霧ヶ峰インターからガボッチョまで線つなぎ

2022年10月01日(土) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 11.5km
• 登り: 359m
• 下り: 353m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:12
• 合計: 5:26

5:35 霧ヶ峰インターチェンジバス停
6:18 6:18 踊場湿原
8:35 8:39 ガボッチョ
9:20 9:20 踊場湿原
10:42 10:50 蛙原
11:01 霧ヶ峰インターチェンジバス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●霧の駅（現在解体工事中）に早朝5:30頃到着
（駐車場は広いので何とかなるのでは？戻ってきた11時過ぎにも空き有）
●登山ポスト：霧の駅にはありません
●トイレ：「霧の駅」駐車場内にあり（水洗・ペーパー有・24H使用可）

コース状況／危険箇所等

●霧の駅〜踊場湿原入口
舗装された道路歩き。通過車輛に注意。
●踊場湿原
　遊歩道が整備されています。湿原にはそれほど近づけません。八島湿原に比べ訪れる人も少なく、静かな散策ができます。
●踊場湿原〜ガボッチョ
　ここからはルートもコースタイムも設定がないので、地図を見ながら目安時間や進むべきルートを事前に良く考えた上で、現場にて判断することになります。GPSがあると心強いかと思います。ガボッチョ自体はガスが出ない限り見えているので、方向をよく確かめて、登りやすいところを登ります。
　背丈を越えるススキで足元が見えにくいので、突然現れる岩や切り株で躓かないよう注意が必要です。
●踊場湿原〜歌碑・霧鐘塔〜霧の駅
　整備された遊歩道歩きです。グライダー滑走路のすぐ近くを歩けるので、グライダーが飛行するのを見ることができます。

その他周辺情報

★下山後の食事＆甘味：霧の駅内の屋台と「霧ヶ峰ビーナス」にいろいろあり。
今回は「ジャガバタ」「焼きもろこし」「ソフトクリーム」をいただきましたが、どれもおすすめの美味しさです。

写真

10/1 5:30

霧ヶ峰と八ヶ岳の間にぽっかり浮かぶ台地の草原、ガボッチョ。変わった名前で前々から気になってました。藪漕ぎルートしかないようですが、ガボッチョからの景色を見るために、行ってきます。

10/1 5:30

霧ヶ峰は以前よく歩きにきていて、ここ、霧ヶ峰ICにも何度もきていましたが、時代のながれで取り壊されている最中でした。ハイジグッズコーナーで買い物をした日々はよい思いです。たまにレコの写真に登場するヤギのユキちゃんはここ出身です。

