栗子山塊・烏川滑谷沢左俣
- GPS
- 43:59
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 804m
- 下り
- 804m
コースタイム
14日 烏橋7:00〜(烏川下降)〜滑谷沢出会い9:05/9:15〜(滑滝沢遡行)〜H650二俣11:00/14:15〜(左沢遡行)〜H720二又12:30/13:10〜(左沢)〜大平橋14:15〜(林道)〜烏橋15:30
15日 烏橋8:20〜(林道)〜東栗子トンネルP9:20
天候 | 13日:曇り 14日:曇り時々晴れ 15日:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※東栗小トンネル左側に駐車スペース有り ※林道は反対側の工事現場を通り伸びている ※二ッ小屋トンネルは所々崩壊している。ヘッデンを着けて通る ※沢は平坦で特に難しいところは有りません。 (林道とトンネルは車が通れる状態では無いと思っていたら、地元の軽トラとバイクが走ってきたので驚いた) |
その他周辺情報 | ※日帰り湯は飯坂温泉に有ります |
写真
感想
13日
お盆休みの沢登りは当初白神山地の赤石川の予定だったが、天気が悪くお盆で交通機関も混んでいて取れないので栗子山塊の滑谷沢に行くことになった。それでもお盆の初日、車で東北道を走ったが断続的な渋滞で東栗子トンネルに着いたのが1時過ぎてしまったが不思議と3人とも焦りは無かった。私は烏橋まで行ければ良いかなと思っていけど、後の二人もきっと同じだったと思う。
とにかく支度をして出発、道路を渡り工事現場の所から林道に入る。50分ほど歩いて行くと二ッ小屋トンネルに到着、なんだか千と千尋の神隠しに出てきたトンネルみたい。でも思っていたよりも立派で大きなトンネルですが、もう管理されていないので所々崩壊していてちょっと入るの勇気いります。真っ暗なのでヘッデンを着けて急いで通る、出口付近には大きな穴が空いていて水が流れていました。トンネルから先も道路はでこぼこで草に覆われていてまさに廃道10分ほどで烏橋に着いた。
本来ならここから入渓して滑谷沢出会いまで行く予定だったけど、時間も遅くなったの協議した結果ここで泊まることに決定。良い場所が無いか沢に下りてみたりしたが、草に覆われていてヤブ蚊多くとても泊まれない。唯一乾いている場所が橋の上しかなく、歩いてきた林道をみたら車は絶対に来ないよねということで橋の上になんとかタープを張った。焚き火が出来ないことと水が汲めないのか難点だったけど水はトンネルまで汲みに行きなんとかなった。今回はここまで来られただけでも良しとしなくてはね。美味しい冷しゃぶとおつまみでいつものように居酒屋さわねの開店です
14日
今日のコースは取りあえず烏川を下降して滑谷沢に入り、左俣を遡行してまた林道に出て戻る周回ルート。朝ご飯を食べてから取りあえずタープをたたんで荷物をデポして出発、烏川の下降は平坦な地形なので滝は無いし川原ひたひたと歩いて行くので楽です。時々深い淵がありイワナがたくさん居る。歩いて見てここは釣り師さん達の沢だなと思った。
出会いから滑谷沢を遡行していく、水量は結構多いけどとても歩きやすい沢です。周りの森も深くて綺麗、二俣手前には絶好のビバーグサイトがありました。もう少し早く着いていたらここまでこれたのにねぇ残念。二俣から左沢に入るとすぐに通れないゴルジュ出てきたので右の踏み跡をたどって高巻き河原に降りる。しばらく行くと8mの幅広の滝が現れた、この沢唯一の大きな滝。ここは左から巻いて滝上に出ました。沢幅も狭くなり日本庭園のような河原を歩いて行くと裏見の滝に到着、ここは二股になっていて右沢は栗子山にいく三本沢方面です。私達は裏見の滝を通り左沢にはいる、両岸にビバークサイトが有りブルーシートなどか有ったので釣り師さん達が頻繁に入っているようです。
ガイドブックには大平橋まで行かず途中右岸に近道の踏み跡があると書かれていたので、気をつけて歩いて行くがヤブに覆われていてとうとう判らずじまいで大平橋に着いた。橋の上に登りさて下山しましょうと歩き出すがヤブに覆われていて道が判らない。なんとか藪漕ぎしていくと突然広場に出た、後で判ったのだけど去年までキノコ採りや山葡萄などの山菜や釣りでここまで車で入っていたとのこと。
なんで判ったかというと下山してまた烏橋にタープを張って寝ていたら、朝方2台の車がやってきてもう驚いたのなんのって!!軽トラと四駆のトラックにはバイクが積まれていてる。橋の先で林道が崩壊していて上まで車で入れないので橋の先に車を止めてバイクで上に行くと話してくれた。急いでタープをどかして車を通したけど、まさかあの林道とトンネルを車が通ってくるなんて・・・地元の人凄すぎです。驚いたねぇと話しているとまたバイクに乗った人がやってきました、その方も地元の人で、曰くここは「おらが沢なんだとよ」と、昔は知られていなかったけどヤマケイに載ってから来る人が多くなったと話してくれた。最後に落ちが付いたけど天気も良かったし転進して正解、今回のコースは癒やし系で釣りが出来る人なら大喜びの沢でしたね。
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