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Yamareco

記録ID: 4587794
全員に公開
ハイキング
四国剣山

真夏の三嶺(さんれい) 堂床からオカメ岩〜カヤハゲを時計回りで

2022年08月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:10
距離
14.7km
登り
1,437m
下り
1,454m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
0:11
合計
7:10
7:28
7:28
100
9:08
9:14
19
9:33
9:34
16
9:50
9:50
44
10:34
10:34
37
11:11
11:12
9
11:21
11:22
48
12:10
12:12
112
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
1.シカの食害により林床の植物が食べつくされたり、獣道が入り乱れていたりする箇所があり、注意が必要です。
・オカメ岩に至る1200m〜1500m付近は登山道が不明瞭です。
・カヤハゲから堂床まで登山道の存在がわからないところがあり、何度か迷ってはGPSで進路修正しました。

地形的に危険な場所には出くわしませんでしたが、地形図の読図に不慣れでGPSが使えない場合、遭難の危険もあると思いました。

常にテープを注意しながら歩くと迷いにくいかもしれません。
同じ場所でも、登りより下りの方が迷いやすいような気がします。

2.ケイタイ、スマートフォンはauでは三嶺からカヤハゲに至るわずかな区間で弱い電波が拾えました。
それ以外は登山口も含め電波の届かない場所でした。
バイクで身軽に谷間を走る。
薄手のシャツにジャケットを重ねるも肌寒い。
2022年08月14日 05:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:58
バイクで身軽に谷間を走る。
薄手のシャツにジャケットを重ねるも肌寒い。
登山届提出。
用紙もありました。
2022年08月14日 06:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:49
登山届提出。
用紙もありました。
お盆休みでさぞかし賑わっていると思いきや、車4台のみ。
2022年08月14日 06:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:49
お盆休みでさぞかし賑わっていると思いきや、車4台のみ。
まさか、ここでこの看板を見るとは。
熊鈴はもってこなかった。
2022年08月14日 06:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:51
まさか、ここでこの看板を見るとは。
熊鈴はもってこなかった。
堂床のテン場。
高級な造りの東屋付き。
2022年08月14日 07:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:00
堂床のテン場。
高級な造りの東屋付き。
気持ちいい。
2022年08月14日 07:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:04
気持ちいい。
このあたりの竹林の中に以前は堂床避難小屋があった、はず。
2022年08月14日 07:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:11
このあたりの竹林の中に以前は堂床避難小屋があった、はず。
素晴らしい杉林。
高知のスギは艶のある良材に育つ。
2022年08月14日 07:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:29
素晴らしい杉林。
高知のスギは艶のある良材に育つ。
立派な小屋です。
2022年08月14日 07:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:33
立派な小屋です。
前に来た時には大工さんが一人で造作工事してました。
30年以上ぶりか。
2022年08月14日 07:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:34
前に来た時には大工さんが一人で造作工事してました。
30年以上ぶりか。
このあたりまで、道迷いの心配もなく歩きやすい。
2022年08月14日 07:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:42
このあたりまで、道迷いの心配もなく歩きやすい。
この渡渉点から先、道が不明瞭に。
2022年08月14日 07:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:57
この渡渉点から先、道が不明瞭に。
なんとなく道があるようなないような。
ときどきテープを見つけて安堵する。
2022年08月14日 08:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 8:03
なんとなく道があるようなないような。
ときどきテープを見つけて安堵する。
網が張られていているが、向こう側との植生の違いは判らず。
道がわからないのとあわせて、どう進むのか混乱する。
後ろから来た道慣れた単独行の方に道を譲り、しばし後を追う。
助かりました。
2022年08月14日 08:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 8:10
網が張られていているが、向こう側との植生の違いは判らず。
道がわからないのとあわせて、どう進むのか混乱する。
後ろから来た道慣れた単独行の方に道を譲り、しばし後を追う。
助かりました。
ヒシバッタが足元で跳ねていると思ったら、10mmに満たないほどの小さなカエルでした。
あちこちで跳ねてました。
何カエルだろうか?
2022年08月14日 08:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 8:21
ヒシバッタが足元で跳ねていると思ったら、10mmに満たないほどの小さなカエルでした。
あちこちで跳ねてました。
何カエルだろうか?
水場。
ここで最後の給水。
2022年08月14日 08:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 8:40
水場。
ここで最後の給水。
小屋から少し遠いオカメの水場。
水量少なめです。
2022年08月14日 09:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:00
小屋から少し遠いオカメの水場。
水量少なめです。
一代目と比べてずいぶん立派になった。
2022年08月14日 09:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:05
一代目と比べてずいぶん立派になった。
小屋ノートは健在。
2022年08月14日 09:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:07
小屋ノートは健在。
ガスってるし午後の天気が怪しいので、天狗塚は割愛しました。
2022年08月14日 09:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:12
ガスってるし午後の天気が怪しいので、天狗塚は割愛しました。
地味な山頂。
なぜ西熊渓谷の名に使われているのだろうか。
2022年08月14日 09:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:33
地味な山頂。
なぜ西熊渓谷の名に使われているのだろうか。
展望がない分、涼しい稜線歩き。
2022年08月14日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:35
展望がない分、涼しい稜線歩き。
堂床方面からの直登コースの分岐点。
2022年08月14日 10:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 10:28
堂床方面からの直登コースの分岐点。
三嶺山頂。
2022年08月14日 10:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 10:34
三嶺山頂。
少しガスが引いてくる。
2022年08月14日 10:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 10:35
少しガスが引いてくる。
笹原に迷路が。
誰もいない小屋でひとり昼飯。
