仙ケ岳〜宮指路岳へ雪山ハイク
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
いつもなら山スキーに何回か行っている時期だが、今年はまとまった雪が降らず鈴鹿の雪山ハイクへ。計画では石水渓から仙ケ岳〜宮指路岳〜イワクラ尾根〜入道ケ岳〜椿大神社として、車を下山予定の椿大神社登山者用第3駐車場にデポして石水渓バンガロー村へ。
まずは石水渓からまだ歩いたことがない南尾根経由で仙ケ岳を目指す。小尾根を越して白糸の滝に立ち寄るとエメラルドグリーンの滝つぼに流れ落ちるやや太めの白い糸の水流が絵になっている。一旦戻り、荒廃した林道を上流へどんどん登っていく。登山道になってしばらくで南尾根コースと白谷コースの分岐。水の少ない沢に沿って右へ左と渡りながら遡上してぐっと登り上がると南尾根コースの鞍部に。ここには滝谷不動さんが鎮座し、鎖がつけられた大きな岩の上の石仏にはお花も供えられ、今なお地元の方に大切に守られていると感じた。
ここから尾根コースへ。いきなりロープが張られた岩をよじ登り、ひたすら狭い尾根の急登となる。ある程度上がると登山道にそこそこの積雪も現れたためロングスパッツをつけ小さな岩峰のアップダウンを繰り返す。コースは整備され標識やテープも多いが意外に時間がかかる。高度を上げるとこの山域の特徴である奇岩も現れ、遠くへ鈴鹿南部の主稜線がのぞまれ、三重県側の切り立った山々が重なる光景も美しい。
仙の石が見えて一登りで双耳峰の東のピークの一角へ。一旦下って主峰の山頂へ行くと360度の大展望。北に続く稜線上には遠く鎌ケ岳や御在所山、西へ雨乞岳や綿向山が白い稜線を見せている。登ってきた仙ケ岳南尾根は凹凸が続き、その向こうの伊勢湾は霞がかかって見えない。鈴鹿主稜線の南へはまだまだ山々が続いている。
ここから北を目指す。反対方向からの踏み跡があり助かる。この主稜線も結構アップダウンが多くて消耗する。気温が高くて雪も緩み時々ずぼっと足が埋まってしんどい。出会った登山者は結局南尾根コースでの後続のお一人だけで、本当に静寂の雪山ハイクとなった。宮指路岳に到着し時間を見ると、予定以上に時が過ぎちょっと入道までどうかという気にもなった。この山頂から地図を確認せずに雪のトレースをたどって進んでしまい、気が付くと小岐須方面へのコースに入っていた。引き返すか思案するも疲労度と入道までのコースの長さを考えると、ここからの下山がベターと判断し、そのまま下った。このコースもしっかりと整備され安心して下れ、舗装林道へ。
キャンプ場を抜けたところにあった屏風岩は渓谷の左右にまさに屏風のようなおおきな岩が続き見事な景観を見せてくれた。工場の脇を通って集落に出ると、車がデポしてある椿大神社まで東海自然歩道を経由して戻ることに。距離を心配したが2.2kmの表示にホッ。自然歩道は放置された茶畑から杉林、古いお寺、きれいな茶畑など山すそを通って参拝客で賑わう椿大神社駐車場に戻った。
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