富士山 吉田ルート(撤退)
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 3:55
- 山行
- 1:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:20
天候 | Day1 曇り・霧 Day2 風・雨・曇り・霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り:富士スバルライン五合目からタクシーでふじやま温泉、富士急ハイランドバス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はない |
その他周辺情報 | 下山後は富士急ハイランドに近いふじやま温泉へ |
写真
感想
海外のゲストの富士山に登りたいという声により、有志による富士登山を計画した。天気予報は1週間前からずっと悪く、運が良ければどうにかなるかもしれないという淡い期待のもと決行。1日目は曇りがちながらもすんなりと山小屋へ。しかし夜から続いていた雨と強風が朝まで待ってもおさまらず、危険と判断して残念ながらそのまま下山した。
富士スバルライン五合目から吉田ルートを登る。六合目までは想像していたより木々が生えていて、草紅葉が見られ楽しかった。六合目からがようやく本格的な登りとなる。背の高い木は見られないが、むき出しの山肌には思いのほか草が生えている。道はザレザレでやや滑りやすいものの足元はかなりよく本当にこれは登山道なのかと思うほど。横幅がひろいので沢山の人が同時に登り降りしても、それほどストレスに感じなかった。ただやはり高度の影響か呼吸が苦しい。足場が良いのですいすいと歩きたくなるが呼吸がついていかない。元気な2名に後れを取りながら高度順応も意識してマイペースで登る。途中途中でツアーガイドさんのアドバイスが耳に入ってきてなかなか有益だった。7合目からは岩場が始まる。富士山には山登り初心者も登ると聞いていたのでなんとなくなめていたが、距離が長いこともあり結構楽しめた。岩場は基本一人ずつ1列になって登るので、少々渋滞気味だったが、これが適度な休憩になってちょうどよかった。そして意外とアッサリ本日の宿泊地の山小屋へ到着した。トイレは綺麗、ご飯もおいしい、小屋の中も綺麗で満足。でも基本どんな山小屋も苦手とする私にとってはつらい場所だった。贅沢とは承知していても布団1枚に二人という空間は厳しい…。
耳栓をしていても時々激しい雨と風の音がうっすら聞こえてくる。予定の起床時間になってもおさまる気配もなく明るくなるまでは待機することにした。5時になっても風は強いまま。小屋は岩場の途中なので登るも下るも岩場を行かねばならない。困ったなあと思っていたら、山小屋の方のガイドにより朝だけ荷物用の道を開放して岩場を避けて降りることができるとのアナウンス。渡りに船とばかりに、これに乗っかり楽して下山した。高度を下げるにつれ風は気にならなくなり、雨も弱まり、本当に山頂は強風なのだろうか?と疑いたくなるような気候だったが、のちに実測値をネットで確認したところ、やっぱり強風だった模様。
富士山は今回初めて行ったが、いろんな意味で他の山とは異なると思った。
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