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Yamareco

記録ID: 5041380
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)◆コンディションは絶好◆

2022年12月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:01
距離
17.6km
登り
2,463m
下り
2,452m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:47
休憩
1:13
合計
11:00
4:29
4:30
80
5:50
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57
6:47
6:49
16
7:05
7:06
24
7:30
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61
8:36
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9:15
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11:27
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20
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5
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0
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ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場(無料/100台以上/トイレあり)
コース状況/
危険箇所等
■積雪状況
スタートして間もなく残雪・凍結が現れます。1,000mくらいから頻繁に現れ、私は1,100mからチェーンスパイクを履きました。(七丈小屋にてアイゼン、ピッケルに換装)
七丈小屋から山頂まできれいに踏まれています(数人の踏み跡でなく、道ができています)。雪も締まってとても歩きやすいコンディションです。

■危険箇所等
・八合目御来迎場を進んだ<冬季は岩の上を歩くところ>はまだ夏道を使っています。
・ルンゼへの取り付きも夏道を使っています。
・ルンゼは雪量はほどよく、雪質も締まっており、昇降しやすいです。ただし(特に下りでは)慎重に入ることが必要です。
・頂上手前のスラブが雪が付いておらず、アイゼンでは歩きにくいです(ひっかけ等注意)。岩の一部が凍っており、特に下りでは滑落注意です。
予約できる山小屋
七丈小屋
4時半に尾白川をスタート、刃渡り手前でヘッデン消せました。刃渡りの雪はこのくらい。
2022年12月30日 06:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 6:58
4時半に尾白川をスタート、刃渡り手前でヘッデン消せました。刃渡りの雪はこのくらい。
刃渡りから望む鳳凰山と富士山。いい天気になりそうです。
2022年12月30日 07:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 7:00
刃渡りから望む鳳凰山と富士山。いい天気になりそうです。
刀利天狗
2022年12月30日 07:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 7:13
刀利天狗
黒戸山を登っていく途中で、朝陽が昇ってきました。
2022年12月30日 07:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 7:14
黒戸山を登っていく途中で、朝陽が昇ってきました。
足元はこんな感じ。チェンスパで歩きやすいです。
2022年12月30日 07:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 7:25
足元はこんな感じ。チェンスパで歩きやすいです。
五合目小屋跡で林を抜けると、正面に甲斐駒。
2022年12月30日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 7:39
五合目小屋跡で林を抜けると、正面に甲斐駒。
いつものようにお参りして、ハシゴに取り付きます。
2022年12月30日 07:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 7:41
いつものようにお参りして、ハシゴに取り付きます。
このあたりは息を整えながら。
2022年12月30日 07:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 7:44
このあたりは息を整えながら。
七丈小屋。ベンチをお借りしてピッケル、アイゼン、ヘルメットに換装です。
2022年12月30日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 8:19
七丈小屋。ベンチをお借りしてピッケル、アイゼン、ヘルメットに換装です。
テント場から上がっていったところ。こんなにきれいな道ができてる!
2022年12月30日 08:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 8:58
テント場から上がっていったところ。こんなにきれいな道ができてる!
直登のキツいところも、今日は登りやすいです。
2022年12月30日 09:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 9:04
直登のキツいところも、今日は登りやすいです。
途中で振り返って、八ヶ岳。
2022年12月30日 09:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 9:08
途中で振り返って、八ヶ岳。
八合目御来迎場。この手前で降りてこられた方から「yoisaさん?」と声を掛けられました。ヤマレコユーザーのNerisaruさんでした。黄色いハードシェルがお揃い(^^)
2022年12月30日 09:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 9:23
八合目御来迎場。この手前で降りてこられた方から「yoisaさん?」と声を掛けられました。ヤマレコユーザーのNerisaruさんでした。黄色いハードシェルがお揃い(^^)
短足は夏でも苦労するところ。クサリは出ています。
2022年12月30日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 9:34
短足は夏でも苦労するところ。クサリは出ています。
冬季は左の岩の上を歩いた記憶しかなかったのですが、今日はまだ夏道(岩の右下)でした。
2022年12月30日 09:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 9:37
冬季は左の岩の上を歩いた記憶しかなかったのですが、今日はまだ夏道(岩の右下)でした。
ルンゼへの取り付きもまだこの尾根は使われていません。夏道でした。
2022年12月30日 09:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 9:40
ルンゼへの取り付きもまだこの尾根は使われていません。夏道でした。
ルンゼはこんな感じ。雪は締まってピッケル、アイゼンよく効きました。
2022年12月30日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 9:42
ルンゼはこんな感じ。雪は締まってピッケル、アイゼンよく効きました。
ルンゼを登り切ると、南側に北岳・間ノ岳が現れます。
2022年12月30日 09:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 9:48
ルンゼを登り切ると、南側に北岳・間ノ岳が現れます。
そしてこの風景。
2022年12月30日 09:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 9:50
そしてこの風景。
あと一息!(今日はバテてない)
2022年12月30日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 9:56
あと一息!(今日はバテてない)
頂上手前のスラブがちょっといやらしい感じ。アイゼン引っ掛けに注意&下りでは岩の凍結・滑落注意です。
2022年12月30日 10:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:02
頂上手前のスラブがちょっといやらしい感じ。アイゼン引っ掛けに注意&下りでは岩の凍結・滑落注意です。
駒ヶ岳神社本宮
2022年12月30日 10:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 10:20
駒ヶ岳神社本宮
山頂の祠
2022年12月30日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:24
山頂の祠
登頂!今日はバテずに登って来れました。
2022年12月30日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:28
登頂!今日はバテずに登って来れました。
鳳凰三山と富士山
2022年12月30日 10:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:29
鳳凰三山と富士山
北岳と間ノ岳、奥に荒川岳と赤石岳
2022年12月30日 10:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:30
北岳と間ノ岳、奥に荒川岳と赤石岳
仙丈ヶ岳
2022年12月30日 10:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:30
仙丈ヶ岳
中央アルプス。6月に縦走した峰々が懐かしい。
2022年12月30日 10:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:30
中央アルプス。6月に縦走した峰々が懐かしい。
北アルプスは残念ながら雲の中。
2022年12月30日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:31
北アルプスは残念ながら雲の中。
八ヶ岳も雲がかかり気味。
2022年12月30日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 10:31
八ヶ岳も雲がかかり気味。
秩父の山はすっきり。
2022年12月30日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 10:31
秩父の山はすっきり。
下山します。ルンゼは雪質がよいと言っても慎重にクライムダウン。
2022年12月30日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 11:13
下山します。ルンゼは雪質がよいと言っても慎重にクライムダウン。
八合目あたりで真っ白なライチョウに会えました!
2022年12月30日 11:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 11:28
八合目あたりで真っ白なライチョウに会えました!
よく見るとペア(左がオスかな?)
2022年12月30日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 11:29
よく見るとペア(左がオスかな?)
尾白川へ下ってくると、何と道の真ん中にシカ。カモシカはあまり動かないけど、こんなに避けてくれないニホンジカは初めて。
2022年12月30日 15:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 15:08
尾白川へ下ってくると、何と道の真ん中にシカ。カモシカはあまり動かないけど、こんなに避けてくれないニホンジカは初めて。
今日も無事に行って来られました。ありがとうございました。
2022年12月30日 15:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/30 15:27
今日も無事に行って来られました。ありがとうございました。

