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Yamareco

記録ID: 5106251
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

岩殿山

2023年01月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:41
距離
5.7km
登り
484m
下り
483m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:29
休憩
1:11
合計
2:40
8:55
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8
9:03
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5
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19
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3
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1
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0
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3
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1
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0
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0
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5
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7
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1
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9
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11
11:25
11:25
1
11:26
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
畑倉登山口
駐車できるスペースはあるのですが、資材置き場のようにもなっていて駐めていいのかどうかわからず、結局丸山公園駐車場に駐めてここまで歩きました。
2023年01月21日 09:04撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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畑倉登山口
駐車できるスペースはあるのですが、資材置き場のようにもなっていて駐めていいのかどうかわからず、結局丸山公園駐車場に駐めてここまで歩きました。
2023年01月21日 09:05撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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鬼の岩屋
桃太郎伝説というのがあるらしい。
2023年01月21日 09:08撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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鬼の岩屋
桃太郎伝説というのがあるらしい。
大月市観光協会のウェブサイトによると

昔むかし、おばあさんが「桂川」で洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこと大きな桃が「ももくら山」の麓から流れてきました。その桃から生まれたのが「桃太郎」。「鶴島」にて成長した桃太郎は、「岩殿山」に住む悪い鬼の退治に出かけました。道中、腰に付けたきび団子をあげ、「犬目」でイヌを「鳥沢」でキジを、「猿橋」 でサルを家来にしました。桃太郎軍団との激闘の末、攻撃に耐えかねた鬼は逃げ出し、隣の「徳巌」に足をかけると、哀れなことに股が裂けてしまいました。

だそうです。
2023年01月21日 09:08撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1/21 9:08
大月市観光協会のウェブサイトによると

昔むかし、おばあさんが「桂川」で洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこと大きな桃が「ももくら山」の麓から流れてきました。その桃から生まれたのが「桃太郎」。「鶴島」にて成長した桃太郎は、「岩殿山」に住む悪い鬼の退治に出かけました。道中、腰に付けたきび団子をあげ、「犬目」でイヌを「鳥沢」でキジを、「猿橋」 でサルを家来にしました。桃太郎軍団との激闘の末、攻撃に耐えかねた鬼は逃げ出し、隣の「徳巌」に足をかけると、哀れなことに股が裂けてしまいました。

だそうです。
畑倉神宮
2023年01月21日 09:11撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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畑倉神宮
登り着いた場所が本丸です。裏手からいきなり本丸に攻め込んじゃった感じですね。

円通寺跡方面への登山道の標識。そちらは通行止め。
もともと岩殿山は九世紀末、天台宗の岩殿山円通寺として開山したのがはじまりだそうです。十三世紀には修験の山として栄えていたらしい。
2023年01月21日 09:38撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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登り着いた場所が本丸です。裏手からいきなり本丸に攻め込んじゃった感じですね。

