記録ID: 4853920
全員に公開
ハイキング
関東
ナラ枯れの樹液に群がるスズメバチが怖い「小平グリーンロード」
2022年10月30日(日) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:35
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 32m
- 下り
- 21m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<小平グリーンロード> 以下小平市HPより引用 「小平グリーンロードは、玉川上水、野火止用水、狭山・境緑道、都立小金井公園を結ぶ小平をぐるりと一周する約21キロメートルの起伏の少ない水と緑の散歩道です。 平成16年には「美しい日本の歩きたくなる みち 500選」に認証され、また、平成27年には「新日本歩く道紀行100選「水辺の道」」に認定されました。」 https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/060/060905.html 玉川上水沿いの遊歩道は舗装されていない土の道なのはイイ感じなのですが、木の根が縦横無尽に張り出していて躓きに要注意でした。(私は前回、連れは今回躓いて前のめりに転倒してしまいました。) ※スズメバチが確認されるのは主に玉川上水沿いでした。 ナラ枯れとスズメバチの関係は?と検索してみると、神奈川県森林協会のHPには「カシナガが樹木に穿孔した箇所からは、樹液が染み出すことがあります。樹液にはカナブンなどの甲虫やスズメバチ類も多く集まりますが、スズメバチ類は強力な毒を持つものが多く、他者への攻撃性も高い非常に危険な生物ですので、注意が必要です。」とありました。 |
写真
そのテープが巻かれたナラ枯れの樹木が出す樹液にスズメバチが群がるようでこんな注意看板があり、実際、スズメバチが飛んでいたり樹液を吸っていたりでまがまがしいことこの上ありませんでした。
ルリタテハ?
雌雄の違いはあまりないらしいのですが、wikによると「オスは縄張りを張る性質があり、木の葉や岩石の上など見晴らしの良い場所で翅を広げて止まり、他のオスが接近すると激しく追いたてる。」とあるので、雄かな。
雌雄の違いはあまりないらしいのですが、wikによると「オスは縄張りを張る性質があり、木の葉や岩石の上など見晴らしの良い場所で翅を広げて止まり、他のオスが接近すると激しく追いたてる。」とあるので、雄かな。
感想
前回は一人でグリーンロードを歩いてみたのですが、今回は、連れと歩いてみました。歴史好きの連れとだと各所でいろんな由来を聞くことができて面白かったです。
ただ、ナラ枯れ被害のひどいところはスズメバチもいてかなり怖い思いもしたので、正直玉川上水沿いは当分歩きたくないと思ってしまいました。
ところで、各地で被害が報告されているナラ枯れですが、何故最近になって被害が拡大しているのかと調べてみると、かつてはナラ林に人の手が入りある程度育つと伐採していたのが放置林が増えてカシノナガキクイムシの好む大木が多くなったのが一因とか。とすれば、虫が林の更新を手助けしている、ともいえるのかしら?ならば、カシノナガキクイムシを一概に悪者扱いにもできないのかもしれませんね。それにこの虫の生態を知ると凄く面白くて若干感情移入してしまいました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:579人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ヒノキ等を切り倒した後に染み出す樹液にもスズメバチが群がることがあるそうです。
ナラ枯れ被害はナラだけでなくクヌギやクリの木等のブナ科の木に発生します。
強風に乗ってかなり離れた場所へと被害拡大することがあります。
ただでさえ枯れ枝等が落下直撃の危険があるため非常に危険です。
更にナラ枯れになると切り倒すときの死亡リスクが高くなります。
倒木によって蟻などの虫が入り込みクマの餌となる場合があります。
松枯れと同じく近くを通りたくはないものです。
ナラガレ被害のリスクを詳しく説明してくださって参考になりました。ありがとうございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する