記録ID: 4756073
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
”穂高の瞳”秋の奥又白池(徳沢園からピストン)
2022年10月04日(火) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:04
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 954m
- 下り
- 942m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●徳沢園〜中畠新道分岐 新村橋をわたって屏風の耳、涸沢に至る「パノラマ新道」の下部のルートで一般の登山道 ●中畠新道分岐〜奥又白池 ・分岐から松高ルンゼの右の急尾根・ヤセ尾根を直登して進む。 ・最初は急な上りで四肢を駆使してアスレチック並みによじ登る感じ。 ・何しろ急なので両手で笹や枝をしっかりと持って体を確保しながら進む。その分、標高はグングン稼げるので気分的に楽な面もある。 ・ヘルメット推奨の記載があったので装着したが、両側や頭の上の枝がヘルメットによくあたるので助かった。滑落するような場所は殆どないが。 ・藪漕ぎといった記載もあるが、ほんの一部で大半は道は明瞭。やや広がった岩場にはケルンがあり良い目印となる。 ・下りも大変なので、上りと時間的にあまり変わらず短縮は殆ど見込めない。滑りやすいところばかりで注意が必要。ロープがある箇所はなければ大変な急坂でロープに助けてもらう。 |
写真
撮影機器:
感想
山友さんから紹介され是非にと思っていた奥又白池ですが、ヤマレコでもレポが少なく大変な難路、バリルートとあって機会を狙っていたのですが一番美しい秋に遂に実現。
詳細レポは下記ブログをご覧ください。
http://yama200.blog110.fc2.com/blog-entry-449.html
”穂高の瞳”という表現は全くそのとおりで、天空のオアシスという素晴らしい風景が広がっていて大感激でした。
到着時点では前穂の上部はガスがかかっていてこれまた幻想的でしたが、段々ガスも抜けていって目の前に前穂の岩峰が迫力ある姿を見せてくれました。
井上靖の「氷壁」の舞台となった地に到着でき大感激。
標高2500m近い高台に湧水でできた池があるんですね。
不思議と神秘さを感じる美しい風景でした。
紅葉は隣の涸沢を含めて今年は不作で、この池もイマイチでしたがそれ以上に前穂の偉大さに圧倒されました。
ここにテントを張って前穂や明神を目指すクライマーは多いのですが、この池だけを目的に訪れる方は少ないようです。しかし苦労をして上った価値は十分すぎるほどですのでお薦めです。
当日は私の他には「香港+台湾」の国際男女ペアーに会っただけでした。
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コメント
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やりましたね。昨年、屏風の耳への素晴らしい山行をされましたが、yamatake01さんなら、きっとここも狙うだろうと想定していました。
私はこの奥又白池と屏風の耳への登行を今週末に予定していたのですが、天候悪化で中止したところでした。トライは来年になるかもしれませんが、このレポートを参考にさせていただきます。
それにしても、紅葉は今年は期待できないかな。
yumihide
本当にいい所ですよ。来年是非お出かけください。
池の前に前穂の迫力ある岩峰群、後は常念、蝶などを見渡せる開放的な高台の展望台といった感じのスポットです。
人は少ないし、秘境感たっぷりの穴場的な場所ですね。
今年はほんとに天気に泣かされますね。
また、涸沢に行ってきた宿の同室者の話だと、現地で毎年来ている方の言では「こんなヒドイのは見たことがない」だそうです。ナナカマドは殆ど茶色で枯れた状態。
温暖化・異常気象の常態化で、本州の紅葉も今後あまり期待できそうにないです。
さて、これからの低山の紅葉はどうでしょうかね?
来年まで延ばさず、本年10月14日に奥又白池を訪ねました。
このレポートを熟読し、ルートを頭に叩き込みましたので、さしたるトラブルなく天空の奥又白池に至ることができました。
1時間ほどたっぷりと一人占めで、快晴の奥又白池とその周辺展望に浸りこみました。つい、時間を忘れ、その後計画していた屏風の耳へのアプローチを断念せざるを得ないとの時間配分ミスもありましたが、それもご愛敬。その分、3年ぶりの上高地周遊が充実できました。
ご紹介、まことにありがとうございました。引き続いて、ご活躍のうえ、良い山のご案内をよろしくお願いいたします。
yumihide
おめでとうございます。
いい所でしょう。
秘境感たっぷりの天空の池の畔でお一人でまったりとは素晴らしいひと時だったことでしょう。
来年の屏風の耳は紅葉もバッチリかと思います。
引き続き秋山をお楽しみください。
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