唐沢鉱泉を脱出、蓼科山に転進。

2022年12月15日(木) [日帰り]

• GPS: 05:12
• 距離: 6.0km
• 登り: 795m
• 下り: 804m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:11

9:32 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
10:41 10:41 標高2110m標識
11:10 11:10 幸徳平
12:25 12:25 蓼科山
12:28 12:30 蓼科山頂ヒュッテ
12:33 12:36 蓼科山
12:38 12:45 蓼科山頂ヒュッテ
12:48 12:49 蓼科山
13:48 13:48 幸徳平
13:59 13:59 標高2110m標識
14:45 女ノ神茶屋・蓼科山登山口

天候

下界は晴れ、稜線は強風でガス。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

唐沢鉱泉駐車場、30台程度、雪かき必須。冬季トイレなし。

スズラン峠駐車場、30台程度、除雪されてます。冬季トイレあり。

コース状況／危険箇所等

共に、大変良く整備された登山道。

唐沢鉱泉から西天狗岳、東天狗岳、黒百合ヒュッテへの周回ルートを取る場合、すり鉢池方向にルート取りすると厄介。中山峠方向に。

蓼科山スズラン峠、たっぷり雪付いてます。今のところワカンは不要です。
今後、積雪と凍結が繰り返されますので、チェーンスパイクに加え、12本&ピッケルでお願いします。
12本&ピッケルワークトレーニングには、打ってつけのお山です。

