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Yamareco

記録ID: 508893
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

志賀高原・笠ヶ岳+志賀山(信州・越中名山ツアーPt.1:おまけで登った裏志賀から「エメラルドの瞳」が!)

2014年09月13日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.7km
登り
597m
下り
804m

コースタイム

日帰り
山行
3:59
休憩
1:07
合計
5:06
12:06
27
峠の茶屋・笠ヶ岳登山口
12:33
13:01
20
笠ヶ岳山頂
13:21
13:28
13
峠の茶屋
13:41
13:46
27
硯川駐車場(※車で移動)
14:13
14:17
15
渋池
14:32
14:32
41
志賀山分岐
15:13
15:19
23
志賀山頂
15:42
15:42
6
裏志賀分岐
15:48
16:01
14
裏志賀山頂
16:15
16:19
21
四十八池
16:40
16:40
32
志賀山分岐
17:12
硯川駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笠ヶ岳:山田牧場より林道を峠の茶屋へ。駐車スペースあり
志賀山:硯川・四十八池巡りコース入口に駐車スペースあり
コース状況/
危険箇所等
笠ヶ岳:山頂の岩場が一部崩落、立入禁止箇所あり
その他周辺情報 中野へ下る途中、湯田中・渋温泉「わくわくの湯」で日帰り入浴可(大人500円)
秋の3連休、久々の晴れの週末です!まずは長野新幹線で出動。窓外に赤城を遠望。車内はガールスカウトの一行で満席…
秋の3連休、久々の晴れの週末です!まずは長野新幹線で出動。窓外に赤城を遠望。車内はガールスカウトの一行で満席…
今日は榛名も真っ晴れ。朝からハイカーで賑わってることでしょう。
今日は榛名も真っ晴れ。朝からハイカーで賑わってることでしょう。
長野駅到着。真っ晴れにテンションUp!軽自動車借り、いざ志賀高原へ。
長野駅到着。真っ晴れにテンションUp!軽自動車借り、いざ志賀高原へ。
山田牧場手前の水場で天然水補給。明治時代から牧場関係者に使われていた由、長い歴史を感じさせます。
山田牧場手前の水場で天然水補給。明治時代から牧場関係者に使われていた由、長い歴史を感じさせます。
山田牧場全景を俯瞰。上部はスキーゲレンデ、キャンプもできます。
山田牧場全景を俯瞰。上部はスキーゲレンデ、キャンプもできます。
ラクして峠の茶屋までクルマで登山。山の神の怒りに触れたか、笠ヶ岳山頂付近ガスってます…。
ラクして峠の茶屋までクルマで登山。山の神の怒りに触れたか、笠ヶ岳山頂付近ガスってます…。
横手山〜草津白根~御飯岳方面の稜線展望は良好。
横手山〜草津白根~御飯岳方面の稜線展望は良好。
熊の湯方面に雰囲気の良いハイキングコースが伸びてます。
熊の湯方面に雰囲気の良いハイキングコースが伸びてます。
夏の花々もそろそろ店じまいのようですね。
夏の花々もそろそろ店じまいのようですね。
とんがったピークなので、山頂まで急坂が続きます。
とんがったピークなので、山頂まで急坂が続きます。
一旦傾斜が緩んだ後、山頂直下の急坂へ。ロープを頼りに登ります。
一旦傾斜が緩んだ後、山頂直下の急坂へ。ロープを頼りに登ります。
山頂到着。ちょうど居合わせた小さなお子さん3人連れのお父さんに証拠写真をお願いしました。展望はイマイチですね〜。
2014年09月13日 12:36撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/13 12:36
山頂到着。ちょうど居合わせた小さなお子さん3人連れのお父さんに証拠写真をお願いしました。展望はイマイチですね〜。
山名標識がないので、「笠ヶ岳」の名の入った祠のお札撮影。
山名標識がないので、「笠ヶ岳」の名の入った祠のお札撮影。
長野・須坂方面の展望は利いてます。
長野・須坂方面の展望は利いてます。
志賀高原中心部の鉢山方面。このあたりは、2000m級の山頂直下までクルマでアクセスでき、家族連れやお子ちゃまにも手頃なハイキングコースですね。
