が良さそう。
一応は平日でもあり、通勤ラッシュと時間帯が被らないよう、早めに山行を終えられるようにルートを設定してみました。
いつものように始発に乗って比良駅に到着し、ここからスタートです。
まずは正面に比良のお山を見ながら進むのだけど、稜線上はガスがかかっている。
しばし歩いて行き、大山口に到着。
すでに汗が流れ出て暑く、水分と塩分を補給してから正面谷沿いの登山道へ。
駐車場には車が何台か停まっていたものの、歩いている人の姿は見えない。
水場の水は冷たくて、少し飲んでみると、おいしい。
かくれ滝に寄ってみると、上から吹き下ろして来る風があり、とても涼しい。
冷却効果を得ながら歩くものの、長続きはしてくれず、やはり暑い。
金糞滝にも寄り、戻って来ると、男女ペアがおられ、ご挨拶。
「すぐそこに滝がありますよ」と話し、青ガレへ。
程々のペースで進んでいるはずだけど、それなりの傾斜でもあり、暑さで汗が絶えない。
先程の男女ペアが堅調なペースで登って来られ、道を譲る。
標高による恩恵ははっきりしないまま、ふらふらと歩き続け、何とか金糞峠に到着。
先程のペアの同行の方が少し遅れて登って来られ、いつものように人の集う峠の風景になって行く。
この後に備えて色々と補給しているうちに体の余分な熱は徐々に放出されて行くよう。
ここからコヤマノ岳までのルートは当日の状況を見て決める予定としていて、ヨキトウゲ谷を辿る事にする。
所々でヤマジノホトトギスが咲いている程度で、特にいつもとは変わらず。
沢を離れる辺りから涼しい風が吹き始め、すぐにガスの中へ。
中峠に着くと冷涼な風が吹いていて、とても心地良い。
コヤマノ岳を経て、その後の歩きにくい凹状の道を辿らず、新たに形成されている踏み跡へ進むと、随分と歩きやすく、多くの人がこちらを通るのも納得するしかない。
ホツツジやアカモノを花を見て、西南稜に合流。
ガスで展望はないけれど、山頂までの区間の特別感は失われていない。
武奈ヶ岳山頂に到着し、やや騒々しいけれど、涼しくて虫も少ないので、ここで昼食にします。
北稜を通っての下山だけど、序盤の好展望は得られず、京都北山がやや見えている程度。
歩きにくい区間はちょっと藪っぽくなっていて、足元に注意しつつ。
細川越からの下りも低木の葉が繁茂していて、あまり見通しが利かない。
広谷の沢沿いを歩いていると、天気は回復傾向なのか、日が射し始める。
あまり長続きしてくれなかったけれども。
わずかに咲き始めているトリカブトの花が陽の光を浴びて、美しい。
何度となくある渡渉は問題なく、標識を経て、支谷へ。
イブルキノコバで少し休みたかったのだけど、虫が集り続けて落ち着かず、先へ。
八雲ヶ原に到着し、ここで休憩後、湿原へ。
崩壊寸前の木道を辿ると、今年もサギソウが咲いていて、思わず表情が緩む。
開花時期の具合もあるのかもだけど、昨年よりも花は多い。
来年には木道が通行不可になっているかも知れず、もう見納めかも?
北比良峠はガスで覆われ、展望は全く得られず。
ダケ道を通っての下山で、今回は電車の時刻的に少し余裕がありそうなので、普段よりは遅めのペースで安全に。
ある程度の標高まで下るとガスの圏外となったのか、薄日が射すようになり、気温も上昇して行くのを実感。
ダケ道を下り終えると正面谷の沢に出合い、汗の処理などを含め、涼を取ります。
その後は往路の道を逆方向に辿って行くと、朝には見落としていた花などがあり、暑さや退屈さを紛らわせてくれます。
最後に振り返ると、見える範囲では比良のお山のガスは消えている。
いつもよりは短めの山行で程々の疲れの中、比良駅にてゴールです。
思っていたよりも曇りがちで、稜線上ではガスが出て展望もあまり得られなかったけれど、その分だけ暑さを和らげてもらったはず。
数は多くないものの、この時期の花も見られたし、秋へと移行しつつある兆しも感じられたかなと思う。
まだ夏休みが続くのだけど、この先も天候は微妙なようで、初めての山には行きづらくなるかも。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する