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Yamareco

記録ID: 50034
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積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

北八甲田 赤倉岳

1998年12月05日(土) 〜 1998年12月06日(日)
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naritagajo その他1人
GPS
28:30
距離
9.4km
登り
992m
下り
992m

コースタイム

12/5青森8:00→みちのく温泉P9:15→登山口9:25→広場P9:45-55→ブナ林10:15-25→(昼)H1000m11:35~12:00→Hl100m→テント12:35
12/6テント7:20→H1240m→H1400m8:42→H1521m9:25→祠9:39→山頂9:43→H1521m9:54→テントll:00-12:40→みちのく温泉P13:45
アクセス

感想

12/5
戸の迎えを受け一路みちのく温泉へ向かう。道路はきれいに除雪されていて走行は順調。泊まりの為、車をみちのく温泉へ。おばあさんが気持ち良くOKしてくれカギを預ける。支度して、そのままスキーをはき、登山口へ。ここから足首程度のラッセル。夏道を広場まで。ここからは戸がトップに立ち、ゆっくりとカラマツ林の中をブナ林までルートファインディング。ブッシュも雪の下でほとんど苦にならない。磁石で合わせ、後は歩きやすいところを進む。戸はフラッグを背負ってくれたので、ぶつからないように樹林を縫ってトレースを引いてゆく。ゆるい斜面で、今日はラッセルも浅いので、楽である。今まで日帰りで来て、思うように山頂に立てなかったので、泊まりにしたので、気持ちも楽である。急な無立木の斜面の下の、トドマツとブナと岳樺の絡み合った樹のそばで昼食とする。
登るにつれ、気温は低くなっているようで、手袋をしていても指がいつまでも冷たい。樹々についた雪は真白く、時がたっても少しも落ちない。昼食後、ひと登りすると予定したテント場へ着いたのでテントを設営する。時折、ガスの晴れ間に下の景色が見えるが上部はガスの中だ。テントの中へ入ると、もう外へ出る気持ちにもならずそのまま居座ってしまう。ツェルトでなくテントにして良かった。居心地が良い。ビール、日本酒と口にしだすと終わることなく夕食へと続いてしまう。戸が一度、電波を出したが酔っ払いの相手らしく要領を得ず、早々に切ってしまう。とめどもない話が続いている間に気温は上昇しているのだろう。時々小雪がテントのフライに当たる音がする。明日みぞれにならなければいいが、とシュラフに入る。
12/6
6時前に起床し、ラーメン、モチの朝食、コーヒーとリンゴを食後に食して出はサブザックで。上部は相変わらずガス。鳴沢台地も見えない。尾根のトド松帯は西側からの風雪で吹きだまりが出来ていて歩きにくい。大鳴沢上部は開けていて歩きやすいが、吹雪やガスの時は要注意だ。フラッグを立てながら進む。方角が45度位南に変わる所だ。風は弱く視界も20mはあるのだがフラッグー本、二本と少なくなる。鳴沢上部のトド松林帯は一番難儀する左側は、スパット切れ落ちているのでホワイトアウトでは危険このうえない。1400m以上となると低木の岳樺が所々に見えるが、とど松は樹氷となり低く歩きやすくなるが、フラッグもなくなったので、樹氷をたたき落として目印としたりシェカブラを割ってトレースをつくり目印としながらとうとうロープ柵のある田茂萢岳からの合流点1521mへ着く。
爆裂火口の歩道を祠を経て、山頂標識まで行き、写真を撮り、下山。ホワイトアウト状態で一度、雪庇の境を確認出来ずビックリした。1521mからの下山では、トレースが消えている所もあり、慎重に。樹氷を崩した目印も人為的なものなので、目印として役立った。フラッグを回収しながらテントヘ。1200m位になれば、視界も良くなり、気持ちも楽になる。テントでゆっくり昼食をとった後、下山。静かな山をシールを付けたままゆっくり滑降。温泉に入り、体をリラックスさせて帰途はウイークエンド喫茶六花(りっか)へ寄り、山ぶどうジュースを飲む。一泊二日のゆったり山行(池流)に納得しながら帰宅となる。

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