志賀高原中心部の鉢山方面。このあたりは、2000m級の山頂直下までクルマでアクセスでき、家族連れやお子ちゃまにも手頃なハイキングコースですね。
ガスが少し上がり、浅間の肩の稜線が見えてます。手前右は万座から御飯岳へと延びる上信国境稜線。
ガスが少し上がり、浅間の肩の稜線が見えてます。手前右は万座から御飯岳へと延びる上信国境稜線。
御飯岳(正面)の向こうに、菅平(根子岳?)も少し見えてきました。
御飯岳(正面)の向こうに、菅平(根子岳?)も少し見えてきました。
笠ヶ岳の名前そのままの山容です。軽く足慣らしのつもりが、結構エンジンかかりました。
笠ヶ岳の名前そのままの山容です。軽く足慣らしのつもりが、結構エンジンかかりました。
折角なので、池巡りを兼ねてもう一山登ります。こちら硯川から見ると、笠ヶ岳はとてもイケてます!
折角なので、池巡りを兼ねてもう一山登ります。こちら硯川から見ると、笠ヶ岳はとてもイケてます!
リフトで登れる300名山、横手山をバックに、キキョウ咲く湿原。天気が再び良くなり、汗ばむくらいです。
リフトで登れる300名山、横手山をバックに、キキョウ咲く湿原。天気が再び良くなり、汗ばむくらいです。
ここは「前山湿原」というそうです。
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ここは「前山湿原」というそうです。
渋池。水面に木々が映り、渋い味出してます!
渋池。水面に木々が映り、渋い味出してます!
志賀山頂到着。最後は結構な急登でした。他に登山者もおらず、山名標識が地面に立っているため、苦しい姿勢でセルフ撮影。またガスが出てきたので、サクッと下りましょう。
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志賀山頂到着。最後は結構な急登でした。他に登山者もおらず、山名標識が地面に立っているため、苦しい姿勢でセルフ撮影。またガスが出てきたので、サクッと下りましょう。
横手山方面もガスが濃くなってきました…。
横手山方面もガスが濃くなってきました…。
四十八池方面へ下っていきます。
四十八池方面へ下っていきます。
東舘山のゴンドラ駅が見えます。志賀高原最高峰・岩菅山への登路があり、約25年前に歩いたルートです。
東舘山のゴンドラ駅が見えます。志賀高原最高峰・岩菅山への登路があり、約25年前に歩いたルートです。
四十八池と横手山。ガスがまた晴れてきました!湿原は早くも少し秋色に染まっています。
四十八池と横手山。ガスがまた晴れてきました!湿原は早くも少し秋色に染まっています。
ガスが晴れたのと、一応2000m超のピークなので、裏志賀山へ登ってみると、この大沼池の絶景!吾妻連峰の一切経山・「魔女の瞳」にも匹敵する、素晴らしいエメラルドブルーです!!
2014年09月13日 15:49撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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9/13 15:49
ガスが晴れたのと、一応2000m超のピークなので、裏志賀山へ登ってみると、この大沼池の絶景!吾妻連峰の一切経山・「魔女の瞳」にも匹敵する、素晴らしいエメラルドブルーです!!
山頂の志賀山神社の祠。ここも山名標識がありません(涙)。それにしても、「裏」の方が本家より格式があり、標高も高い割に不遇(岩菅山も)なのは、志賀高原お決まりのパターンなのでしょうか?
山頂の志賀山神社の祠。ここも山名標識がありません(涙)。それにしても、「裏」の方が本家より格式があり、標高も高い割に不遇(岩菅山も)なのは、志賀高原お決まりのパターンなのでしょうか?
四十八池へ下りてきました。夕暮れが迫り、登山リフトの営業も終わって、雰囲気の良い湿原を一人占めです!
四十八池へ下りてきました。夕暮れが迫り、登山リフトの営業も終わって、雰囲気の良い湿原を一人占めです!
今登ってきた裏志賀山。登り口に鳥居が立っており、山全体がご神体という感じです。
今登ってきた裏志賀山。登り口に鳥居が立っており、山全体がご神体という感じです。
夏の名残から秋色へのグラデーションですね。
夏の名残から秋色へのグラデーションですね。

