赤石岳、悪沢岳 椹島から周回

2014年09月13日(土) 〜 2014年09月15日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 27.5km
• 登り: 3,119m
• 下り: 3,117m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:00

12:10 椹島ロッジ
16:10 赤石小屋

2日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 2:05
• 合計: 11:00

5:05 赤石小屋
5:40 5:50 富士見平
7:20 7:20 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:45 8:05 赤石岳
8:35 8:35 小赤石岳
9:40 9:40 大聖寺平
10:10 10:55 荒川小屋
12:05 12:05 荒川前岳
12:15 12:15 荒川岳（中岳）
12:25 12:50 荒川中岳避難小屋
13:55 14:20 悪沢岳
14:45 14:45 丸山
15:30 15:30 千枚岳
16:05 千枚小屋

3日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:00

5:10 千枚小屋
6:05 6:10 見晴岩
8:55 8:55 滝見橋
9:10 9:10 椹島ロッジ
9:10 ゴール地点

天候

晴、曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙駐車場から東海フォレスト送迎バスで椹島往復

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありませんが、地図で「危」マークのところは気をつけてください。

その他周辺情報

帰りに温泉あるだろうと漫然と帰路走っていましたが、白樺荘（ここは登山帰りの人でいっぱいでした）を過ぎたら見つからなくて。今度はちゃんと調べていこうと思います。

写真

9/13 8:01

6時過ぎに駐車場に着きましたが、送迎バスがスムーズでなく、バスに乗れたのは11時でした！
理由は後でわかりましたが

9/13 11:55

12時に椹島に着いたらヘリ（写真の真ん中に見えます？）が降りてきました

9/13 11:56

朝に登山道で意識を失った人がいて、椹島ロッジに収容したとのこと。その移送のための救急ヘリです。
これで送迎バスに人手がまわらなかったようです

9/13 12:12

12時過ぎてやっと山登り開始。
寝不足と待ち疲れで体がきついです。

9/13 15:10

歩荷返しに入ると

9/13 15:15

さらに角度がきつい。

9/13 16:08

赤石小屋に到着！
バス乗車が3時間遅れたので、本日はここにお泊りとしました♪

9/13 16:19

小屋からは逆光の赤石岳が見えました。

9/14 5:04

おはようございます。
赤石岳にも朝日が当たり始めたので出発。

9/14 5:38

富士見平からは富士山や

9/14 5:39

赤石岳はもちろん

9/14 5:39

荒川三山や

9/14 5:40

聖岳方面もよく見えます

9/14 6:13

月と赤石岳

9/14 6:34

さて、本日1つめの急坂

9/14 6:55

写真撮りながら休憩(^^;

