唐笠山
- GPS
- 07:21
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 824m
- 下り
- 814m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日曜日の天気予報が良くなり、登る山も少し欲張って初めてのコースをチャレンジしてみました。
奈良県五條市から和歌山県新宮市を結ぶ国道168号線の天辻峠に道の駅吉野路大塔が有ります。
ここから一気に下って旧大塔村、現在の五條市大塔町の坂本が今日の登山口になります。
国道から高低差100m程の急な狭い坂道を九十九折れに1速で登って行きます。
マイクロバスではヘアピンカーブが無理な道幅に思える。
登り終えると車道は平たんになりやや安堵を感じる私は、小心者?
すぐふるさとの森公園駐車場が出て来る。
今日はここをお借りして停めさせてもらいます。
2年前に殿野からピストンで唐笠山に登った事が有ります。
今日は反対側の坂本からピストンで行者山、唐笠山を目指します。
5月18日の白屋岳以来の初コース挑戦になりますが、この緊張感がたまらないです。
ここは5台分の白線が引かれ、あと5台は入れる広い駐車場です。
この駐車場の周りにある山野草を撮った後、私達二人は出発しました。
10分程で車道とお別れし山道に入ります。
ここに古びた家が有りますが人は住んでないでしょう。
登山口の看板は無く、小さな立て木に古びた赤の登山テープが巻かれています。
これが目印です。
しっかり踏まれた山道はテープもあり解りやすく歩き易いです。
数年前まで住んでいた様な、石垣もしっかり組まれた人家がでてきました。
平たんな広い庭に鉄棒が際立ち、子供の逆上がりがすぐ思い浮かびました。
ここも限界集落です。
さらに進むと山道のT字路に差し掛かり、赤テープのある左上の道を登って行きます。
木々の間から最奥の廃屋を右に見てさらに高度を上げます。
掘割道、枝道も出て来て迷いそうになりますが、テープ・リボンを慎重に選んでさらに上に進みます。
道から外れてP761をのぞきに行きました。
そこは間伐された植林帯の中でした。
本線に戻り手入れの行き届いた杉林の中を登って行くと、送電線の伐採地が現れます。
やっと眺望の効く所に出て来ました。
刈り込まれた伐採地が北北西に伸びています。
その先に道の駅吉野路大塔がかすかに見えたので、写真をパチリ。
行者山の手前で右折、人の手が入った道を進むと、山頂に向って関電道の階段が出てきます。
勿論これを登って行きます。
中間地に鉄塔が現れその先の、登る道が馬酔木で解らなくなりますが、かまわず登ります。
再び階段が現れ行者山に着きます。
狭い山頂にNHK大和大塔テレビ中継放送所と書かれた建物と電波塔が居座っています。
余り人が入らない紀伊半島の山ではお馴染みの、紀州わらじ会の山名板がそこには有りました。
いつも思う事ですが、紀州わらじ会、新宮FCCの看板は人気のない山中では有難いです。
ここからは、アップダウンの稜線を忠実に辿って唐笠山に行きます。
唐笠山はあまりにも平凡な稜線上のピークなので、2年前に山頂に立った事は、かすかな記憶しか残っていません。
雑木林の展望もない山頂は、5種類の山名板が有り、この山の存在を少し高めるのに役立っているように見えました。
食事を済ませた後、元来た道を坂本までのんびりと帰りました。
行者山から唐笠山間にエアリアマップでブッシュと書かれていますが、全然問題ありません。
あまり危険個所もなく中級の方ならお勧めコースだと思います。
山野草はあまり期待していなかったが、イナモリソウ、キリンソウと写真も撮れたので満足しています。
コメント
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記事を参考に今日(18.11.4)行者山に登ってきました。登山口が見つけにくい山ですが、詳細な記事と写真のおかげで無事登れました。とても参考になりました。
ありがとうございました。(唐笠山までは、足にはりがあったのでいきませんでした)
takytさん、こんにちは。
行者山に行かれたそうですね。
お疲れ様です。
私は人が余り登らない山は、極力情報を詳しく発信したいと常々思っています。
でも現実はなかなか出来ませんけど。
唐笠山は4年以上前の山行なので、自分のレコを読み返しました。
このレコがtakyt さんの役に立てられたなら、私はとても嬉しいです。
そしてわざわざコメントをくださって有難う御座いました。
山登りを楽しんでください。
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