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Yamareco

記録ID: 5068394
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

一難場山:ハードな憧れのルート、上部は急で薮が気になりテクニカル、中下部は快適パウダーツリーラン

2023年01月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:13
距離
8.9km
登り
861m
下り
710m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:23
合計
7:13
8:28
284
スタート地点
13:11
13:35
126
15:41
ゴール地点
天候 晴れ、近隣スキー場の積雪は200cm前後で予想最高気温は0〜1℃であったが、ツアールートはそれほど気温は上がらなかった。
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車スペース:木地屋の除雪終了地点、先行車4台、わがP2台の計6台
コース状況/
危険箇所等
・しばらく車道を進み、車道ルートを離れ杉ノ平に向けて先行トレースを辿る。小さな沢に沿って進みスノーブリッジと橋上を2回渡渉、最後に倒木上のスノーブリッジを横階段歩行で慎重に通過した。
・その後標高900m〜1450mの稜線まで30度前後の急登が3エリアほど、先行トレースのジグを辿り頑張る。中盤でのゾンデによる積雪測定は140cm、上部は薮が煩わしいエリアがあるが、下部〜中盤は薮は少ない。あと一降り二降り欲しい。
・滑走は上部は急で低木薮が気になり苦労、横滑りを駆使して標高を下げた。中盤から下部は特に上質パウダーが温存され、地形が複雑であるが気持ち良いツリーランを楽しめた。
木地屋除雪スペースは先行車は4台、我がP2台の計6台が精一杯か、この日は路面は乾いており楽にアプローチできた
2023年01月07日 08:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 8:31
木地屋除雪スペースは先行車は4台、我がP2台の計6台が精一杯か、この日は路面は乾いており楽にアプローチできた
数年来温めていた憧れのBCルート、標高670mからスタート
2023年01月07日 08:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 8:40
数年来温めていた憧れのBCルート、標高670mからスタート
蓮華温泉に向かう車道ルートをしばらく進む。朝日岳から連なる栂池新道の山々が望まれる。2004年、2005年に4月に栂池スキー場のゴンドラが強風で運休のため、木地屋から蓮華温泉まで長時間掛けてシール登行したのを懐かしく思い出す。若かったのだなあとシミジミ
2023年01月07日 09:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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蓮華温泉に向かう車道ルートをしばらく進む。朝日岳から連なる栂池新道の山々が望まれる。2004年、2005年に4月に栂池スキー場のゴンドラが強風で運休のため、木地屋から蓮華温泉まで長時間掛けてシール登行したのを懐かしく思い出す。若かったのだなあとシミジミ
このポイントで1本、ここから車道ルートを離れ杉ノ平に向かう
2023年01月07日 09:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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このポイントで1本、ここから車道ルートを離れ杉ノ平に向かう
林立するブナの若木
2023年01月07日 09:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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林立するブナの若木
地図には現れない蛇行する小さなクリーク脇を進む。気分良いがこの先に待っている渡渉が心配‼️
2023年01月07日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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地図には現れない蛇行する小さなクリーク脇を進む。気分良いがこの先に待っている渡渉が心配‼️
橋上を不安なく通過
2023年01月07日 09:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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橋上を不安なく通過
倒木の上にできた心許ない狭いスノーブリッジ、バランスを崩さないように焦らずゆっくり慎重に‼️ ドボンしても命にはまず問題なし。あとひと降りふた降りで不安は無くなるが
2023年01月07日 09:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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倒木の上にできた心許ない狭いスノーブリッジ、バランスを崩さないように焦らずゆっくり慎重に‼️ ドボンしても命にはまず問題なし。あとひと降りふた降りで不安は無くなるが
これがたくさん落ちていた。なんらかのアジサイのドライフラワー、癒されたい気持ちでシャッターを切る
2023年01月07日 10:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 10:19
これがたくさん落ちていた。なんらかのアジサイのドライフラワー、癒されたい気持ちでシャッターを切る
しばらく行くとありました。木の上にドライブフラワーが残っています。そうです、高木に付着するツルアジサイ‼️
2023年01月07日 10:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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しばらく行くとありました。木の上にドライブフラワーが残っています。そうです、高木に付着するツルアジサイ‼️
休憩ポイント、ハードルートでオーバーペースにならないように最後尾でかなり遅れてついて行きます
2023年01月07日 10:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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休憩ポイント、ハードルートでオーバーペースにならないように最後尾でかなり遅れてついて行きます
ブナ林は気持ち良く好きです。低木が埋まり切ってないが、雪質は悪くなく、滑走が楽しみ!早くも滑走して来た男性2人P、一難波山頂からとのこと
2023年01月07日 11:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ブナ林は気持ち良く好きです。低木が埋まり切ってないが、雪質は悪くなく、滑走が楽しみ!早くも滑走して来た男性2人P、一難波山頂からとのこと
大分登って来ました
2023年01月07日 12:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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大分登って来ました
1410mの稜線直下、視界が開けます
2023年01月07日 12:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1410mの稜線直下、視界が開けます
稜線まであと僅か、何とか一難波山頂まで頑張れそう
2023年01月07日 12:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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稜線まであと僅か、何とか一難波山頂まで頑張れそう
急登を頑張り1450mの稜線にトウチャコ、格好良いブナの大木
2023年01月07日 12:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 12:26
急登を頑張り1450mの稜線にトウチャコ、格好良いブナの大木
上から滑走して来た男女2人Pとすれちがう
2023年01月07日 12:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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上から滑走して来た男女2人Pとすれちがう