感想

ほぼ1年前、今年の1月に甲斐駒に登ってバテバテ・ヘロヘロに打ちのめされました。そのときは「もう冬季の日帰り黒戸尾根はやめておこう」と思ったのですが、喉元過ぎると・・・なのか、尾白川へ再び。

前回より1時間半早く、4時半にスタート。ついついオーバーぺースになりそうなところを押さえながら、「軽く息が上がるくらい」「うっすら汗をかくくらい」といい聞かせて登っていきます。思いのほか早くに雪・凍結が現れて、標高1,100mでチェンスパ装着。徐々にあたりも明るくなって、6時半ころにヘッデンが消せました。
5合目から先、ハシゴの連続もいつもよりゆったりめに進み、やがて七丈小屋。ここでしっかり休憩を取りながらピッケル、アイゼン、ヘルメットに換装します。
テント場を過ぎて進むと(昨年打ちのめされた記憶・・・)何と、きれいな道ができています。直登のキツい登りもよく踏まれてとても登りやすいです。その後も歩きやすい道は頂上まで。過去に冬季の黒戸尾根は6回登っていますが、こんなに歩きやすいコンディションは初めてでした。
頂上では北アルプスは雲に覆われていたものの、南アルプスや中央アルプス、富士山は見事な姿を見せてくれました。下山時には真っ白なライチョウにも会え、満足な今年の山納めになりました。
この後も天気はよさそうなので、この好コンディションはしばらく続きそうです。
最新の情報は七丈小屋さんのHPをご確認ください。
https://www.kaikoma.info/

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コメント

同じハードシェルを着ているのでまさか???とチョット迷いましたが、この色で、ソロで日帰り甲斐駒なので、お声を掛けさせて頂きました。
同じ年(Saruが1歳上?これを聞き忘れた事を後悔?)百高山ハンターなので、良くレコを見させて頂いて刺激を受けていましたが、お会い出来て感激です。
お互いに百高山にリーチですが、健康第一で絶景をハントしに行きましょう。
2022/12/31 9:12
Nerisaruさん、こちらでもありがとうございます。
百高山残り三座(実際に踏まれていないのは南真砂岳のみとおっしゃられていましたが・・・)、裏銀座の絶景コースで楽しみですね!
>健康第一で絶景をハントしに行きましょう。
本当に健康が一番ですね!来年もお互いに健康で、よい山行が重ねられますように。
よい年をお迎えください
2022/12/31 9:30
プロフィール画像
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