爺ヶ岳 紅葉登山（柏原新道 日帰り）

2022年09月29日(木) [日帰り]

• GPS: 07:04
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,620m
• 下り: 1,626m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:49
• 合計: 7:05

6:07 扇沢駅
6:16 6:17 柏原新道登山口
7:06 7:06 ケルン（柏原新道）
7:11 7:14 駅見岬
7:53 7:53 水平岬
8:19 8:24 富士見坂
8:47 8:53 種池山荘
9:34 9:42 爺ヶ岳南峰
9:55 10:12 爺ヶ岳中峰
10:22 10:22 爺ヶ岳南峰
11:04 11:05 種池山荘
11:27 11:30 富士見坂
11:49 11:49 水平岬
12:17 12:20 駅見岬
12:24 12:25 ケルン（柏原新道）
13:01 13:02 柏原新道登山口
13:12 扇沢駅

天候

晴れ。10時頃より、稜線上空に小さな雲が少しずつ浮かぶ状況となるが、ほぼ一日晴れ。

天気予報（数値予報）の通り長野県中部より南は曇りで、爺ヶ岳から南の方向、槍・穂高連峰などは上空に雲が掛かった状況のようだった。また、松本市街地から夕方に見た限りでは、北アルプス南部はかなり曇っているようにも見えた。

アクセス

利用交通機関：

バス

■往路
アルピコ交通 さわやか信州号 梅田三番街 21:20発 → 扇沢駅 05:55着 （運賃 10,400円）

■復路
バス アルピコ交通 扇沢駅 13:30発 → 信濃大町駅 14:05着 （運賃 1390円）

コース状況／危険箇所等

柏原新道はとても良く整備された登山道で、ほぼ全区間で石や岩による簡易的な石畳道。少々の降雨ではぬかるみにならないよう配慮されていると感じた。

危険箇所と現地看板が掲げられていたのは2箇所。標高1760mのケルン手前の延長150m区間が崖沿いの道という理由で、もう一箇所は標高2290mのガラ場と呼ばれる崩れかけた谷をトラバースする地点。

