荒船山
- GPS
- 02:55
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 635m
- 下り
- 644m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:55
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後は荒船の湯(700円)を利用。 |
写真
感想
今年の夏で、登山を始めてちょうど10年でした。10周年を記念して、ぼくとほぼ同時に山の世界へ足を踏み入れた相棒くんと、思い切り縦走しようと考えた夏。しかし、天候が芳しくなく、秋に延期。9/18〜20の3日間で遠征しようと思ったのに、今度は台風の進路とドンピシャ。ついてなさ過ぎます。
遠征は諦めたものの、台風が来る前、もしくは抜けたあとに、日帰りでどこか行ければと考えました。が、台風は最強クラスに成長し、動きはのろのろ、3日間とも全滅のおそれが出てきました。ずっと台風の進路とにらめっこして、3日目の遅い時間なら、なんとか登れそうだなと思い至り、ふたりで群馬県の荒船山へ行ってきました。
なぜ荒船山にしたかと言えば、日帰り圏内の気になる山の中で、危険箇所が少なく雨でも比較的安全に登れ、一番ましに思えたからです。台風直後なので、無茶はできません。
遅めの出発でしたが、台風の通過も遅いのか、雨も風も強いまま。登山口の駐車場に着いても、当たり前ですが誰もいません。こんな時に山に入るなんて、よほどの山好き、いや、山狂いでしょう。
レインウェアを着て、ザックカバーを着けて、登ってる間に雨が上がったらいいなという淡い期待を胸に、登山を開始しました。樹林帯のため、そこまで雨風の影響を受けないのが幸いでしたし、静かな山歩きができるのは、むしろよかったくらいです。休むこともなく、写真を撮ることもほとんどないので、いいペースで歩き進むことができました。
登り切った艫岩のところが、道中唯一、展望の期待できる場所ですが、真っ白。直下は絶壁のはずですが、足元が見えなさ過ぎて恐怖心も感じません。平らな山頂を散策しているうちに晴れないかなというわずかな望みもついえて、下山の途につきました。
登山道の半分以上を過ぎたあたりで、一組の夫婦とすれ違いました。人影を見つけるや否や、意図せず笑ってしまいました。我々以外に相当な物好きがいるんだなと。登山口近くまで下りてきて、ようやく空が明るくなってきました。木々の間から、妙義や赤城と思われる山々を眺めました。すれ違ったご夫婦は、地元のかたで、空模様を見ていらっしゃったのかなと思いました。が、駐車場に停まっていたのは練馬ナンバーの車でした。やはり、相当な山狂いなのかもしれません。
午前中は見えなかった荒船山の姿が、帰りは国道から眺めることができました。山名の通り、一隻の巨大な船体を思わせる岩山です。台風の空模様がまるで荒れた海のようで、荒船山の名にふさわしい景色でした。
つい先日までの残暑が嘘のような涼しい天候で、帰りの立ち寄り湯がありがたかったです。荒船の湯(700円)は、館内がたいへんきれいでした。せっかく下仁田まで来たのだから、道の駅で下仁田ネギを買って帰ろうと思いました。しかし、下仁田ネギは冬場にしかないのですね。初めて知りました。道の駅では11月以降入荷だそうです。代わりに、こんにゃくを買って帰りました。
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