感想

 毎年冬ごもり前の「稼ぎ時」となる秋の3連休第1弾、久しぶりの好天予報に、夏場の週末「ほぼ全滅…」状態の天候不順で溜まったフラストレーションを一掃する絶好のチャンス、ということで、来春の北陸新幹線開通を待ち切れず、開通区間の長野〜糸魚川〜富山を横糸でつなぐツアーを企画。初日は足慣らしを兼ね、堂々たる山容の2,000m峰でありながら、山頂まで30分弱の登山口までクルマでアクセス可能な、志賀高原・笠ヶ岳をチョイス。ややマニアックなコース取り+長距離移動もあり、今回も気楽なソロ山行です。
 移動の新幹線で赤城・榛名をまぶしく眺め、真っ晴れの長野駅を軽レンタカーで意気揚々と出発。麓の山田牧場を一望できる林道途中の展望スポットまでは天候もまずまず。ところが、不心得な午後出発やマイカー登山の安直さが北信の山の神の怒りに触れたか、昼過ぎに笠ヶ岳登山口の茶屋に着く頃には、山頂付近に妖しげな灰色の雲が掛かり始めます。腹を括って、階段だらけの登路を黙々と登っていくと、ここは文字通りの家族向けハイキングコース、老若男女が入り乱れて登下山していきます。やや場違い感を覚えながらも、最後のロープの付いた急坂を突破、アッサリと山頂到着。展望はイマイチですが、ガスの薄い長野・須坂方面の下界と、万座〜御飯岳の稜線から菅平方面への眺望はやや拓けています。若いご夫婦の小さなお子ちゃま達が頂上の岩場を駆け回る(正直、岩角に頭でもぶつけないかとハラハラでした…)のを横目に、山名標識の代わりに祠をバックに記念撮影、ゆっくり昼食をとった後、恐らくこれまでの201〜300名山で最もラクして踏んだ山頂を後に、茶屋へ下ります。
 時間はまだ13:30前、富山方面へ移動するにはさすがに早すぎ、温泉でサッパリするほど汗もかいていませんので、志賀エリアの手頃な2,000mピークをもう一つ、ということで、クルマで10分強、温泉ホテルの建ち並ぶ硯川の駐車場へ移動。約40年前の家族旅行で訪れて以来の四十八池巡りを兼ね、志賀山への登路を辿ります。これ以上、山の神の怒りに触れてはならぬ、と前山の登山リフトはさすがにパス、林道から湿原・渋池を経て、昨年5月にこれまたラクして踏んだ横手山の立派なピークを眺めながら、分岐から意外と急な登りにかかります。さすがに時間も遅く、ベテラン夫婦一組とすれ違ったのみで、今から山頂目指すのは小生のみ。それでも呆気なく志賀山頂上へ到達、苦労して這いつくばりながらセルフ証拠写真を撮るうち、一時期薄くなった周囲のガスが再び濃くなってきて、何やら夕立の気配。
 裏志賀山はパスし池巡りに下ろう、と思ったのも束の間、鞍部への登り返しが意外とこたえ、ガスも再び晴れてきて、裏志賀山は目の前ということで、急遽ピストンを決行。かつての山岳信仰の賑わいを彷彿とさせる古い祠などの建つ地味な山頂を通り過ぎ、展望の拓けた登山路のどん詰まりまでやって来ると、何とビックリ、吾妻連峰の有名な「魔女の瞳」にも匹敵するようなエメラルド色に輝く大沼池が眼下に出現!こんな奥山の絶景を一人静かに眺められる幸せを噛みしめつつ、この10数年来の名山ハンティングで、いかに地味な山々の「見るべき景色」を素通りし、見過ごしていることか、と改めて反省しきり。
 この素晴らしい「隠れた名山」に一礼して、秋の気配迫る四十八池へ下り、観光客に混じって硯川に戻ると、さすがに時間は17時を回り、温泉で汗を流すにもちょうど良い時間+疲労度です。ここから信州中野へのルート上にあり、便利なロケーションの湯田中・渋温泉「わくわくの湯」で、大人500円という割安ながら充足度の高い露天風呂でサッパリ、着替えも済ませて下界へ降り、ハシゴ登山者の強力な味方・イオンSCで夕食+明日の食料調達を済ませ、夜の驟雨の中、高速を飛ばして富山・らいちょうバレーへ移動。フンドシをしっかり締め、態勢を立て直して、明日はヤマレコの先達記録を見ても結構タフそうな鍬崎山にチャレンジです。

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利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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