10/1 5:31

快晴です。放射冷却で冷え込んでます。車の社外温度計の気温は4℃です。あ、あれは、、

10/1 5:31

霧ヶ峰ICから富士山がみえました！

10/1 5:34

ビーナスラインもまだ朝早いせいか車の通りはほぼありません。

10/1 5:35

まずは、踊場湿原（別名：池のくるみ）をめざします。3kmの車道歩きです。

10/1 5:35

ノコンギクがいっぱい

10/1 5:36

広大なススキの野原の先には八ヶ岳

10/1 5:42

そして夜明けの南アルプス、甲斐駒ヶ岳、北岳、鋸岳、仙丈ケ岳

10/1 5:42

北岳アップ

10/1 5:43

八ヶ岳と富士山。その手前にあるこんもりした台地が、今日の目的地の「ガボッチョ」です。

10/1 5:45

夜明けの富士山

10/1 5:51

御嶽山もみえます。

10/1 5:52

広大なススキ野原

10/1 5:54

ススキと富士山

10/1 5:58

お日様がのぼってきました！

10/1 6:00

やわらかな温かい日差しがあたり一面を照らします。

10/1 6:12

ススキ野原からの日の出

10/1 6:18

踊場湿原に到着！

10/1 6:16

踊場湿原は野鳥が多いです。ノビタキがいました。まだ幼い様子。

10/1 6:17

こちらを不思議そうに一生懸命見ています。

10/1 6:18

ノビタキは秋に東南アジアへ渡るのですよね。まだ幼いようですが、がんばって！

10/1 6:19

ヒュッテから見る踊場湿原。

10/1 6:19

一番奥の池からは冷え込みで水蒸気の煙が上がってます。

10/1 6:20

では、湿原周回コースに入ります。1周70分だそうです。

10/1 6:22

ウメバチソウ

10/1 6:24

登山道の先の木漏れ日

10/1 6:26

リンドウ

10/1 6:27

ノコギリソウ

10/1 6:27

ヤマラッキョウ見れました！この秋の時期にガボッチョを決めたのは、藪漕ぎが夏は厳しそうなののと、ヤマラッキョウが見れるから、というのも。

10/1 6:28

ヤマハハコ

10/1 6:32

秋の色に変わりつつある湿原と霧ヶ峰の草原

10/1 6:35

朝日の木漏れ日

10/1 6:40

沢を渡ります。

10/1 6:47

毒蜘蛛がいるらしいです。

10/1 6:49

湿原周回ルートとガボッチョ探索ルートのつなぎ目、木橋につきました。ここから先は藪漕ぎが多くなってきます。

10/1 6:59

ミヤマアキノキリンソウ

10/1 7:14

冷え込みが強く霜が付いてます。朝4℃でしたからね。。

10/1 7:25

背丈以上のススキ野原。この先にガボッチョはあります。

10/1 7:40

ガボッチョ頂上への取り付き斜面。濃い藪を突破する必要があります。

10/1 7:40

遠くからは芝生のように見えていた草原も、ガボッチョに踏み入ると背丈以上の密度の濃いススキです。

10/1 7:49

トリカブト

10/1 7:51

ヤマハッカ

10/1 8:03

赤とんぼ。秋ですね〜

10/1 8:03

藪の先に頂上標識がみえました！

10/1 8:04

ガボッチョ頂上に到着！

10/1 8:04

こちらの頂上標識でも記念撮影。

10/1 8:11

昨日、横浜に用事があったので、駅で「おむすび権兵衛」のおにぎりを買ってきました。

10/1 8:17

食後のスイーツは、水ようかん。

10/1 8:26

頂上から360度展望があります。

10/1 8:26

ススキ野原の先には北アルプス

10/1 8:27

ススキと穂高連峰

10/1 8:26

槍ヶ岳アップ

10/1 8:27

乗鞍岳

10/1 8:22

こちらはガボッチョ東峰と蓼科山。

10/1 8:21

富士山も見えます。

10/1 8:21

八ヶ岳

10/1 8:22

南アルプス（甲斐駒ヶ岳・北岳）

10/1 8:27

目の前には車山

10/1 8:28

車山頂上の観測ドームアップ

10/1 8:30

では、目の前のガボッチョ東峰に行ってみます。

10/1 8:37

東峰に到着！頂上標識はありませんでした。

10/1 8:41

東峰から見るガボッチョ西峰

10/1 8:45

ハクサンフウロ

10/1 8:46

ガボッチョ頂上に戻ってきました。

10/1 8:46

では、踊場湿原に戻ります。帰路は西斜面の尾根を下ります。北斜面より斜度はゆるいです。

10/1 9:03

トリカブト

10/1 9:05

樹林帯の中の方が藪を漕がなくてよいので歩きやすいです。

10/1 9:06

幻想的なスギゴケの森

10/1 9:20

湿原周回コースに戻りました。

10/1 9:27

踊場湿原（通称池のくるみ）。湿原内にある「あしくらの池」をくるむことから、池のくるみと呼ばれるようになったようです。

10/1 9:31

水鳥が多くいました。

10/1 9:35

ヤマラッキョウが多くみれて嬉しいです。

10/1 9:37

青空と真っ白な白樺

10/1 9:43

ミヤマアキノキリンソウ

10/1 9:44

強い日差しで開いたリンドウ

10/1 9:47

タカネマツムシソウ

10/1 9:50

赤とんぼのアップ。目がてかてかしてます。

10/1 9:51

踊場湿原入り口に戻ってきました。

10/1 9:55

帰路は道路歩きでなく、薙鎌神社への直登ルートで歩きます。

10/1 9:59

栗が地面に落ちてました。秋です。

10/1 10:09

ノコンギク

10/1 10:10

アゲハチョウとノコンギク

10/1 10:15

コウゾリナ

10/1 10:42

忘れ路の丘の霧鐘塔に到着！昔は濃霧時で道を見失わないよう鳴らしたそうです。案内に、今は鳴らすと幸せになると書いてありました。

10/1 10:43

霧鐘塔からもくっきり槍ヶ岳が見えます。

10/1 10:45

イブキジャコウソウ

10/1 10:45

霧ヶ峰スキー場のリフト

10/1 10:50

こちらに向かってグライダーが飛んできました。

10/1 10:50

目の前のグライダー滑走路に着陸しました。

10/1 10:56

大きな草原にグライダーは立ち並ぶ姿は圧巻です。

10/1 10:56

いろんな色のグライダーがあります。

10/1 11:03

滑走路の入り口には乗馬できるコーナーがあります。このときお馬さんはかなり興奮していて、一人全力でぐるぐる走っていました。柵が低いので飛び越えてきそうでどきどきでした。

