駒ヶ岳《自然豊かなブナ林の山・与助谷山南尾根〜駒ヶ岳〜焼尾根》
- GPS
- 04:35
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 599m
- 下り
- 607m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山口付近に無料駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・与助谷山南尾根−麻生登山口林道入り口から尾根に取り付きます。そこから北に延びる尾根で途中標示板があるので間違うことはない。 ・焼尾根−駒ヶ岳西尾根、急坂で落ち葉が厚く積もり滑り易い。尾根が終わる地点で渡渉します。沢沿いに渡渉しながら下り鉄の橋を渡ると木地山バス停です。 〈登山ポスト〉 ・木地山バス停前にあります |
写真
感想
駒ヶ岳は福井県と滋賀県の県境に位置する山で、全国に広がる駒ヶ岳の中でも最も西に位置する標高780.1mの山です。
高島トレイル開通以来、登山道が整備されて多くの登山者が訪れるようになり、美しいブナ林、美しい自然が残る山として親しまれています。
「困ったときの駒ケ岳」の合言葉で良く登った山です。
最近の登山は交通の便利な近場の紅葉を求めた里山ハイキングが主流になっていました。
里山といってもハイカーの多い賑やかな場所でした。
その反動か人の少ない静かな、自然が残された山登りをしてみたいと思っていました。
まさに「困ったときの駒ケ岳」です。
京都から車で1時間40分、登山口は朽木の奥深い麻生木地山にある。
登山口の林道入口から与助谷山南尾根に取り付きます。尾根道を北方向に登って行きます。
途中に2か所、登山表示板が設置されていますので迷うことがありません。
標高が上がるに従い樹林帯は変化します。初めはナラなどの広葉樹林と常緑の生杉、標高がさらに上がると冬枯れのブナの樹林帯になります。
尾根道は急坂ですが静かで厚い落ち葉が敷き詰められた歩き易い道です。
登山口から約1.5時間でP752m与助谷山に到着します。
ここは中央分水嶺の県境尾根、日本海側から冷たい北風が流れ込んできます。
P752mから駒ヶ岳までの尾根道は広く、特に大きなブナ樹林帯が拡がる自然豊かな稜線です。登山口から約2.5時間でP780.1m駒ヶ岳山頂に到達します。
山頂からは北に若狭湾、東には琵琶湖越に伊吹山や霊仙山が展望できます。今日は生憎の曇り空で視界があまり効きませんでした。
山頂で暫く昼食や休憩をとり下山を開始します。
山頂から一旦少し戻り、分岐から焼尾根を下ります。尾根道は急坂の下り道、濡れた落葉が滑り易く慎重に下ります。冬枯れのブナ林は明るく快適です。そんな登山道の残り紅葉のハウチハカエデの鮮やかさが印象的でした。標高400mを切って谷川の音が聞こえると尾根道は終わり、沢沿いを進むと木地山バス停前です。
久し振りに静かな自然が残された山歩きができました。
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