奥丸山
- GPS
- 08:12
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷の夏橋はなくなり平均台のような木が置かれていました。11月12日(土)、午前9時頃でも表面は凍っておりツルツルでした。付近でも渡れるところはないので木を慎重に渡るしかないと思います。 |
その他周辺情報 | 深山荘にて日帰り入浴で掛け流し露天風呂(500円) |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
当初の予定では槍ヶ岳まで行くつもりでしたが、、、
午前2時に歩きだし左俣林道を進みます。
奥丸山登山口までは約6kmほどとなります。
舗装されているところもありとても歩きやすいです。
奥丸山登山口に到着し稜線に出るまでひたすらに急登が続きます。
ここで予想がのことが目の前に広がります。
あまり人が通らないのか笹などが元気に育ち行く手を阻むと共に登山道を隠しています。
頼りにしていたピンクリボンなどの目印もほとんどなくヘッドライトと月明かりを頼りに、そしてときおりGPSでも位置を確認しながら進みました。
藪漕ぎだけでなく複数の倒木もあるため通行事態が困難な場所もありました。
そんな状況が奥丸山手前までずっと続いたために体力、気力を予想以上に消耗したので、道中で奥丸山に登頂したら下山することを決意!
なんやかんやと3時間以上は藪漕ぎしてましたw
幸いにして雪はほとんどなく用意していたチェーンスパイク、アイゼン、ピッケルなどは出番なし。
奥丸山から下山することを決めたら少し気持ちが楽ななったとともに薮も徐々に低くなり歩きやすくなりました。
そして2350mくらいから周囲も見渡せるようになり左には笠ヶ岳、右には大キレット、振り返れば乗鞍岳、焼岳が見えるという絶景!
奥丸山山頂からは目標だった槍ヶ岳も見えました。
登山者あるあるだと思いますが、どんなに疲れていても綺麗な山々を眺めると疲れも吹き飛ぶような感覚になるはず。
はい、私も元気になり(なった気分になり)槍ヶ岳まで進もう!って一瞬思いました。
そこでもう一度、脳内で緊急会議です。
色んな意見が出たのですが、やはり奥丸山からは槍平小屋に下ることにしました。
降雪は少ないものの槍ヶ岳山頂付近には雪もありますし今回は下見だと言い聞かせて踵を返しました。
今回はアプローチ用にトレランシューズを使っていたので用意した冬靴には足を入れることも無く終わりました!笑
槍平小屋から新穂高までは緩やかに下るだけなので先を急ぎます。
そして滝谷に到着。
この時期誰もが気になるであろう渡渉ですが、夏に設置してあった橋は撤去されており平均台のような簡易的な橋に置き換わっています。
幅20cm、長さ3m程でした。
私が通った午前9時頃でも木の表面には薄氷がありツルツル滑るような状況。
付近で渡れるところがないか少し探してみましたが川幅が狭そうなところでも両岸の石には厚い氷がついているなどよりリスクを伴うような場所ばかり。
なので大事を取りチェーンスパイクを装着。
足を滑らせて川に転落するよりは確実に良いと思います。
気温の低い時間帯に通行を予定する方は十分にお気をつけください。
今回は渡渉が一番スリリングでした。
下山後は駐登山者用車場近くにある深山荘にて日帰り入浴をさせてもらいました。
宿泊者以外は露天風呂のみの利用となり身体などを洗うことは出来ないので温泉に浸かるだけとなりますが、壁もなく開放的な露天風呂はとても気持ち良いです。
開放的な露天風呂なので駐車場のある対岸からは丸見えとなるので、立ち上がる時は多少気を遣った方が良いと思います!笑
一応、混浴露天風呂もあるようです。
水着着用なども良いらしいので仲間と一緒に入るというのも良いかもしれませんね!
あまり情報がないルートを選択するのは思いもよらない事が起こりますね。
とは言え次に繋がる良い経験になったので、また槍ヶ岳目指して(次は往復右俣林道を使うw)計画しようと思います。
おつかれ山でした。
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