円通寺跡方面への登山道の標識。そちらは通行止め。
もともと岩殿山は九世紀末、天台宗の岩殿山円通寺として開山したのがはじまりだそうです。十三世紀には修験の山として栄えていたらしい。
本丸といっても天守があったわけではなく、見張り台と狼煙台とちょっとした建物って感じだったんじゃないでしょうか。
2023年01月21日 09:38撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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本丸といっても天守があったわけではなく、見張り台と狼煙台とちょっとした建物って感じだったんじゃないでしょうか。
絶景かな、絶景かな・・。
岩殿城は小山田氏のお城ですが、小山田の本城はここから9kmほど富士山側、今の都留市役所の場所にあった谷村館(谷村城とも)です。岩殿城は通常はあくまで街道の監視用、守備用の城だったのでしょう。だいたいどのくらいの数の兵が常駐していたのでしょうね。
2023年01月21日 09:38撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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絶景かな、絶景かな・・。
岩殿城は小山田氏のお城ですが、小山田の本城はここから9kmほど富士山側、今の都留市役所の場所にあった谷村館(谷村城とも)です。岩殿城は通常はあくまで街道の監視用、守備用の城だったのでしょう。だいたいどのくらいの数の兵が常駐していたのでしょうね。
山頂から小山田氏の居城である谷村館は見通せませんが、詰城の勝山城であれば見通せます。狼煙で通信は容易にできたでしょう。今は狼煙の代わりに通信機能を担うアンテナが。
2023年01月21日 09:39撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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山頂から小山田氏の居城である谷村館は見通せませんが、詰城の勝山城であれば見通せます。狼煙で通信は容易にできたでしょう。今は狼煙の代わりに通信機能を担うアンテナが。
蔵屋敷跡、食糧庫、武器庫ですな。
2023年01月21日 09:42撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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蔵屋敷跡、食糧庫、武器庫ですな。
南物見台に乃木大将の漢詩が・・・
欲問当年遺恨長 英雄前後幾興亡
巉巌千尺荒墟上 仗剣帳然見夕陽
陸軍中佐だった明治12年に、戦術研究のため従兵二人と登ったのだそうです。難攻不落の旅順要塞、二百三高地を攻めるのは25年後明治37年。
2023年01月21日 09:46撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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南物見台に乃木大将の漢詩が・・・
欲問当年遺恨長 英雄前後幾興亡
巉巌千尺荒墟上 仗剣帳然見夕陽
陸軍中佐だった明治12年に、戦術研究のため従兵二人と登ったのだそうです。難攻不落の旅順要塞、二百三高地を攻めるのは25年後明治37年。
2023年01月21日 09:47撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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2023年01月21日 09:47撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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南物見台からの展望。中央下側に見えるのが大月駅。
甲州街道と富士吉田に至る富士みちの往来を完全に把握できる絶好の展望台。
2023年01月21日 09:50撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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南物見台からの展望。中央下側に見えるのが大月駅。
甲州街道と富士吉田に至る富士みちの往来を完全に把握できる絶好の展望台。
富士山方面展望写真に山名入れてみました。右端、切れちゃってるのは高川山です。あまりこの辺り歩いたことがないので、今年中には菊花山、九鬼山あたりを歩いてみたいなと思ってます。
手前に見える川が桂川。この深い渓谷は天然の堀。山城として絶好の場所だなぁと改めて思います。
2023年01月21日 09:53撮影 by  X-T20, FUJIFILM
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富士山方面展望写真に山名入れてみました。右端、切れちゃってるのは高川山です。あまりこの辺り歩いたことがないので、今年中には菊花山、九鬼山あたりを歩いてみたいなと思ってます。
手前に見える川が桂川。この深い渓谷は天然の堀。山城として絶好の場所だなぁと改めて思います。
右奥の山が雁が腹摺山。一際高く、雁が腹を摺りそうに見えても不思議はありませんね。
岩殿山の稜線も秋にも歩いてみたいと思わせる風情です。
2023年01月21日 09:56撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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右奥の山が雁が腹摺山。一際高く、雁が腹を摺りそうに見えても不思議はありませんね。
岩殿山の稜線も秋にも歩いてみたいと思わせる風情です。
揚城戸跡。
地形を利用して門が作られていたようです。
2023年01月21日 10:03撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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揚城戸跡。
地形を利用して門が作られていたようです。
揚城戸跡の大岩をよくみてみると・・数センチくらいの丸い石が沢山埋まっていることに気がつきました。礫岩です。岩殿山のでっかい岩壁は全部礫岩!思わずブラタモリモードに移行。
この礫岩層は桂川礫岩層と呼ばれ、もともと日本列島(関東山地)と北上してくる丹 沢地塊の間にできた細長い浅海(トラフ)に堆積した 砂礫層が、北側の関東山地に押し付けられて隆起し たものと、山梨地球科学研究所だよりに書いてありました。
2023年01月21日 10:07撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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揚城戸跡の大岩をよくみてみると・・数センチくらいの丸い石が沢山埋まっていることに気がつきました。礫岩です。岩殿山のでっかい岩壁は全部礫岩!思わずブラタモリモードに移行。
この礫岩層は桂川礫岩層と呼ばれ、もともと日本列島(関東山地)と北上してくる丹 沢地塊の間にできた細長い浅海(トラフ)に堆積した 砂礫層が、北側の関東山地に押し付けられて隆起し たものと、山梨地球科学研究所だよりに書いてありました。
西物見台からの展望。真ん中左寄り、尖って見えるのが滝子山かな。
この目の前にデッカイ岩があったらしい。
礫岩のね✌️
2023年01月21日 09:59撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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西物見台からの展望。真ん中左寄り、尖って見えるのが滝子山かな。
この目の前にデッカイ岩があったらしい。
礫岩のね✌️
西物見台の大岩のお話がこちらに。
2023年01月21日 09:59撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1/21 9:59
西物見台の大岩のお話がこちらに。
稚児落とし方面まで歩く元気はなかったので、本丸、狼煙台に戻ってきました。来た道を下山。
2023年01月21日 10:39撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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稚児落とし方面まで歩く元気はなかったので、本丸、狼煙台に戻ってきました。来た道を下山。

感想

登山というより登城。岩殿山探訪。岩殿城は、1582年、領主であった小山田信茂が岩殿山城へ落ち延びてくる主君、武田勝頼を郡内に入れず、勝頼は天目山で自害、信茂は不忠を咎められ織田信長により処刑されたというエピソートで有名なお城です。てか、そのエピソードくらいしか知りません(^^; 桜の季節、中腹の丸山公園までは何度か来ているのだけれど、山頂まで登ったことはこれまで無し。行きたいと思いつつ、いつでも行けると思っていたら、数年前から丸山公園からの登山道は通行止めに。ますます足が遠のいたのですが、調べたら畑倉登山口からも短時間で登れることに気がついて今回初登城。

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