ガスでも楽しい仙丈ケ岳
- GPS
- 05:24
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,130m
- 下り
- 1,128m
コースタイム
天候 | ガスの中、時々雨、たまに日差し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はやや濡れていて滑りやすい。気にせず下山路をガンガン下ったらコケましたw。 |
その他周辺情報 | 登山後は帰路にたくさん温泉があるので選び放題。特に今は奈良田回りなので下部温泉も視野に入れられるのがちょっとうれしいかも。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
最近、山行を計画して前泊すると、「雷雨」「寝坊」「雨」「台風」とことごとく
ツイていない感じです。懲りることなく計画し、今回は甲府に前泊して南アルプスの
仙丈ケ岳に行くことに。
南アルプス林道が8/末まで通行止めのため、奈良田経由で広河原に行くバスは
AM3:00発です。先週は寝坊して行けなかったのが悔やまれるので、0時に起床し
万全の態勢でバスに乗り込み広河原へ。久しぶりの広河原から北沢峠に向かった。
上空は曇り。標高の高いところはガスの中とテンションが上がらない中、樹林帯を
抜けていきます。困ったのは早起き過ぎてやたらと腹の虫が泣くことww。
カロリーの補給をたびたびしつつ、森林限界を超える手前で振り向くといつもは
見守ってくれる甲斐駒はガスの中。しばらく見ていましたが、鋸岳と摩利支天の
一部以外は見えず。残念だけど絶景はまたの機会ということにして、進んでいくと
森林限界を超えたところでホシガラス2,3羽が食事をしているところに会えました。
さすがに近づくと迷惑そうなので、コンデジのズームをあげて撮影。歩いている時に
鳥や動物に会えるとテンションが上がりますね。まあ、クマさんやイノシシさんは
ちょっと遠慮したいですが。
稜線に出ると、北岳方面からの冷たい風で呼吸がしづらくなりながらも、たまに
広がる展望を見ながら稜線歩きを楽しみました。やっぱりこの天候では北岳は見え
なく、カールも標高の高いところがガスの中なので、自然と足元を見ることが多く
なります。花は季節が終わりかけのものと元気いっぱいのものが入り混じっていて、
この時期でもたくさんの種類の花を楽しめました。展望がない分いつもとは違う
感じで山頂に到着し、いつものように大千丈方面に足を延ばしましたが大千丈は
見えず残念です。
下りは、久しぶりに馬の背経由で行くことにし、千丈小屋に寄ってみました。
カレーライスが目当てでしたが、今は用意されていない様子なのでホットコーヒーと
行動食で補給。ここから大滝の頭で今朝来た登山道に合流するまで下ります。
意外だったのは、まだかなり花が咲いていることでトリカブトやタカネグンナイフウロ、ハクサンフウロ、マルバダケブキが楽しめました。小さな沢の渡渉も多く、
登りのルートとは趣が違う楽しい山歩きが楽しめます。早いシーズンは積雪のため
利用できないことが多いルートですが、この季節はとても楽しいルートになります。
バスの出発時刻に間に合わせるため、ペースを上げて降りていくのはいつものこと
ですが、今回は濡れた岩ですべって転倒一回、木の根に足を取られて足首の捻挫が一回と散々でした。コケたのは2年ぶりでしょうか。ちょっとショックでしたが、
数分後には同じようなペースで下山する懲りない私でしたww
結局北沢峠にはバスの出発時刻30分前には到着しましたが、その代償は、痛む両膝と
左足首、右腰の打撲です。まあ大したことはなかったので、これで良しと。
なお、帰り広河原から甲府駅までの山梨交通の対応はかなり酷く、昨年も感じ
ましたが出来れば利用したくないと思います。それでも甲府からのルートを
使うのはひとえに「便利だから」です。山梨交通の皆さんは是非長野県の登山客に
対するサービスを参考にして、サービスの向上に努めていただきたいと思います。
次は北岳に行きたいけど、どうするかなぁ。
8080です。
初心者ですが、狙いは大きく南アルプス、その中でも仙丈ヶ岳と。
自分たちの体力等で登れるのか考えてます。
mokazakiさんのレコ参考にさせてもらって、検討していきたいです。ありがとうございます。
足のほうはいかがですか
では良い山行を
(最遅い山歩き人より)
8080さん、
私が言うまでもなく、仙丈ヶ岳は南アルプスの3000mを超える山ではでは最も楽に登れて楽しい山です。
夏から秋の季節は天候に恵まれれば、余り危険な山ではないので是非出かけて見てください。
楽しい山行を願っています。
mokazaki
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