大河原峠から蓼科山
- GPS
- 05:47
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 828m
- 下り
- 817m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:42
天候 | 快晴後晴れ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
分かり易く迷うところはない。将軍平から山頂と、将軍平から天祥寺原は岩石がゴロゴロしていて歩きにくく、スリップ注意。また雨後のためか、各所で泥濘があった。 |
写真
感想
大河原峠の駐車場には4:18に到着。日の出が遅くなったのであたりはまだ真っ暗。しかし中秋の名月の満月が明るく、峠にあるトイレにはヘッドライトなしで往復できたくらいだった。食事と準備を済ませているうちに月は稜線に隠れて見えなくなったが、その代わりに東の空が赤く染まり始めた。きれいなモルゲンロートが見られそうだったので、明るくなるまで見ていたい気持ちもあったが、4:57に行動開始。到着時の気温が10℃と低く、シャツを2枚重ね着しても寒かった。行動して体を温めるしかない。Zさんはしっかりレインジャケットを着込んで防寒していた。歩き出しはしばらくヘッドライト利用。峠は夜が明け始め明るくなっていたが、歩き始めてすぐ樹林帯に入ると再び暗くなった。この先しばらく樹林なので展望はないが、そういう山なので致し方ない。思った以上に天気が良いようだった。歩き始めは寒くて仕方なく、手の先もかじかむくらいだったが、良いペースで歩いたのが良かったのか、30分もすると体が温まり暑く感じるくらいになった。樹林帯のせいか無風で、火照った体を冷やすには来ていたシャツを1枚脱ぐしかなかった。Zさんもレインを脱いで身軽になって歩く。赤谷の分岐を過ぎたら将軍平はすぐそこ。更に少し歩いて蓼科山荘に至る。座って休憩でも良かったが、まだ体力的に余裕があったので水分休憩のみで出発。ここから先は岩が露出していた歩きにくいところが連続する。鎖も一部でかかっている。久々の登山なので滑ったり転んだりしないよう慎重に進む。森林限界を越えると青空が見え始める。今日は快晴の空。展望も期待できそうだった。山頂ヒュッテを過ぎれば山頂まではもうすぐ。6:27に無事蓼科山の山頂に到着。歩き出しからちょうど1.5時間だった。快晴無風。周囲は360度のパノラマ。今日は本当に登山日和。山頂標で写真を撮ったら、アルプスが良く見える場所まで移動。岩が多いのでやはり慎重に進む。休憩地は少し風が抜けて寒かったが、それでもシャツのみでいられた。Zさんは念のためレインジャケットを再度羽織って保温。そしてここで座って大休止。これまで水分のみだったので、持参した食料を消費する。アルプスは北中央南全部よく見えた。お隣の八ヶ岳や霧ヶ峰もよく見えた。展望のよいところに座って眺めを楽しむ。山はやはり天気に限ると思った。
休憩後は元来た道を戻る。山頂ヒュッテの脇の道を下る。登り慎重に歩いたコースを今度は慎重に下る。一部湿った岩が露出しているところは特に要注意で、何度もスリップしたが、何とか転倒や尻餅は免れた。Zさんはストックをしまって両手を使って降りていたが、こちらのほうが正解だったかもしれない。7:23将軍平戻り。朝は誰もいなかったが、この時間はこれから登る人で密だった。長居は無用なので特に休憩などはせずに出発。天祥寺原へ下る。ここの下りもいささか厄介。やはり岩がゴロゴロしていて歩きにくく滑り易い。慎重に下るしかないが、やはり何度かスリップした。先を歩くZさんは滑らないので、自分の歩き方が悪かったのかもしれない。ここも転倒がなかったのは幸い。天祥寺原に降りると登山道を左に折れ亀甲池を目指す。このあたりは昨日より前に降った雨のせいか、あちこち水たまりが出来ていて歩くのが難儀な場所もあった。ローカットのシューズは軽快だが、こういう場面では弱い。山頂から歩き出した後休憩適地がなく、既に2時間以上水分のみで歩いていた。さすがに空腹になったので、8:50亀甲池に到着後座って大休止とした。休憩後は双子池を目指す。キャンプ場の脇を過ぎ、更に2つの池を過ぎる。亀甲池で大休止したので双子池では水分のみで出発。双子山への最後の登り。標高差200メートル程度なので大したことはないのだが、時折樹林が切れて直射日光が当り暑く感じた。またこの時間になるとあちこちですれ違いが発生するように。好天の日曜日なので、止まって待つのは致し方ない。双子山まで上がると朝に登った蓼科山がすっきり見えた。今日は本当に天候に恵まれた日だった。双子山付近には咲き残りと思われるハクサンフウロのような花がいくつか咲いていた。もう花の時期も終わり。これか山は一気に寒くなるが紅葉が楽しみ。双子山から下り始めるとすぐに車道が見え始める。15分ほど歩いて駐車場に到着。早朝出発時は空きもあったが、この時間はやはり既に満車状態。駐車できずにしばらくうろうろするクルマも見られた。後片付けをしていると日差しが強くて暑く感じたが、日陰に入るとひんやりして涼しかった。暑いといってもやはり9月だし、季節は確実に進んでいるように感じた。
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