【大雪沼巡り通行止】緑岳麓まで偵察【翌日テン泊備え】

2022年08月12日(金) [日帰り]

• GPS: 03:08
• 距離: 6.6km
• 登り: 492m
• 下り: 484m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:46
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:56

10:36 大雪高原温泉
11:35 11:36 第二花畑
12:42 12:51 第二花畑
13:32 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

6月に豪雨のため通行止めとなった大雪高原温泉までの道は開通しています。
お盆の繁忙に備え上川町の「モーダーグレーダー」で砂利ならしが行われていました。

コース状況／危険箇所等

当初、大雪高原温泉沼巡りを予定していましたが、倒木のおそれがあるとのことで8月12日は通行止でした。その後8/14に開通を確認しました。沼巡りを予定サれている方は事前確認をおすすめします。

その他周辺情報

年間123日のみの営業との触れ込み「大雪高原山荘」にはじめて宿泊でお世話になりました。携帯電話が一切つながらない「デジタルデトックス」には最適な宿でした（wifiもなし。電話は公衆電話あり）。

写真

8/12 10:25

残念。本日宿泊の（当初予定では縦走後の後泊）大雪高原温泉さんチェックイン前に沼巡りをと思いましたが、倒木のおそれのため通行止めです。こればかりはしかたありません。

8/12 9:40

少し振り返り、高原温泉までの道のりです。
大雪ダム堤体上を駆け抜ける国道を糠平方面に向かうと看板があります。ここの直前では銀泉台観光道路入口をパスしています。

8/12 9:47

じゃり道を進みます。

8/12 9:48

ここは、大好きなクチャンベツへ向かう分岐ですね。
一昨年は複数回お邪魔し、ヒサゴテン泊、忠別テン泊で楽しみました。

8/12 10:08

縦走後の後泊に確保していた大雪高原温泉「大雪高原山荘」です。

8/12 10:08

こちらは森林管理署の建物です。
緑岳の入山時にはこちらに記帳します。

8/12 10:08

こちらはヒグマセンターです。
しょっぱなのお写真のように本日は沼巡り通行止めです。

8/12 10:38

登山口手前、高原山荘背後に温泉湧き出し口が見られます。
随所に煙が立ち上り、硫黄のカオリが漂います。

8/12 10:40

明日の緑岳経由白雲泊の下見として、緑岳方面へ向かいます。
登山を始めたばかりのとき、沼巡りを目論むものの緑岳方面へ向かってしまい、ガレ場で暴風雨に見舞われ撤退したいわくつきのおやまです。当時の装備は貧弱で、スキーウエアのようないかつい装備の方を見て不思議がっていましたが、いまでは私もそのような風貌です。

8/12 10:44

さて、明日の白雲までの下見として偵察に行きましょう。

8/12 10:58

緑岳ははじめの上りが急登です。

8/12 11:07

500m進んで見晴台到着です。

8/12 11:27

第一お花畑です。
すでにチングルマは変身しています。

8/12 11:36

少し先の第二お花畑です。

8/12 11:55

地質学者にはたまらない地質でしょう。

8/12 11:59

このハイマツ帯が「ムシムシ:虫」でした。
身体にまとわりつく、雪虫チックな虫が大量です。
まあ、刺さないですし。良しとしましょう。

8/12 11:59

グイグイ進んで。

8/12 12:05

緑岳もちらりと姿を見せたりします。

8/12 12:16

あ。だめだこりゃ。
引き返しましょう。今日緑岳を登頂したら、明日は赤岳からの白目指しも現実味がありました。偵察結果を活用して、当初予定通り緑経由の白目指しとします。

8/12 13:37

大雪高原山荘は「日本秘湯を守る会」の会員宿です。

8/12 15:35

新館のお部屋名「こまくさ」さんにお世話になりました。
荘厳な雰囲気が随所に見られます。
もしかして、昭和天皇が活用されたお部屋なのでしょうか。といったワクワク感もありました。

8/12 17:53

夕食です。お米は釜で炊いて20分後にいただけます。
先に点火しておくことをおすすめします。
白米のお釜ご飯、蒸しもの、鴨鍋です。

8/12 18:02

こちらには、先付けと天ぷら、鮭のちゃんちゃん焼き、山菜ソースの豆腐ハンバーグと美味しいものだらけでした。

8/12 18:17

こちらが、鴨鍋です。

8/12 18:30

夕日もきれいでした。

8/13 6:19

先の通り、ここを昭和天皇が訪問されたようです。
これに併せて、当方お世話になった新館も増築されたようです。

8/13 6:19

とはいえ、昭和天皇のお目当ては、固有種の「コケ」。
コケに夢中で宿泊なさらずに、山荘ではお茶を飲んだか飲まないか程度の滞在だったようです。お部屋「こまくさ」は昭和天皇がお泊りになることを想定して作られたようなきがしてなりませんが真相はいかに？

8/13 6:19

山荘の運営者は、国策パルプ（現日本製紙）さんのようです。
チェックアウト時に日本製紙のティッシュをいただきました。
温泉も素敵です。明日の白雲を楽しみに就寝です。

撮影機器：

Xperia 5 II SOG02 au SONY

感想

athokkaido

　大雪高原山荘に到着し、余裕時間で沼巡りをと思いましたが、倒木の危険性があるため通行止でした。その後安全を確保（倒木の除去までには至っていない様子でした）し、8/14下山時には開通していました。
　年間123日の営業日との触れ込みの大雪高原山荘さんに初めて宿泊させていただきましたが、携帯電話・インターネットが全くつながらない「デジタルデトックス」に最適の宿でした。まあ、ドシンと構えるとメールチェックなんてすることなく過ごすことができます。会社もお休みです。宿泊に際して同僚に各種託してきましたのでどっしりと構えて大雪を堪能しました。