9/14 7:08

こいつを登ると

9/14 7:21

尾根に出ました。
汗だくだったのに、冷たい風でびっくり

9/14 7:21

これは奥茶臼の方面だと思います
良い見晴らし

9/14 7:22

赤石岳に向かいます

9/14 7:43

赤石岳山頂！

9/14 7:44

聖岳方面

9/14 7:44

赤石岳避難小屋
当初はここに宿泊の予定でした

9/14 8:08

小赤石岳（手前）に向かいます

9/14 8:36

小赤石岳山頂！

9/14 8:42

いやぁ、気持ちのよい尾根歩き♪

9/14 8:48

赤石岳を振り返り

9/14 8:52

荒川前岳＆中岳が正面

9/14 8:52

悪沢岳は隠れています
悪いやつなんでしょうか？

9/14 8:53

ここから相当下ります
もったいない

9/14 9:10

険しい山々の中、この丸いのは一体なに？
デザインした人にどういう意図なのか訊きたくなります

9/14 9:26

お、悪沢岳が姿を見せています
悪いやつではなさそうです

9/14 9:41

大聖寺平
赤石岳側と荒川三山側の間の鞍部

9/14 9:41

手前斜面右側の筋のトラバースを行きます

9/14 9:53

こりゃまた気持ちいい♪

9/14 10:05

中岳が迫ってきたら

9/14 10:12

荒川小屋に到着！
カレーを食べました

9/14 11:00

荒川小屋を出てから赤石岳方面に振り返ったところ
絵になりますね

9/14 11:01

さて、本日2つ目の急坂

9/14 11:11

また、汗かいてきちゃいました

9/14 11:25

マツムシソウ

9/14 11:33

リンドウ

9/14 11:45

こいつを登ると

9/14 11:58

前岳と中岳の間の稜線に出ます

9/14 12:03

前岳頂上！

9/14 12:04

山頂すぐ裏は崩壊地
凄いのでけっこうびびります

9/14 12:09

中岳に向かいます

9/14 12:15

中岳山頂！

9/14 12:15

北側は晴れていますが、塩見岳の頭は隠れてました

9/14 12:18

中岳避難小屋でおやつ休憩

9/14 12:56

悪沢岳へ向かいます
尾根にガスが当たって、そのまま上に登ってますね

9/14 13:15

中岳から降りたらしばらくゆるい尾根道ですが

9/14 13:21

本日3つめの急坂

9/14 13:35

急なガレ場を越えたので中岳方面を見ながら一服

9/14 13:35

あと少し

9/14 13:55

赤！
と思っていたら

9/14 13:57

悪沢岳山頂！

9/14 13:57

山頂はゴロゴロの岩石の原

9/14 14:05

かなりガスっちゃってます

9/14 14:24

岩ゴロゴロの向こうの丸山方向へ向かいます

9/14 14:28

赤！

9/14 14:34

茶！

9/14 14:46

丸！
先ほどと同じ丸デザインですね

9/14 14:53

丸山過ぎてハイマツの原をのんびり行くと

9/14 14:56

鳥！

9/14 15:07

猿！

9/14 15:13

鳥と猿の写真撮るのに夢中になっていましたが、千枚岳に向かいます

9/14 15:18

けっこうな岩場が続きます

9/14 15:28

千枚岳山頂！

9/14 16:07

千枚小屋到着！

9/15 5:09

おはようございます
小屋の正面が富士山
名残惜しいが下山開始

9/15 6:05

下山途中で唯一の見晴らし
赤石岳と

9/15 6:05

荒川三山
では、さようなら

9/15 8:44

かなり下って足がきつくなってきたら、おしゃれなつり橋

9/15 9:08

椹島に無事到着

感想

atchy36

1日目
8時の送迎バスに乗るために6時半には畑薙の駐車場に着きましたが、すでに満杯に近く、なんとか停めるスペースを見つけました。バス乗り場には大勢の人が待っていて8時前から臨時便が出ていましたが、その後がスムーズでなく結局11時にバスに乗ることができました。帰りに聞いた話では、朝に聖沢口からの登山道で意識を失った登山者がいて、椹島ロッジへ搬送したりと大変だったようです。
というわけで登り始めが12時を過ぎてしまったので、当初宿泊予定していた赤石岳避難小屋は諦めて、赤石小屋に泊まることにしました。寝不足や待ち疲れもあって体が重くてやけにきつい登りになりましたが、なんとか小屋に到着しました。宿泊者はけっこういましたが、ぎゅうぎゅう詰めではありませんでした。
2日目
朝暗いうちに出発し、富士見平で朝日の受ける山々を堪能した後、登りが続きます。風のない南東斜面のきつい登りで汗だくになってましたが、尾根に出ると風が通っているのでひんやり。
赤石岳は広い山頂で見晴らし抜群。ここで夜明けを迎えたかったなぁ。ここから小赤石岳の肩までは景色を眺めながらのんびりと稜線歩きができます。
肩からは一気に下ります。下りきったところから振り返ると、さっきまでいた小赤石岳の肩がずいぶん上に見えて、この高さもったいないなとも思ったり。ここから荒川小屋までのトラバースは日当たりもよく気持ちよく歩けました。
小屋からしばらくはゆるい登りですが、前岳・中岳を仰ぎ見る辺りからきつい登りで、またまた汗だくになって尾根に到着。前岳頂上のすぐのところからは大きな崩壊地があり、あまりに規模が大きいので驚きます。中岳も見晴らしが良いロケーションですが、だんだんガスが出てきたので赤石岳さえもよく見えなくて残念。
中岳避難小屋を過ぎたら急降下し、本日3回目のきつい登りがあり、やっとこさ悪沢岳に着きました。山頂は広くて大きな岩がごろごろとしています。このごろごろ岩の向こうに丸山が見えますが、ヘンなコントラストの風景です。丸山を過ぎたハイマツの原に行くと鳥（名前がわかりません）は飛び交っているわ、猿は遊びまくっているわで、3000m近い高地であることを忘れます。
千枚岳に向かう岩場はちょっと危ない感じですが、慎重に進んでいけば問題はありません。千枚岳から下って、やっと千枚小屋に到着。なんと生ビールがありました。うまい！
3日目
朝焼けの富士山を堪能したら、名残惜しいですが下山開始。ひたすら樹林帯なので眺望はありませんが、見晴台で赤石岳、荒川三山が見えます。山々に別れを告げて下山しましたが、かなり下ってからの岩場の登り降りなど、けっこうこたえる道を降りて椹島に戻りました。
おなかいっぱい堪能した3日間の山行でした。来年もこの近辺に来ようと思います。