雨飾山方面か
2023年01月07日 12:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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雨飾山方面か
雪倉方面か?
2023年01月07日 12:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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雪倉方面か?
稜線はうねっており、その脇を進む
2023年01月07日 12:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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稜線はうねっており、その脇を進む
一難波山頂まであと僅か、頑張ります
2023年01月07日 12:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 12:53
一難波山頂まであと僅か、頑張ります
山頂直下、立派なブナについシャッターを押す。この辺は気持ち良く滑走できそう
2023年01月07日 12:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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山頂直下、立派なブナについシャッターを押す。この辺は気持ち良く滑走できそう
山頂にトウチャコ、雲で覆われ水墨画の世界
2023年01月07日 13:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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山頂にトウチャコ、雲で覆われ水墨画の世界
蒲原山へのトレースはない
2023年01月07日 13:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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蒲原山へのトレースはない
滑走準備が整い、蒲原山をバックに冥土の土産写真(またか、もう10枚以上)
2023年01月07日 13:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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滑走準備が整い、蒲原山をバックに冥土の土産写真(またか、もう10枚以上)
同行メンバーもパシャリ
2023年01月07日 13:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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同行メンバーもパシャリ
さあ滑走、上質パウダーで気持ち良い
2023年01月07日 13:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 13:37
さあ滑走、上質パウダーで気持ち良い
稜線からのの急斜面はテクニカル、薮も気になり、主に登りトレースを辿り横滑りでスピードコントロールしながら高度を落とすが、バランスを崩してメンバーの1人が転倒、ふくらはぎ下部からアキレス腱上部を痛めた。なんとか滑走は可能で、ゆっくり降った
2023年01月07日 13:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 13:51
稜線からのの急斜面はテクニカル、薮も気になり、主に登りトレースを辿り横滑りでスピードコントロールしながら高度を落とすが、バランスを崩してメンバーの1人が転倒、ふくらはぎ下部からアキレス腱上部を痛めた。なんとか滑走は可能で、ゆっくり降った
急斜面の薮が気になるエリアは上級者も極めて慎重に!
2023年01月07日 13:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 13:51
急斜面の薮が気になるエリアは上級者も極めて慎重に!
中盤からは斜度も緩み、上質パウダーに気持ち良くターンが描けた。マイシュプールにニンマリ1
2023年01月07日 14:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 14:02
中盤からは斜度も緩み、上質パウダーに気持ち良くターンが描けた。マイシュプールにニンマリ1
雪質は良いがまだまだ気が抜けません
2023年01月07日 14:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 14:09
雪質は良いがまだまだ気が抜けません
ウネリはあるが薮が少ないと気持ち良く滑走できる。先行するSリーダー
2023年01月07日 14:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/7 14:10
ウネリはあるが薮が少ないと気持ち良く滑走できる。先行するSリーダー
この辺はパウダーパラダイス、つい雄叫びを発してしまった
2023年01月07日 14:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 14:42
この辺はパウダーパラダイス、つい雄叫びを発してしまった
四国のOさん、狭い林間を縫うようにアルペンショートターン
2023年01月07日 14:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 14:43
四国のOさん、狭い林間を縫うようにアルペンショートターン
Sリーダー(アルペン)、この日は小生のみテレマーク(上級3名は二刀流)
2023年01月07日 14:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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Sリーダー(アルペン)、この日は小生のみテレマーク(上級3名は二刀流)
マイシュプールにニンマリ2
2023年01月07日 14:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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マイシュプールにニンマリ2
Nさん、プルークでスピードコントロールしながら
2023年01月07日 14:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 14:49
Nさん、プルークでスピードコントロールしながら
マイシュプールにニンマリ3
2023年01月07日 14:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 14:51
マイシュプールにニンマリ3
最後のマイシュプールにニンマリ4中部〜下部は日陰の林間北西斜面、多分風も弱く安定した上質パウダーが温存されているのであろう。
2023年01月07日 14:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 14:58
最後のマイシュプールにニンマリ4中部〜下部は日陰の林間北西斜面、多分風も弱く安定した上質パウダーが温存されているのであろう。
四国のOさんが最後にブリッジを渡り長い一日もフィナーレ間近
2023年01月07日 15:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/7 15:11
四国のOさんが最後にブリッジを渡り長い一日もフィナーレ間近
栂池スキー場の宿で夕食
2023年01月07日 17:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
1/7 17:43
栂池スキー場の宿で夕食
夕食後の二次会で恐れていた事態発生、大腿の痙攣、右→左と順番。四国のOさんにケアしていただき改善、もう大丈夫かと思いきや、その後両大腿が同時に痙攣してしまい、再びOさんにケアしていただいた。筋力トレに精を出さねば‼️
2023年01月07日 20:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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夕食後の二次会で恐れていた事態発生、大腿の痙攣、右→左と順番。四国のOさんにケアしていただき改善、もう大丈夫かと思いきや、その後両大腿が同時に痙攣してしまい、再びOさんにケアしていただいた。筋力トレに精を出さねば‼️