10/1 11:04

何周も全力で走り回って落ち着きました。。

10/1 11:05

5時間ぶりに霧ヶ峰インターチェンジの霧の駅に戻ってきました！

10/1 11:22

霧の駅名物のじゃがバターでお昼です。塩味のきいたほくほくじゃがいもにバターたっぷり。いつも登山後は体が塩味欲してます。

10/1 11:37

何年ぶりかに焼きとうもろこし食べてみました。あつあつで自然の甘さが絶妙です。

10/1 11:51

下山後のスイーツは霧の駅の生ソフト

10/1 12:04

霧の駅から見えるグライダー達。背後には北岳の南アルプス。

10/1 12:16

八ヶ岳の銘水、女の神氷水に行く途中、富士見台パーキングに立ち寄りました。

10/1 12:18

ここからは目の前にガボッチョがあります。背後には南アルプス。

10/1 12:18

山名の解説標識にもガボッチョの名前がありました。

10/1 12:20

目の前のガボッチョ。ここから入山する方も多いみたい。こう見ると登りやすい芝生のなだらかな丘に見えますが、中に入ると・・・身の丈以上の濃い藪です。

10/1 12:20

ガボッチョ頂上の標識の棒も見えます。さっきまであそこにいたんだな〜。

10/1 12:20

踊場湿原も見えました。

10/1 12:23

強い日差しで開いたリンドウの花

10/1 12:56

女の神氷水に着きました！

10/1 12:57

珈琲用のお水を汲ませていただきました。珈琲は水で味がまったく別物になると感じます。

10/1 12:56

ゲンノショウコ

10/1 12:57

ハクサンボウフウ

10/1 13:58

時間もあったので帰りの諏訪SAの上島珈琲でココナッツミルク珈琲をベンチで飲みながら、八ヶ岳をぼーっとながめてました。

10/1 14:09

目の前には赤とんぼ。秋ですね〜

10/1 14:31

鉢伏山も目の前に見えています。綺麗な稜線ですね。ここも線つなぎに行きたいな〜。

撮影機器：

PowerShot SX60 HS CANON

Optio W90 ペンタックス

感想

Jinbei

♪霧ヶ峰インターからガボッチョまで線つなぎ♪

　「最近、北八ヶ岳方面に行ってないな〜」ということで地図を見ていて目に留まったのが今回の「ガボッチョ」。八ヶ岳とは少し違うが、もともとこの辺りは好きな場所。しかし山と高原地図にもYAMAPにもルートやコースタイムの設定はなく、ルートファインディングや地図読みの勉強にもなりそうだ。もしかしたらなかなかてこずるかもしれない。

　まず、藪漕ぎがあることが分かっていたので、登る時期を夏が終わった後に設定した。そしてガスでルートを見失うことのないよう晴天の日に。

　そして今回絶好の秋の登山日和となり登ることとなった。そういえば、「池のくるみ（踊場湿原）」が赤線つなぎの飛び地になっていることに気づき、スタートは線つなぎをすべく、懐かしの霧の駅からに設定。ここから池のくるみを経てガボッチョに登り、グライダー滑走路近くの遊歩道を通って霧の駅に戻ってくることにする。

　当日の天気は晴天！しかし気温は低くウインドブレーカーを着ても少し寒いくらい。しかし富士山をはじめとする山々が朝日に染まっていく様子はきれいだった。

　肝心のガボッチョへは地図の等高線から、北側からを登りに使ったが、自分の背丈を超えるほどのススキの大草原に苦労するが、踏み跡や登りやすそうなところを見つけながらたどり着いた山頂は、それはもう360度の絶景かつ静かで穏やかな場所ですごく気に入ってしまった。
　帰路は西側の尾根を下り歩きやすい樹林帯の中を進んで池のくるみへ。そのまま湿原を通過し、湿原入口から少し北方向に向かい遊歩道に入り、歌碑や鐘、グライダーを見ながら霧の駅に戻った。

　霧の駅事自体は解体工事中のようだったが、定番の「ジャガバタ」や「焼きもろこし」の屋台は営業していて、登山後の美味しいランチとなった。