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Yamareco

記録ID: 4782019
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ハイキング
比良山系

雲洞谷山とユキミバナ

2022年10月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
エスエス その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:26
距離
11.9km
登り
581m
下り
574m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
1:00
合計
5:26
9:28
23
朽木新本陣
9:51
10:00
27
10:27
10:35
18
10:53
10:58
42
11:40
12:09
51
13:00
13:09
103
14:52
14:52
2
14:54
朽木新本陣
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
大彦峠から大彦谷林道への下降は安全に下降することは中々難しい。我々は林道着地5〜6mほどをロープで安全を確保した。
我々の下降路の少し西側の沢状(かつての崩壊地?)を下った方が安全かも知れない?
朽木市場にこんな看板が
2022年10月11日 09:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 9:29
朽木市場にこんな看板が
2022年10月11日 09:35撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 9:35
2022年10月11日 09:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 9:36
2022年10月11日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 9:41
2022年10月11日 09:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 9:52
2022年10月11日 09:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 9:52
自然林の森は実に気持ちが良い。紅葉にはまだ早いのが残念であるが!
2022年10月11日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 10:09
自然林の森は実に気持ちが良い。紅葉にはまだ早いのが残念であるが!
2022年10月11日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 10:23
稜線の両側一面にイワカガミの葉がびっしりだ
2022年10月11日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 10:23
稜線の両側一面にイワカガミの葉がびっしりだ
2022年10月11日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 10:55
2022年10月11日 10:56撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 10:56
2022年10月11日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 11:39
雲洞谷山の標識は何時も見る仕様である
2022年10月11日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 12:03
雲洞谷山の標識は何時も見る仕様である
2022年10月11日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 13:01
大彦峠標識
2022年10月11日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 13:01
大彦峠標識
大彦峠の上村側にある地蔵さん
2022年10月11日 13:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 13:02
大彦峠の上村側にある地蔵さん
大彦峠からトラバース道を進み、林道へ下降するポイントであるが、最後の2〜3mが垂直でロープで安全を期した
2022年10月11日 13:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 13:37
大彦峠からトラバース道を進み、林道へ下降するポイントであるが、最後の2〜3mが垂直でロープで安全を期した
瓜割の滝に咲くユキミバナ
2022年10月11日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:33
瓜割の滝に咲くユキミバナ
2022年10月11日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:33
2022年10月11日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:33
2022年10月11日 15:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:36
瓜割の滝
2022年10月11日 15:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:36
瓜割の滝
2022年10月11日 15:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:37
アキチョウジ
2022年10月11日 15:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:37
アキチョウジ
2022年10月11日 15:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:38
ユキミバナ
2022年10月11日 15:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/11 15:39
ユキミバナ
撮影機器:

感想

ユキミバナ(雪見花)という小さな花が咲いているということを知人から聞いていたので、雲洞谷(ウドタニ)山に行ってきた。残念ながら、あるらしいという所には発見できなかった。しかしながら、情報を調べていると、上中の瓜割の滝附近にも咲いているということが判ったので、そこにも行ってみた。
この雲洞谷山は白倉山群の西にあって、訪れる人もそれほど多くない静かな山であるが、最近フェアリートレイルとかで走る人の記録を多く見るようになった。これが良いことか、そうでないかは人それぞれだ。
朽木新本陣の道の駅に車を停めて、朽木市場方面から西の山裾を目掛けて進むと、標識はあった。『明護坂(みょうごさか)→』の比較的新しい標識だ。国土地理院ではここ明護を『みょう』と記載があって、『ご』の文字はないので、『みょうざか』と表現するのかと思っていたが、現地の人に聞くしかないが、もう人里を過ぎてしまったので、後のこととしよう。沢に沿って登る害獣防止柵は進入禁止のような雰囲気なので、左にある害獣除けゲートからはいると、禁止らしい沢の上に出た。ゆるい斜面を登りながら、湿気の多い足元に何やらいるが、直ぐに乾いた斜面になるといつの間にか現れなくなった。深い樹林の山里の道はのんびりとしてとてもいいものだ。すると前方が明けて峠状に出た。明護坂で、西側にこの道は続いている。そこには雲洞谷方面の『←地子原』とあり、本陣との行き来の生活道路であることがよく判る。確かに車社会では県道を行き来きするだろうが、歩きであるならば、この明護坂を越えるのが距離を考えると当然だろうと納得する。
緩い稜線を歩きだすと、足元にイワカガミの大きな葉が所狭しとはびこっている。馬酔木の幼木とせめぎ合いながらのようだ。しかし、イワカガミは今日1日この稜線では目にしないところはないほどであった。キット春には見事なピンクの花が咲き誇ることだろう。誰かが『連休前くらいにも一度来てみたいね』と言っていたが、確かに咲いている様を目にしたいものである。針葉樹林と落葉樹の混交であるが、概ね西側が杉の植林で東側が自然林の様子だ。
ゆるい傾斜の稜線歩きで、簡単に東山を越えて501mピークに到着だ。するとここは行者山と表示があるし、『KITAYAMA-WALK』さんの恒例の標識もあるが、行者山は次の571mピークと記載のこともある?次のピークの571mには行者山の標識はないので、やはり501mが行者山なのだろうと思いながら雲洞谷山への最後の登りを頑張ると樹林に囲まれた山頂だ。ここまで、周囲が殆ど見えないのが残念であったが、ここも同じである。昼前であるが、ここでゆっくりとランチとした。今日は気温も低いので、日当たりでの温もりを感じながらのランチであった。
雲洞谷山からはしばらく平坦な樹林の尾根道を進むと621mと雲洞谷山の622mと同等なピークに達した。ここまではアップダウンの少ないシンドイことのない楽勝なハイクであったが、621mピークを下りだすと斜面が急となりロープも出てきた。注意をしながら木に掴まりながら、この下りを進むと、やっと平坦の切り開きとなって鉄塔が目の前にあった。ここは周囲が良く見え、西に百里、駒ケ岳は判るが、それ以外は判らない。東には蛇谷らしきピークが見え、南東方向には最も近い白倉岳3山がドーンと居座っている。昔小川から白倉を周回したことが思い出された。
鉄塔は2個あるが、何れも猫の耳型で白倉岳に向かっている。鉄塔から直ぐに大彦峠に到着だ。BIWAICHIと昔からの標識があったが、この峠から大彦谷側のトラバース道にはロープが張ってある。何も書いてないが、どうも進入禁止の意思表示と推定される。雲洞谷側斜面を見ると掘割の道が南西方面に続いているのは『上村』集落への古道であろうと思われる。するとそこに地蔵様が丁寧に祀られているのだ。やはりここは昔からの峠道なのだと判る。
我々の今回の目的がユキミバナの探索であるが、その花が咲いているらしい場所は大彦峠から大彦谷林道すぐ上をトラバースする旧山道の途中にあるはずなのだ。その道はあまり多くの人は歩いていない模様(進入禁止のロープがある)で、倒木もそれなりにあってやや歩きにくい道だ。トラバース道は徐々に下りながら、右下の急斜面が怖いくらいであるが、林道が葉越しにチラチラと見えだすと、いつの間にかすぐ下に見えて来たが、ユキミバナらしき草の葉は何一つ見えない。トラバース道は小沢を越えるが、傾斜が急なので、やや危険な場所に注意しながら進むと、道の下は大きな沢状で林道迄よく見える。ここは降りられるだろうか?と様子を見るが、何とも言えない。トラバース道はまだ続いているので、ここは止めてその先に進むことにした。
ユキミバナは発見できないまま、林道は益々近づいて来るが、林道への着地点が見えないので、のり面の傾斜が判らず躊躇して下降可能点を探りながら進むと、急に先の踏み跡が乏しくなった。此処から右に林道側へトラバース気味に下降する薄い踏み跡を木々に手を添えて進むと大きな木に到達した。林道の上5〜6mほどだ。この木から下は林道迄急斜面だが、何とか根をつかんで降り立つことが出来た。林道から他に下降しやすい場所はないか探すものの、期待できそうな場所はなかった。そこで、ロープを出して、太い木を支点にメンバーはロープを補助に林道に降り立つことが出来た。結局降りることに注力して、ユキミバナを探すことは出来なかったが、無事降り立つことが出来てホッとした。
それからの林道歩きは長いもので、嫌になる頃に国道367を走る車が僅かに見えて、害獣除けゲートに到着した。ある人の記録では、このゲートの民有地側にユキミバナが数輪咲いていたという情報に、周囲を探し回ったが、それらしき花や葉は見当たらなかった。そこから朽木本陣までも長い歩きだった。
雲洞谷山でのユキミバナは諦めて、上中の瓜割の滝に咲いているというので行ってみた。すると入り口から滝までに行く参道?の中間くらいの道脇に小さな青色の花が本当にひっそりと沢山あるが、離れ離れで、ポツポツと地味に咲いているのだ。これでは観光客も気が付かないだろう。そこに咲いているはずだと知っている人がやっと探し当てられる感じなのだ。これなら、盗掘に逢う恐れも少なかろうと安心しながら帰途に就いた。
”八”、”竹”

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コメント

こんにちは。
うちの家の前を通っていますが、気が付きませんでした。
明護坂は「みょうござか」で正解です。地図に書いてあるのは明を「みょう」と読むという意味です。303号線旧道の水坂峠(みさか峠)には「み」とだけ書いてあるのと同じです。

トレイルランが流行っていますが、わざわざこんなところを走らなくても、と思ってしまいます。いつか熊との遭遇事故が起きるのではと危惧しています。
2022/10/12 17:14
flatwellさん  コメントありがとうございます。やはり『みょうござか』なのですね。地理院では『明護』の丁度上に『みょう』とありますので、そう読むのか?と思いました。水坂峠の方は『水』の上に『み』ですから、そうかと思うのですが。いずれにしても、正解をありがとうございました。
最近ヤマレコでもトレランの記録が多いに辟易している者です。
2022/10/12 17:58
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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