その他周辺情報

扇沢駅の建物北端に、無料の給水ポイント（破砕帯のおいしい水）がある。

写真

9/28 23:28

菩提寺PAに休憩停車中のさわやか信州号 大阪発 白馬栂池高原行き（23時25分）

9/29 5:55

日の出直後に扇沢駅に到着 （この日の日の出は5時45分頃）

9/29 5:56

扇沢駅の無料給水ポイント（建物の北端、バス切符売り場とトイレの間にある）

9/29 6:09

扇沢駅より県道45号第6ポイント スノーシェッドを通り抜けて、柏原新道の登山口を目指す

9/29 6:16

扇沢橋より見た扇沢。これから目指す種池山荘はこの谷の最奥部コルにある

9/29 6:17

県道45号 扇沢橋鉄橋と柏原新道登山口 （標高1350m）

9/29 6:21

柏原新道の登山口付近からひたすら登り （標高1400m付近）

9/29 6:47

地点名「八ツ見ベンチ」 （標高約1640m）。残念ながら八ヶ岳は雲の中で見えません

9/29 6:48

柏原新道より扇沢駅がチラリと見える（八ツ見ベンチ付近より）

9/29 7:04

ケルン （標高約1760m）

9/29 7:20

種池山荘付近の稜線は、草紅葉しているようにも見える（標高約1920m付近より撮影）

9/29 7:34

地点名「一枚岩」 （標高約2000m）

9/29 7:50

地点名「石畳」（標高約2130m）

9/29 7:50

巨大な岩を組み合わせて山道とした「石畳」（標高約2130m）

9/29 8:10

アザミ沢を渡る（標高約2230m）

9/29 8:17

ガラ場の注意看板（標高約2290m）

9/29 8:20

ガラ場の全景（標高約2290m） 道の先に、ガラ場を通過した赤いウエアの登山者が見えている

9/29 8:28

地点名「富士見坂」（標高約2320m）。残念ながら、富士山方向も雲の中でした

9/29 8:36

鉄砲坂の地点名標識（標高約2380m）。熊出没注意の看板も…

9/29 8:41

標高2400m付近で森林限界を抜ける。笹原に、黄葉したダケカンバとナナカマド

9/29 8:44

柏原新道を登りきり、種池山荘が見えてくる（標高約2460m）

9/29 8:47

9/29 8:47

種池山荘前のベンチには先客2名。この後、富士見坂付近で追い抜いた赤いウエアの登山者が追いついてきた。

9/29 9:00

種池山荘付近のチングルマ綿毛（種子）

9/29 9:02

綿毛（種子）も散って真っ赤に染まったチングルマの葉

9/29 9:02

森林限界より上、紅葉した背の低いナナカマド（標高約2470m）

9/29 9:03

稜線上で赤く色づいているドウダンツツジ（標高約2470m）

9/29 9:07

爺ヶ岳南峰に向けてハイマツ帯を進む（標高約2480m）

9/29 9:24

爺ヶ岳南峰直下（標高2600m付近）より西方向の景色。種池山荘の遥か向こうに立山（雄山）、別山、剣岳

9/29 9:25

爺ヶ岳南峰直下（標高2600m付近）より北方向の景色。稜線が冷池山荘を経て鹿島槍ヶ岳へ続いている

9/29 9:26

爺ヶ岳南峰へハイマツ帯を登る（標高2600m付近）

9/29 9:32

爺ヶ岳南峰の直下

9/29 9:34

爺ヶ岳南峰より南方向の景色。扇沢谷の奥に扇沢駅、爺ヶ岳から南に続く南尾根。扇沢駅の上方には蓮華岳や針ノ木岳。燕岳・大天井岳・槍・穂高連峰の表銀座の山々も見えている

9/29 9:34

爺ヶ岳から見える北アルプス表銀座の山々

9/29 9:35

爺ヶ岳南峰の山頂標識

9/29 9:37

爺ヶ岳南峰から見える大町市街地

9/29 9:37

爺ヶ岳南峰の山頂。5人ほどの登山者が休憩、写真撮影していた。

9/29 9:38

爺ヶ岳南峰の主三角点（地理院の三角点ではなく、旧農商務省が国有林管理のために設置した標柱）

9/29 9:40

爺ヶ岳南峰の山頂標識

9/29 9:43

爺ヶ岳南峰から中峰へ向かう（巻道まで下りた地点より撮影）

9/29 9:45

爺ヶ岳中峰から南峰へ登り返してくる登山者

9/29 9:47

爺ヶ岳中峰を（南峰との間の標高2610m）コル部分から見上げる

9/29 9:58

爺ヶ岳中峰の山頂（三角点の標柱と山頂標識）

9/29 10:05

爺ヶ岳中峰の山頂（三角点の標柱と山頂標識）

9/29 10:05

爺ヶ岳中峰から南峰方向の眺め。南峰、種池山荘、立山、剣岳が一望

9/29 10:13

爺ヶ岳中峰の巻道分岐点

9/29 10:15

紅葉したクロマメノキ（標高2630m付近）

9/29 10:16

爺ヶ岳中峰から南峰方向の眺め。南峰、種池山荘、立山、剣岳が一望

9/29 10:30

稜線上からアザミ沢のガレ場と扇沢を見下ろした

9/29 10:38

種池山荘が近づいてきた（標高2510m付近）

9/29 10:43

ハイマツ帯のミネカエデ（標高2470m付近）

9/29 10:48

種池山荘付近から見た爺ヶ岳南峰（手前）、中峰（奥）

9/29 10:50

種池山荘付近に咲いていたヤマハハコ

9/29 10:50

種池山荘（標高約2460m）

9/29 11:03

種池山荘の西に隣接している池塘「種池」（標高約2460m）

9/29 11:04

種池山荘より西へ、ナナカマドとダケカンバの紅葉並木を100mほど行くと、テント場がある

9/29 11:04

種池山荘のテント場

9/29 11:09

種池山荘より下山。森林限界線付近（標高約2440m） ダケカンバ、ナナカマド、ササ

9/29 11:15

標高2380m付近 ダケカンバの黄葉

9/29 11:22

標高2320m付近 ブナの紅葉

9/29 11:22

富士見坂付近から見た爺ヶ岳南峰

9/29 11:27

ガラ場を通過する登山者

9/29 11:28

ガラ場を通過する登山者

9/29 11:42

紅葉したオオカメノキ（柏原新道 標高約2200m付近）

9/29 11:43

ナナカマド（柏原新道 標高約2200m付近）

9/29 11:47

地点名「水平道」（標高約2200m）

9/29 11:47

水平道付近ではかなり紅葉が進んでいる（標高約2200m）

9/29 12:02

柏原新道より北方向に見える岩小屋沢岳などの稜線

9/29 12:03

標高2000mを越えたあたりより、少しずつ紅葉が始まる

9/29 12:11

標高1950m付近で、稜線上に種池山荘が初めて見える

9/29 12:15

地点名「駅見岬」 （標高約1890m）

9/29 12:23

標高1750m付近の崖沿い道の注意看板

9/29 12:25

標高1760m付近の崖沿いの道

9/29 12:40

オヤマリンドウ

9/29 13:01

柏原新道 登山口（標高約1350m）

9/29 13:03

県道45号を扇沢駅まで登り返す

9/29 13:24

扇沢駅に停車している信濃大町行き路線バス

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

271635

天候回復気味だったので、2日前に夜行バスを予約して日帰り登山した。ちょうど、紅葉真っ盛りで、幸運だった。

来月の10月より、インバウンド公害と旅行補助開始で静かな登山環境や、交通機関の予約のしやすさがなくなる可能性があるため、今のうちに登山という理由も…

https://netlog.jpn.org/r271-635/2022/09/jigatake-02.html