2022年08月14日 10:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 10:40
笹原に迷路が。
誰もいない小屋でひとり昼飯。
山頂直下からカヤハゲ方向。
2022年08月14日 11:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:23
山頂直下からカヤハゲ方向。
オカメから三嶺への稜線。
南斜面の植生ハゲ、ずいぶん崩れている。
2022年08月14日 11:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:27
オカメから三嶺への稜線。
南斜面の植生ハゲ、ずいぶん崩れている。
三嶺を振り返る。
この光景は健在。
2022年08月14日 11:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:29
三嶺を振り返る。
この光景は健在。
鎖場。
それほど危険は感じない。
2022年08月14日 11:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:34
鎖場。
それほど危険は感じない。
ここカヤハゲ?
2022年08月14日 12:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:04
ここカヤハゲ?
すっかりコケ庭。
2022年08月14日 12:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:05
すっかりコケ庭。
三嶺、またね。
2022年08月14日 12:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:05
三嶺、またね。
帰りたいのですが。
道、どこですか?
2022年08月14日 12:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:11
帰りたいのですが。
道、どこですか?
いろいろと対策が講じられています。
2022年08月14日 12:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:12
いろいろと対策が講じられています。
読図力が試されます。
GPSが利用できると下山しやすいです。
2022年08月14日 12:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:13
読図力が試されます。
GPSが利用できると下山しやすいです。
いたるところにある獣道と登山道の違いが分かりません。
カヤハゲ周辺は笹がうるさく登山道を塞いでいたような記憶があるのだが。
2022年08月14日 12:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:16
いたるところにある獣道と登山道の違いが分かりません。
カヤハゲ周辺は笹がうるさく登山道を塞いでいたような記憶があるのだが。
網の向こう側は昔の植生の片りんが残っている。
2022年08月14日 12:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:34
網の向こう側は昔の植生の片りんが残っている。
悪い夢を見ているよう。
2022年08月14日 12:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:39
悪い夢を見ているよう。
話には聞いていたが、ここまで変わってるとは…。
2022年08月14日 12:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:52
話には聞いていたが、ここまで変わってるとは…。
道がほとんどわからないので、標識の存在がありがたい。
ときどきテープを見つけては道の存在を確認。
2022年08月14日 12:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 12:53
道がほとんどわからないので、標識の存在がありがたい。
ときどきテープを見つけては道の存在を確認。
テープ発見して近づくと何かの調査地。
2022年08月14日 13:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:03
テープ発見して近づくと何かの調査地。
調査の妨げになってはいけないと思いつつも、登山道がわからないのでどこを歩いてよいのやら。
2022年08月14日 13:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:04
調査の妨げになってはいけないと思いつつも、登山道がわからないのでどこを歩いてよいのやら。
対策を試みようとしている形跡はあるのだが。
2022年08月14日 13:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:05
対策を試みようとしている形跡はあるのだが。
森林の規模を考えると気が遠くなる。
2022年08月14日 13:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:05
森林の規模を考えると気が遠くなる。
トチノキの巨木。
縄文杉みたいな独りぼっち感が寂しい。
2022年08月14日 13:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:09
トチノキの巨木。
縄文杉みたいな独りぼっち感が寂しい。
浸食も始まっている。
2022年08月14日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:10
浸食も始まっている。
さおりが原というより、まよいが原。
2022年08月14日 13:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:15
さおりが原というより、まよいが原。
油断すると、こんなとこに迷いこむ。
2022年08月14日 13:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:24
油断すると、こんなとこに迷いこむ。
勢いにまかせてむやみに進まず、立ち止まってよくテープを探して歩くと迷いにくいのかもしれない。
2022年08月14日 13:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:30
勢いにまかせてむやみに進まず、立ち止まってよくテープを探して歩くと迷いにくいのかもしれない。
冷たい水で顔を洗ってスッキリ。
2022年08月14日 13:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 13:51
冷たい水で顔を洗ってスッキリ。
雨がぽつぽつ落ち始め、雷の音も近づいてきたが、何とか逃げ切る。
駐車場は車が少し増えてました。
2022年08月14日 14:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 14:04
雨がぽつぽつ落ち始め、雷の音も近づいてきたが、何とか逃げ切る。
駐車場は車が少し増えてました。
懐かしい、影のバス停。
下山してお店で買い物するのが楽しみでした。
2022年08月14日 14:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 14:21
懐かしい、影のバス停。
下山してお店で買い物するのが楽しみでした。

感想

県外で四国で一番良い山を聞かれれば、迷わず三嶺と答えていました。
高校の登山部でよく登っていました。
初めて本格的な山に登ったのがこの山。
初めて単独で山中泊の登山したのもこの山。
十代の頃のいろいろな思い出が詰まった大切な場所です。
最後に登ったのが30年ほど前の年の暮れ。
貞光から歩き始め、雪の中を剣から三嶺、オカメ岩まで縦走して、大栃まで歩いた記憶があります。

ニホンジカの食害の話は以前から聞いていました。
しかし、30年ほどの間にここまで変わるとは想像していませんでした。
すっかり記憶にない別の山に変わっていました。

戦後の西熊渓谷は炭焼きの煙で、いつも谷が霞んでいたという話を聞いたことがあります。
その大規模な伐採の跡に森林が再生し、ヤマザクラの名所にもなりました。
時代時代によって山の様子は想像できないほど変わっています。

ヒトの生きている時間ではとらえきれない大きな変化の中で再び森林が再生する日が来るかもしれない。
そう思いたいです。

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体力レベル
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体力レベル
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