感想

・5〜6年前から蒲原山BCに憧れており、2020年2月に大雪な中、木地屋に向かったが、大量降雪でラッセル困難、早々敗退の苦い経験がある。ハードなロングルートなため体力的に無理と考えて諦めていたが、今回は八甲田の計画が直前に諸事情で中止、急遽Sリーダーの立案で1日目・蒲原山、2日目白馬乗鞍天狗原BCに転進することになった。
・周辺スキー場の積雪は200cm前後、12/31のヤマレコ報告で杉ノ平エリアの渡渉が微妙で薮も埋まり切ってないとのこと、不安を感じながらスタートしたが、その後の降雪で渡渉は比較的安全に通過できた。標高差500mほどの急斜面の多い登りは先行トレースを辿り順調に高度を上げることができ、スタートして4:43ほどで一難波山に登頂できた。
・滑走は序盤の稜線下の急斜面は薮も気になり、概ね登りトレースに沿った横滑りを駆使してスピードコントロールして標高を下げたが、テクニカルであり、バランスを崩して転倒したメンバーがふくらはぎからアキレス腱上部を痛めた。幸い滑走可能状態で焦らず慎重に降った。
・気温が高めで周辺スキー場の最高気温予想が0〜1℃であったが、北西斜面の林間で上質パウダーが温存されており、中〜下部で気持ち良い林間滑走を楽しめた。

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