団体さん引率で十勝岳登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
天候 | 晴れ、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ありません。 |
写真
感想
山岳ガイドさんのたいへんさがよく分かりました(^^)
何度も登っている十勝岳–望岳台の往復ルートですが、20名以上も引き連れていくのは、たいへんで、メンバーの体調やペースや天候を考慮するなど、たいへん苦労することを学びました。
朝バスに乗り込み、40名以上で望岳台到着後に記念撮影をして、登頂組と下る組に分かれ、27名で山頂に向かうことに。下山組は、その後、防災センターや青い池にも数名いったらしい。そして、今回のほとんどのメンバーは登山初体験者ばかり。
隊列の最後尾について、ゆっくりと進む。
(最前列は、大雪青年の家のスタッフにお願いしておりました。)
最初に難しいと思った点は、水分補給。1ℓ以上持ち歩いてというアナウンスを事前にしておきましたが、避難小屋で既に半分消費しているという人が数名。これはヤバいと思った最初はこのときでした。一応、自分は3ℓ以上持ち歩いておきましたので、少しおっそわけ。
天候はほとんどガスっていましたが、白銀荘分岐点あたりで一瞬山頂が見えて、少しだけテンションが上がりましたが、すぐに雲がかかってきます。その後は昭和火口ぐらいまで真っ白の中を黙々と登り、一瞬雲が切れたときに、現在のいる場所が分かった途端に歓声があがりました。最前列と最後尾がけっこう離れた状態でしたが、ようやくお互い見えるようになったのと、現在いる場所に感動した様子。
スリバチ火口到着した瞬間の最前列は、どんな感じだったのか?(たぶん歓声が上がったんだろうな。)
避難小屋通過後から徐々に遅れる人もでてきて、ゆったりゆっくりと登ります。スリバチ火口到着時で、ちょっと余裕が無さそう。スリバチ休憩後、もう少し登った平たいところで全員お昼休憩をとることに。食べはじめていると冷たい風が襲ってきて、みんな寒い寒いといいはじめましたが、さっさと食べて登りはじめると風が少し収まってきたようです。
お昼ご飯ポイントから2名が引き返すことになりました。体力の限界に来ていたんでしょう。スタッフと3名下山で、無線を預かり、残りの急斜面に向かいます。
さすがに急斜面は堪えたようで、登山靴を使用していない数名は滑らないように、と慎重になっていました。そして無事に残りのメンバーは登頂。4時間かけてゆっくり登りました。
眺めはそこそこ。風もほとんどなく、360度パノラマとまではいかなったですが、美瑛岳や富良野岳を見ることできたのでまずまずだったでしょう。
下りもゆっくり3時間かけておりました。無事に怪我もなく全員戻ることが出来てほっとしました。天気もまずまずでしたし、参加者全員満足の表情やコメントを残していましたので、苦労したかいがありました。
山岳ガイドのみなさんほんとうに毎回お疲れさまです。
2〜3人を連れて行くことと10名以上の団体引率と、かなり違うこと、重々理解しました。そういった意味でも大きな経験となった山行でした。
※ タイムラインの時刻は、最後尾の動きをもとに記載しています。
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