灼熱の箱根外輪山 金太郎山〜明神ケ岳〜明星ケ岳〜宮城野
- GPS
- 07:18
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 1,513m
コースタイム
天候 | 快晴 真夏の様 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 箱根登山バス宮城野で乗車箱根登山バス乗車箱根湯本下車 小田急線ロマンスカー乗車箱根湯本駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし |
写真
感想
灼熱の箱根外輪山 金時山〜明神ヶ岳〜明星ケ岳〜宮城野 2014/06
昨年来、四度登った塔の岳山頂で見えた山々にいつか行ってみたいと常々思っていました。その一つの一番近い金太郎山等の箱根外輪山。偶々、テレビで、放映されており、お気軽な箱根と、十日近く続いた雨の土日にはあがりそうと、山行の準備をいたしました。一番は、ルート設定で、箱根外輪山で調べると、芦ノ湖の周りに丁度マラソンの距離ある。トレランで一周の方もいる。取り敢えず半分狙いで、
金時山〜明神ヶ岳〜明星ケ岳〜塔ノ峰〜箱根湯本を行けたら行こうと行程表をつくる。エスケープラインとして、金時山〜明神ヶ岳〜明星ケ岳〜宮城野のコースも設定致しました。
小田急線小田原に向かう。いい天気すぎて、暑さが心配。車中から富士山がくっきり見える。小田急線のこの時間帯は、山姿の方が多い。向かい側の女性、秦野、渋沢でも降りず、小田原まで。小田原で、箱根登山鉄道に乗ると、そこにも、小一時間ほどのバスの後、仙石で降りる。そこでその女性も降りると珍しい事がありました。そこから山ではおあいしませんでしたが。
金時山登山口〜金時山
さて、八時少し前には、仙石バス停で降り、五分程歩くと、金時山登山口入り口、その先に、金時神社の登山口ある。金時山登山口を選択し、歩き始める。この登山道は、その両側に、高さ2m程の笹竹、雨水の通り道の様である。笹竹の向こうにはと書き出しながらも何だったか?金時山、明神ヶ岳の分岐点から見晴らしが出来る様になり、笹竹の根元には、花が少しづつ咲いている。ウマノアシガタ、オニタラビコの黄色の花、時折、ハルシオンの白や赤い花がみえる。金時山に近づくにつれて、傾斜は、急になり、息が切れる。この暑さ、休みも水補給も殆どせずの登りは、きつく感じる。またこの距離が長い。このコースを登る人は少なく、何人か追い越した位でした。時折、山頂から早々と下る方々と出会う。乙女峠から来たのであろうか?
それでも、一時間程で、金時山山頂に到着した。天下の秀峰金時山のモニュメントが、本来なら、富士山をバックにあるはずであるが、残念ながら、富士山は、雲に覆われ見えない。ここは、360度パノラマだ。乙女峠、芦ノ湖の向こうに、箱根外輪山の向こう半分がみえる。それにしても暑い。真夏の様な暑さ。ここで、写真を撮り、水補給をして、休息。茶店には二軒あり、金時茶屋と金時娘の茶店がある。お昼にはまだ早く、行動食をつまむ。
金時山〜火打石岳〜明神ヶ岳
金時山から明神ヶ岳までは、二時間程の道標をみて、九時半に出発し、十一時半にはと思いながら。着いたのは、十二時十分前後と、コースタイムより半時間以上かかる。これも暑さのせいかと思う。水2リットルとゼリー2個、最終的には、飲み干したのだから、相当に暑く、疲労感があり、何度も休みながら進む。
右手に、芦ノ湖と向こう側の外輪山を時折みながら、空しか見えない背に高い笹竹の道が続く。アップダウンのある笹竹の道のアップ部にくると、ダウンし、アップする笹竹の登山道が見える。その先に外輪の尾根道が続く。笹竹の道は、空側がぽっかりあき、日差しが入るせいか、小さな草花が咲く。ノイバラ、ウマノアシガタ、箱根空木が、多い。明神ヶ岳75分の標識から笹竹が深くなり、藪こきになる。人がいなくちょっと不安なので、何度もGPSを確認する。暑さで息切れをして一休みしていると、五六人のグループが追い抜いて行く。道は大丈夫そうと一安心。藪こきの後、明るい尾根道に出る。外輪山が見える。火打石岳に近づくにつれて、笹竹から薄暗い森に変わる。山路は、所々、沢へ繋がり、ひとりで歩くにはちょっと怖い。下りの後アップするとそこが、火打石岳と書かれているが、山頂らしい景色もなく、ここから、笹竹の道になる。尾根道を歩く。尾根道には、ヤマホウシも白い花が青い空と濃い緑み映える。そして、やまほうしの花に誘われたのであろう。ヒラリヒラリと優雅に飛ぶ蝶が美しい。アサギマダラという名前らしい。蝶の天国らしくその他にも平地で見れない何種類もの蝶が飛ぶ。蝶を追いかけて、アップダウンと楽しむ。そして、明神ヶ岳25分の案内標識。見通しが良く、今歩いてきた外輪山、向こう側の外輪山を眺めながら、アップダウン。空が真上に見えたら、また一つアップした。残り10分も標識から、10分で、明神ヶ岳山頂に着く。広い山頂に、沢山のハイカーが、丁度、お昼の時間。日差しと風と美味しいご飯。風景も美味しい。残念なのは、富士山だけは見えない。駿河湾も見える。そして、塔の岳、大山が見える。30分ほど食事休憩をして、明星ケ岳を目指す。
明神ヶ岳〜宮城野分岐点〜明星ケ岳/宮城野分岐点
明神ヶ岳からは、明るい日差しの笹竹の道が続く。日陰では、花たちが、スポットライトを浴びた様で美しい。30分ほどで、宮城野分岐点に到達する。ここから直接宮城野に向かうか、明星ケ岳経由で、宮城野か、ちょっと迷う。暑さで草臥れたのであろう。残り40分か110分かですが、兎も角明星ケ岳に向かう。本来、更に塔の峰、箱根湯本が、本来の行程だからと。宮城野分岐点からまたもや笹竹の道、でも日差しが当たるせいか、ノイバラ、ノアザミ、ヤマホウシ、、、と花が咲き、蝶が飛ぶ。笹の道のアップを登る人が、見え隠れする。2時前後には、明星ケ岳に着いたが、笹竹を切り開いた広場に敷き詰められた笹竹と明星ケ岳/宮城野/塔ノ峰分岐標があるだけで、ちょっと感動がない。ここで、迷ったが、湯本は諦め、みやぎのに向かう。
宮城野へは、40分ほど山襞をくだる。途中、宮城野の街が近づいてくる。そして、15分程歩くと、宮城野バス停、ここから箱根湯本へ、そして、小田急線の特急ロマンスカーにビールを持って乗ると、今日の山行きが見えてくる。次はいつかな?
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