写真

12/15 7:52

唐沢鉱泉に到着！
と言いたい所ですが、まじにまずい事になってます。

12/15 7:52

画像では、単なる雪道、、、、ですが、私の車が付けた腹すりトレース。
唐沢鉱泉駐車場から、積雪量がFF普通車の車高になった様です。
マズイです。

12/15 7:52

冷静にチェーンを装着して「腹すりスタック」は脱出しましたが、チェーンで帰還できるのか？
中さんが反転場所の雪かき。スノーショベルを持ってきたことに拍手。

12/15 7:52

懸命の雪かき、とにかく、唐沢鉱泉から脱出できるのか。

12/15 8:01

脱出開始。

12/15 8:03

あぁ〜よかったぁ。

12/15 9:24

さて、「転んでもタダでは起きない。」が、家訓のricalo 家。
全くめげずに、除雪完璧の蓼科山スズラン峠に転身です(^_^)。

12/15 9:24

見事に除雪された駐車場。
注)唐沢鉱泉が悪いわけではありません、自己責任。

12/15 9:24

冬季トイレも完備。

12/15 9:25

出発は、遅い時間になったけど、タダでは起きない良い選択。

12/15 9:26

ガシガシ。

12/15 9:30

予想通りですが、強風のため稜線はガス。

12/15 9:49

たっぷりの雪景色、青空も。

12/15 10:00

良いねぇ。

12/15 10:09

八ヶ岳的な雪景色。

12/15 10:18

でしょう。

12/15 10:26

快調に飛ばす中さん。

12/15 10:29

下界方向は青空です。

12/15 10:34

複雑に方向を変える風が作った造形美。霧氷のツリー。

12/15 10:35

繊細。

12/15 10:35

晴れなれど、雲が動く。

12/15 10:36

霧氷ツリー。

12/15 10:36

大きな雲が動く。

12/15 10:37

多分、中間点。

12/15 11:00

中さん、アイゼン&ピッケルトレーニング開始。今回は12本アイゼン用スパッツもつけてますぅ。

12/15 11:00

僕もアイゼン。

12/15 11:00

愛用ピッケル、今日はベノム。

12/15 11:01

こういう廊下、コリドー、コルジュって、構図的に好きです。

12/15 11:14

空気の層がはっきりわかる。

12/15 11:19

そう、中さんは冬山二回目。とにかく経験を積みたい若者です。

12/15 11:21

決まってます。

12/15 11:23

いやぁ、下界は快晴。

12/15 12:01

森林限界に来ました、中さんしっかりフル装備。

12/15 12:01

行きます、「そよ風」地帯に。

12/15 12:03

ここから20mぐらいが蓼科山のやばい「そよ風」。

12/15 12:05

凍てつく世界。

12/15 12:05

氷の世界。

12/15 12:06

瞬間の青空が、ブルーだ。

12/15 12:06

あっという間の、パノラマ。

12/15 12:07

着実なアイゼン&ピッケルワーク。

12/15 12:09

耐風姿勢の真似事(^_^)。

12/15 12:09

わお！

12/15 12:09

青が来た。

12/15 12:20

氷の世界に。

12/15 12:20

もう少し。

12/15 12:24

アイスクリームで作られた家の様。

12/15 12:25

ラスト。

12/15 12:30

ひょうきんだねぇ。

12/15 12:31

蓼科山らしい、大きな岩についた海老の尻尾の大雪原。

12/15 12:31

お日様が透けてる。

12/15 12:31

こんな状況なので、ゴーグルテスト。

12/15 12:40

中さんのゴーグルは、最新鋭モンベルのブライトコントロール(調光)。

12/15 12:40

僕のはスワンズ、十数年前のモーター付(壊れた)。

12/15 12:40

ゴーグルは、悪天候の下に取っておくのが鉄則。最近使ってないので性能テストです。

12/15 12:40

最新鋭のに買い替えようかな、、、。

12/15 12:43

蓼科ブルー。

12/15 12:43

八ヶ岳ブルー。

12/15 12:43

12/15 12:43

青空よ、来い。

12/15 12:43

瞬間。

12/15 12:43

氷の世界に。

12/15 12:44

おっと、青の世界に。

12/15 12:44

霞む太陽。

12/15 12:47

氷と青の世界の、狭間に立つ青年。

12/15 12:53

青の世界。

12/15 13:05

氷の世界に。頑張って。

12/15 13:05

氷の世界からの離脱。

12/15 13:05

その世界は、名残惜しい。

12/15 13:05

私は、ノーアイゼン&ピッケルで下山。

12/15 13:09

とにかく下界は快晴なんですネェ。

12/15 13:09

美しい。

12/15 13:23

中さんは、アイゼン&ピッケルワークのトレーニング、これ重要。

12/15 13:35

暑い雲が気になります。

12/15 13:39

と思ったら薄霧氷に青空。

12/15 13:55

中間点。

12/15 14:01

霧氷に青空。

12/15 14:18

笹原に、もう少しですね。

12/15 14:36

イヤー、青空綺麗。

12/15 14:45

当たり前のことですが、下界は快晴。

12/15 15:05

雪のついた北横岳の全貌。登りたくなってきた、登ったら十数年振りぐらいだ。

12/15 16:30

八ヶ岳PAの味噌味タンメン。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

リカロJP🐶

厳冬期登山には、登山口までのアプローチリスクがある。
アプローチし易いのは八ヶ岳だろう。
必ず除雪される登山口は、公共交通機関のバスルート。

私が知っている限りだが、北から
蓼科山スズラン峠。
北横岳ピラタスロープウエイ。
麦草峠白駒池高見石、メルヘン街道通行止め園地。
高見石黒百合ヒュッテ天狗岳、渋の湯。
天狗岳硫黄岳、稲子湯。
赤岳硫黄岳、美濃戸口。
他に、杣添尾根登山口、美しの森、天女山。
など。
多い、これが八ヶ岳の雪山登山人気の理由だと思う。唐沢鉱泉は、リストになし、、、。

今回の計画の唐沢鉱泉からの、天狗岳周回。
ヤラレました。唐沢鉱泉駐車場手前30メートルで、新雪による「腹すりスタック」。チェーンと中さんスコップでなんとか唐沢鉱泉から脱出しました。

さてと、この一連の、かつ大変な出来事をケロッと忘れて蓼科山登山口、スズラン峠に向かいます。ここは除雪完璧だしね。我ながら呆れる、生まれ持った鋼の心臓。

稜線の強風&ガスは予想通り。強風予想(25m予想)だと、下界は晴れだが稜線だけはガスって事になる。ガスと瞬間の青空が見られただけ良かった。
蓼科山の「そよ風」に感謝です。

中さん、先週に続き2回目の雪山。十分にトレーニング&楽しんでもらえた様です。

追加)
唐沢鉱泉、標高1870m。年末年始は営業。
蓼科山スズラン峠、標高1720m。

唐沢鉱泉脱出は、チェーンとスコップ無しでは脱出不可能でした。